牛乳パンは糸魚川市の人なら誰でも知っている、五十年も前から何も変わっていない「いのや商店」の菓子パンである。
フワフワの生地に、白いクリームがサンドイッチになっている全国どこにでもありそうな菓子パン。
特に美味いというものでもないが、パッケージを見ると、つい微笑んでしまう。
左側の牛と女の子の顔と、右の男の子のタッチが明らかに違うのは何故?
左のイラストは、どっかから引っ張ってきたデザインの切張りで、右がいのや商店さんの子供が描いたのかな?
それにしても左のイラストに比べたら、右側の男の子は妙にリアルで、心なしか不敵に笑っている。
ヘアースタイルも乱れているぞ・・・何者???
このパッケージを見る度に、色々と想像してしまう。
創業五十年との事で、糸魚川市の人なら親子三代このパンを食っていることになるが、私流は、渋茶に浸して食すか、冷たい牛乳に浸して食す。
私はおばあちゃん子だったのだよ。
いつの間にか糸魚川のソウルフードになっていたようだ。テレビで紹介されてから、わざわざ市外から買に来る人もいるらしい。
普段は食いたいとも思わんが、スーパーで見たりすると「おっ、まだ牛乳パン売ってたのか!そうかそうか。そう言えばしばらく食ってなかったな。」と、つい買ってしまう。
自慢じゃないが、私は牛乳パンの限定Tシャツを持っているのが自慢だ(笑)
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