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縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

サバイバルホイッスル対決!・・・持ち歩きたいサバイバルホイッスル

2025年06月08日 07時22分57秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
サバイバルホイッスル問題である・・・。
黄色いのが「ストーム」で赤いのがFOX40」
 
ヒヨコみたいなカタチの「ストーム」は陸上で800m、水中でも15mも音が届き、本気で吹くと鼓膜が破れそうな120デシベルの大音量があり、友人のシーカヤックインストラクターたちもライフジャケットに装着している。
糸魚川は最大で10m超えの津波が推定されるので、ライフジャケットのみならず、遺跡やヒスイ拾いガイド用のベストのポケットにも常備しているが、普段つかいのカバンにいれてもち歩くにしてはでかいのが難点だ。
 
そこでカタログ上の性能面では遜色なく、やや小型でライフセーバーが愛用しているという「FOX40」を購入して吹いてみたら、息も絶え絶えな抜けた音しかしないではないか!
Amazonのレビューには高評価がある一方で、本気で吹いても情けない音しかでずに使えないとの低評価もあるのだが、不思議なことに数日おいてから吹いてみたら、鋭い警報音がでたのは何故だ・・・成長したのか?w
 
長者ヶ原遺跡で吹き比べたら、「ストーム」の方がでかい音がしたが、「FOX40」は「ストーム」より高音なので、音量だけでなく高周波の警報音が遠くまで届くのかも知れないから、次回のガイドで参加者に聴き比べてもらうことにする。
 
という訳で「FOX40」は普段つかいのカバンにカラビナで装着して、お守りかわりにすることにした。
毎年の年末は都内で個展があるから、ないよりマシですな。
 
 
 

わたしが選んだ災害時の非常持ち出しポーチ・・・モンベル「トラベルワレット」

2025年05月25日 07時42分36秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
ポショットタイプのスマホケースをつかっている女友達がいて、災害時に身軽に逃げられそうだから欲しくなり、勾玉探偵はポシェット探偵となり物色。
スマホ・サイフ・車のスマートキーが収納できて、貴重品をいれるのでしっかりしたポシェットという条件でみつけたのが、モンベルの「トラベルワレット」だ。3,800円もするがつかってみると便利だし、つくりがいいので長持ちするだろう。
 
アースカラーがあるので和装の時もつかえるのもいい。たまに着物を着るのだけど、ポケットがないから手荷物が増えるので助かるネ。
 
サイフとスマホをいれると、付属の丸紐が肩にくい込み長時間は下げていられないのが問題。
そこでお袋が不要になった帯留めを自在結びして下げたら、長距離ドライブでも気にならなくなった。
帯留めは四分幅がいいようだが、写真の黒い紐は刀装具の下緒で厚みもあるのでベスト。
紐の端を自在結びしておけば長さが調整できるヨ。20歳の時の初めてのインド旅で、アクセサリーを売るジプシーの露天商から習った。
 
容量に余裕があるので名刺をいれられるメモ帳とペンも追加。
新幹線のチケットやスイカなどつかう時、改札でどこにいれてたかな?と慌てることがあったが、たくさんあるポケットのひとつを定位置にしたから安心だ。
 
能登半島地震の教訓として枕元に置いて寝てもいる。
 
ただし「トラベルワレット」といっても、外国旅行のサイフに使う時はジャケットの下に隠すこと。
特にインドではすぐにスラれるから要注意w
 
 
 

関東大震災のデマでおこった朝鮮人虐殺の記録・・・江馬修著「羊の怒る時」

2025年05月22日 07時30分50秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
関東大震災の二日目から発生したデマで推定3,000名が犠牲になった「朝鮮人虐殺」を目の当たりにした文学者が、時系列で発生から終息までを克明に記録したのが本書。
朝鮮人留学生たちと懇意だった筆者は、発災2日目から流布しはじめた「武装した朝鮮人が暴動をおこし、強姦略奪をしている」という噂に、当初は根拠のないデマと批判的だった。
 
ところが内務省や陸軍省が真偽不確かなデマを裏付けるような注意喚起をしたこともあり、各地で自警団が結成される大騒ぎとなった。
あろうことか「〇✕町で暴動を目撃しました!今、朝鮮人の集団がこちらに向かってきます!男は武装して集まってください!」と興奮してふれて回る人が相次ぎ、筆者も次第に疑心暗鬼になっていった心理を赤裸々に告白している。
筆者はこの事件を機に、社会主義者のプロレタリア文学者になったようだ。
 
実際にそんな事実はなく、吉村昭著「関東大震災」によると、火事場泥棒をしていたのは日本人の窃盗団だし、むしろ朝鮮人労働者たちは救援活動に駆り出されていたのだ。
戦争や災害のルポルタージュが多い吉村昭の著作は、根拠のない確信や流言飛語による惨劇の事例がたびたび登場する。
 
ようするに未曾有の震災の恐怖を人種差別に転換した被害妄想が連鎖し、特定の意見だけを信じる「エコーチェンバー現象」で燎原の火のように拡大した集団ヒステリーが真相であった。
 
そうなる下地はあった。
日露戦争のあとに朝鮮半島は日本の領土となり、朝鮮人を二等国民として酷い人種差別をしてきた無自覚な罪悪感が当時の日本人に潜在していたらしく、震災をきっかけに噴出して恐慌状態に陥った訳だが、それはリンカーン政権下で白人が、ネイティブアメリカンを情け容赦なく虐殺していた心理状態と同じと言える。
 
民族優位思想が人を残虐にした好例である。
 
本書によるとデマを流しやすい人は、動揺を見透かされないように虚勢をはる・非客観的・人種差別的・情報を事実と思い込む・共感を求めたがる・被害妄想気味・責任転嫁したがる・パニックになりやすいパーソナリティであったようだ。
筆者は「民度が低い」とまで書いているが・・・。
 
それはそのまま現代のイジメ、陰謀論やフェイクニュースを拡散したがる人に当てはまりそうだ。
 
現代はSNSの情報拡散があるから、口コミだけでで拡散した関東大震災の時より酷いことになる可能性があるナ。
 
真偽不明な情報に接したら、事実と即断せずに保留してほしいもんですナ。
 
 
 

防災用にキャンプマットを家族分そろえたいネ・・・アウトドア遊び初心者は実店舗で相談を!

2025年05月21日 07時08分34秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
縄文キャンプにアウトドア初心者が参加する場合、なにを準備すればいいかをメールだけで説明するのは難しいから、実店舗で相談してみてほしいネ。
 
寝袋も大事だけどマットも大事。収納時のコンパクト性を重視するなら、空気をいれて膨らませるタイプもあるが、アウトドア遊びしない人が滅多にないキャンプや防災用に備えるには高い値段がハードルになる。
防災用に家族分も用意しておきたいというなら、ホームセンターでも売っているジャバラ式をオススメしたい。上からホームセンター品、モンベル品、ブランド名不明の30年モノ
 
わたしは空気をいれるタイプは、荷物を減らしたいバイク旅やシーカヤック旅で愛用しているが、車中泊や縄文キャンプ、災害ボランティアの時は広げるだけのジャバラ式とつかいわけている。
左の緑色は30年もつかって潰れてしまったブランド品だが、マットとしては心もとなくても、高さが調節できる枕として重宝している。中央の赤いのは買ったばかりのモンベル製品で1万円弱。左と比べると厚みがぜんぜん違うでしょ?
 
ブランド品のマットは熱抵抗値をあらわすR値が明示されていて、ジャバラ式では最高のR値2.5を誇るのがモンベル製品で、冬山登山でもなければ充分だ。
 
銀色はホームセンターで2,000円で買った安物で、もちろんR値は明示されてないし、発砲ウレタンの密度がわかる弾力はモンベル製品に及ばない。
 
弾力がないということは、断熱性とクッション性は低いということだが、アウトドア遊びをしない人が防災用に備えるなら手ごろな値段。安物であっても重ねると冬でもつかえるくらいにはR値があがるだろうし、クッション性もあがるから使い様だ。
ただし重ねた高さが3㎝以上になると寝返りし難くなるw
 
ロール状のマットは巻き癖がやっかいだし、俗に銀マットとよばれる折り畳み式のシートタイプは薄すぎるから、着替えや食事などの居住空間の確保と、厚手のマットの下に敷く汚れ防止と考えてほしいですナ。
 
用途、移動時のコンパクト性、断熱性とクッション性、値段の何を優先するを明確にして、実店舗で相談して買うのがイチバン。ネット通販は安いだけのモドキも多いし、選択肢が多すぎて迷宮にはいりマス( ´艸`)
 
 
 

麻原彰晃を目撃した縄文人(見習い)は何を感じたか・・・災害時のフェイクニュース拡散に物申す

2025年05月07日 06時54分31秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
災害時のフェイクニュース拡散に物申すシリーズw
 
いかにも怪しげな情報をSNSに投稿する人に、陰謀論者・スピリチュアルマニア・偏った歴史観の人・他国に軍事進攻をする極右政権を支持する人が多いように思うのはわたしだけだろうか?
「マスゴミは真実を隠蔽するがSNS情報は真実」と断定し、「隠された真実」とやらを暴きたい方々。
 
能登半島の災害では、人工地震のせい!復興がすすまないのは闇の勢力のせい!豪雨災害は気象兵器のせい!などなど。
被災地の心情を逆なでする情報を拡散して誰が得をするのか?
得をするのは金目当てにフェイクニュースを最初に発信したヤツだし、不確かな情報の拡散は片棒を担ぐことになる。
 
前回にひきつづきもう1回いうぞ。
予測も不確かな地震に、核兵器で自在に地震がおこせるとする人に質問したい。
放射能は検出されたのか?
誰がなんのためにおこした人工地震なのか、根拠を開示してくださいよ。
 
そういった「隠された真実を暴きたい人々」により急成長していったのが、阪神淡路大震災の時に人工地震による攻撃!と喧伝していたオウム真理教だ。
 
若いころにインド行きの飛行機を成田の待合室で待っていた時のことだ。
ドンヨリとした空気感をまとった異様な一行が入ってきて、訳もなくゾッとして嫌悪感をもった。
のちに「地下鉄サリン事件」世間を騒がせた麻原彰晃とオウム信者の一行だった。
80年代の大型書店の宗教・哲学コーナーには、空中浮揚する麻原彰晃を表紙にしたオウムの本が平積みされていたので、あいつか!とすぐにわかったが、宙に浮くことと「悟り」とやらに何の関係がある?ダライラマから高次元のステージにいると絶賛されたなどと書いてあり、胡散臭さいやつらと感じた程度だった。
 
生でみたオウム一行を包む異様な空気感に、わたしの皮膚感覚は近寄ってはいけない人々と警告していた。
 
その数年後にオウム真理教の被害者の支援をしていた阪本弁護士一家が行方不明になり、オウム真理教の関与が疑われてマスコミで騒がれはじめるようになった。
当時のオウム真理教側は批判をかわす意図もあったのか、バラエティー番組に出演することで認知度を高めていき、ビートたけしは冠番組のゲストに招いて麻原先生と呼んで人生相談したりしていた。
 
中沢新一のようなニューアカデミズム系の知識人たちも麻原はホンモノの宗教者と擁護していたが、わたしは自分の皮膚感覚から「なにやってやがる」と冷ややかに観ていた。
ベストセラー「アースダイバー」で知られるニューアカデミズムの旗手、中沢新一は宗教学者としてチベット密教の修行をしたそうだが、麻原彰晃と対談してなお本物の宗教者と擁護していた。著作で糸魚川の縄文遺跡とヒスイのことを書いているが、情報を都合よく切り張りした創作を史実と断言するトンデモ説でしたねぇ。
 
博学な大学教授であるはずの中沢新一が脳内処理した麻原彰晃像より、若き日の縄文人(見習い)の皮膚感覚が正しかった訳だ。
ざまあみろw
 
情報は真実とイコールではない。
情報の奴隷となって思考停止しちゃダメ。
怪しき情報は留保して、客観的に検証と判断すること。
わたしは皮膚感覚を決め手にするけどネ。
 
 

世界で激甚災害が多発する今おもうこと・・・5月5日は「奥能登地震」の日

2025年05月05日 07時33分52秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
5月5日は「能登半島地震」がおきた日というと、首を傾げる人も多いと思う。正確には「令和5年奥能登地震」だ。
去年の5月に撮影した輪島市の朝市通りの焼け跡。新しい芽吹きを見た被災者の慰めになったか?それとも草花は芽吹いても進まない復興に暗澹たる思いがしたか?あちこちに花束も添えられていたが、部外者のわたしが撮影できるのは自然に芽吹いた草花だけ・・・被災地の惨状は気軽に撮影していいもんじゃない。
 
実のところ「能登半島地震」は18年前から頻発しはじめた群発地震の総称でもあり、二年前の5月5日に震度6強の地震がおこり、多くの家屋や神社仏閣が損壊している。
 
その復旧に区切りがついて、これで正月を迎えられると安心した元旦に発生したのが、18年間で最大の被害をだしたのが昨年の「令和6年能登半島地震」で、賽の河原の石積みのように復旧と損壊をくりかえした、被災地の皆さんの心情はいかばかりか。
 
世界中で巨大地震や豪雨災害、大規模な山火事が頻発しているのに、戦争なんかやってる場合ではないし、アメリカ第一主義とやらで「掘って掘って掘りまくれ!」なんて時代錯誤をいってる場合ではない。
 
阪神淡路地震がおきた時、真っ先に「人工地震による攻撃」とフェイクニュースを流して、信者の結束を図ったのがオウム真理教の麻原彰晃だ。
災害のたびに、誰も得しないフェイクニュースを発信する人は麻原と同類の金が目当ての利己主義者か陰謀論者。
それをSNSで拡散するのは、陰謀論の片棒をかつぐことになる。
 
地震は予測さえも不確かなのに、地下に埋設した核爆弾で自在に地震がおこせると信じて拡散するのは思考停止した証拠だ。
 
放射能は検出されたのか?誰が何のために人工地震をおこした?と、わたしが嫌われる覚悟で糺しているのは、災害時のフェイクニュース拡散は人命に関わるからだし、被災地の人々の神経を逆なですることになるからだ。
 
能登豪雨災害の時も某国の気象兵器の仕業!と面白がっているかのようにSNSに投稿していた人がいた。人類はそこまで頭はよくないよ。
 
オリンピックや万博などのお祭りイベントより、各地で陥没事故や噴出事故をくりかえす上下水道の整備が先。
新しく新幹線や高速道路をつくる前に、老朽化の整備が先。
南海トラフや首都圏直下型地震がきてからでは遅いのだ。
 
首都圏直下型地震がおきたら、一次避難所は足りるのか?仮説住宅を建てる用地はあるのか?疎開避難の計画はあるのか?
そろそろ覚悟を決めて、真剣に激甚災害の減災防災に向き合う時期ではないか?
 
 
 

屋上をこえる津波に円陣をくんで町民を守ろうとした南三陸町職員たち・・・山村武彦著「屋上の円陣」

2025年03月17日 07時03分04秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
東日本大震災関連のNHKスペシャル「生死をわけた屋上で」で紹介された写真で、南三陸町防災庁舎の屋上をこえる12mが津波がおしよせるなか、職員たちが円陣をくんで町民を守る姿に、おもわず合掌した。
同じ写真を表紙にした「屋上の円陣」は読んでみたい本。
 
九死に一生を得て助かった職員は、犠牲者の遺族に対し、申し訳ないとの自責の念に苦しみ続けたが、彼らは最後まで懸命に職責を果たそうとしていたのだ。
 
この時に屋上にいた54名のうち、奇跡的に生き残ったのは町長をふくめた11名で、たまたま頑丈な手すりに流されて掴まれただけだったそうだ。
 
能登の被災者からも、避難時の判断に正解はなく、助かったのは運だったと聞いた。
 
書籍も出ているようなので、興味ある方はご注文を!
 
 
 

災害にそなえる水の備蓄・・・震災記念日を防災意識を新たにする日に

2025年03月12日 06時22分15秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)

震災の記念日を追悼におわらせず、防災意識を新たにする機会にすることにした。

防災用に備蓄したポリタンクの水を、東日本大震災と関東大震災があった3月と9月に入れ替えることに決めたのだ。

ポリタンに満水状態の水道水は、冷暗所に保管すると半年は飲めると実験済みなのだが、震災記念日を入れ替える時期にすれば忘れないし、比較的に雑菌の少ない時期でもある。
 
先月の断水で20リットルのポリタンは重くて不便とわかったので、ジョウゴがいらないホース内蔵式の10リットルポリタンを選び、3月、9月とマジックで書いて備蓄。
 
ポリタンの水は基本的に歯磨きや洗顔、食器洗い物用の水として、飲料用は2リットルのミネラルウォーター6本入りの段ボール箱を、二箱買ってローリングストック式に備蓄し、トイレの水は浴槽の水をつかう作戦だ。
 
 
 

高校時代の痛ましい記憶・・・雪道の運転は歩行者に目配りを

2025年02月22日 09時25分53秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
糸魚川市街地の歩道除雪は完璧だが、谷筋の早川区の幹線道路には歩道はなく、路側帯は雪に埋もれていた。
電話ボックスのガラスは雪に圧されて割れたものか?
 
幹線道路の除雪は申し分なくても、道路際に壁ができてていると、歩行者の逃げ道がなく危険だ。
 
高校のころは雪が多かったのだが、今ほど除雪が行き届いておらず、車道も歩道も積もった雪で凸凹して歩きにくかった。
 
ちょうど今頃の朝の登校時、足が悪い古典のI先生が糸魚川高校前のバス停を降りてすぐに歩道際の雪の山に足をとられて転倒して、気付かずに発車したバスに轢かれて亡くなる痛ましい事故があった。息子さんは同級生。
 
わたしが自宅前の横断歩道の除雪をやっているのは、この記憶があるからだ。
 
制限速度を守って走行していても、滑ってころんだ歩行者が車道に倒れてくることもある。
 
除雪は交通弱者目線で。特に歩道のない道路の運転は歩行者への目配りを。
 
 
 

スコップにノコギリの機能を組み合わせた除雪具の原点回帰商品・・・圧雪に最強スコップ「 アーラクスコ」

2025年02月20日 07時57分16秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
ノコギリみたいにギザギザ刃ををつけた除雪スコップが開発されたと聞いていたが、つかっている友人がFacebookに圧雪が楽に除雪できると投稿していた。
 
豪雪地帯の十日町の丸山工務所が開発して、「あ~楽なスコップだ」から「アーラクスコ」と命名された逸品で、実店舗販売は十日町の村山商会のみらしい。
 
地域によって雪の重さがちがうと以前に書いたが、雪が降ったばかりと一晩経ってからでも重く締め固まるし、いちばん苦労するのが除雪車が通過した後の圧雪の壁を壊す時だ。

最強スコップ アーラクスコを使ってみた!

動画では小学生が楽そうに圧雪をカットしているが、確かに食いつきが楽そうだ。実のところ戦後間もないころまでの十日町では氷用のノコギリで圧雪を切って除雪していた歴史があるから先祖返りのハイブリットスコップといえる。

1本6,300円とやや高価だが、根っこだらけの重粘土の我が家の庭いじりの穴掘りスコップとしても有効だろうから、通年使用すれば安いもんだ。
笹山遺跡で企画展でもやってくれたら、ついでに買ってくるかナ。サクサクと圧雪を除雪したい人は共同購入するから連絡ちょうだい。
 
余談だが、自分で角スコをギザギザにカットしてみっか、とブログに書いている人がいたが、焼き入れと焼き戻しの知識と設備がないと長持ちしないと思う。