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縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

百聞は一見に如かず、一見は体験に如かずby縄文人(見習い)・・・縄文式コーヒーで縄文体験

2025年06月27日 08時15分55秒 | 縄文
縄文キャンプで提供している縄文式コーヒーはスッキリした味わいで、濾過せず沈殿させた上澄みを飲むだけなのに美味いと好評だ。
コーヒーは胸やけするから苦手という人も美味いとお代わりするくらいだが、ここに至るまで相当な試行錯誤を重ねている。
 
 
縄文遺跡から出土する石皿と磨石は、ドングリの実をすりつぶす道具と考えられるが、石皿はヨモギなどの薬草や山椒などの香味料をすりつぶしたり、アイヌ料理のように魚やウサギなどの肉を、骨ごとすりつぶしてハンバーグやツミレをつくっていたかも知れない。
上澄みを飲むためにオタマがいるが、3代目にして理想的なオタマを合羽橋道具街でみつけた。プロ仕様のスープ用「レードル」というオタマ。
 
石皿ひとつをとっても謎が多い。
 
例えば北海道の遺跡の石皿は巨大で、出土量が異常に多いのだが、長者ヶ原遺跡からは62点の出土しかなく、そのうち完形はたった7点のみであることは発掘報告書に書かれているが、完成品の9倍も未製品が多いということは、石皿も交易品だったのだろうか?
 
また住居域の発掘が10%であるにしても、2,000年以上つづいた遺跡の割りに完形の数が少ないようにも思う。もしや徒歩圏内にある、ちょっと後の時代の六反田南遺跡や寺地遺跡に引っ越す時に持っていった?w
 
長者ヶ原遺跡の石皿は砂岩やヒン石が多いのだけど、扁平な石を窪ませる加工は、初期段階は磨製石器を研磨することで同時につくらないと作業効率が悪いのでは?
 
こんな疑問も自分で石皿をつくって、実際につかってみたからこそ湧いてくる。
「百聞は一見に如かず、一見は体験に如かず」
by縄文人(見習い)
 
 

夏至の朝日を縄文遺跡で浴びる・・・ヌナカワ呼吸道縄文ツアー

2025年06月22日 07時44分30秒 | 縄文
長者ヶ原遺跡でむかえた夏至の夜明け。
ヨガインストラクターの清水友邦さんが「ヌナカワ呼吸道縄文ツアー」と銘打って各地から参加者があつまり、ヨガのワークショップを開催。
5時くらいから朝日が1号住居にまっすぐ差し込んできた。
朝日が隅の柱を直撃することを確認する。
赤く染まった雲の色が薄れて白くなってきた
 
この竪穴住居だけが同じ場所で複数回の建て直しをしていて、遺跡のなかで最も早く明るくなる一等地だから、村の草分けの家系やリーダー格の人が住んでいたのかも知れない。
 
これまで何度もこの場所で夏至をすごしてきたが、雲量は多いもののこれまでで最高の天気。日が昇るにつれジリジリと暑くなってきた。
梅雨明け直後だったら雲がなく、眩しいほどの朝日に照らされただろう。
 
 
 
 

「みずち文」や「渦巻文」に覚える既視感のフシギ・・・岡本太郎がイメージした縄文人海洋民族

2025年06月15日 05時58分08秒 | 縄文
岡本太郎が国立博物館で縄文土器をみて「縄文を発見」した際、太郎は「深海のイメージだな。縄文人は海洋民族だな」と、秘書の敏子さんに漏らしたそうだ。
太郎が深海を感じた土器は八ヶ岳南西麓の「水煙渦巻深鉢」だったと敏子さんは証言しているから海洋民族説は当たらないにしても、なぜか、わたしも水底、それも北方ではなく、インドネシアあたりの南海の水底を感じるのがフシギ。
数ある土器様式のなかで、最もわたしが水底を感じるのは、同じく八ヶ岳南西麓から出土する中期の「みずち文深鉢」だ。
 
山梨県では「オオサンショウウオ文深鉢」と呼ばれるが、個人的には具体的な生物より、水の精霊たる蛟(みずち)の抽象イメージがしっくりくる。
「魏志倭人伝」に、倭人は好んで海にもぐり鮑を獲り、蛟龍(こうりゅう・海の化け物)の害を避けるために、顔と体に入れ墨をしていたとの記述がある。
 
ずっと時代が下るし地域もちがうのだが、この記述とイメージが重なるということもあり、「みずち文」はいかにも暗い水底で身をうねらせ、獲物に襲いかかるモノノケの躍動を感じる。
ただこの躍動感をヒスイに線刻しても、再現するのはむつかしいのよ。
 
「みずち文深鉢」が出土する八ヶ岳南麓には、ヘビやカエルをイメージする文様が立体的に施文されたフシギな土器も多く、なぜか心の奥深いところの琴線に触れ、「忘れてしまっているけど、これ知ってるぞ・・・いつどこで見たんだろう???懐かしい感じがする」といった既視感を覚える。
 
またまたフシギなことに、よく似た印象の土器が遠くはなれた富山県立山町の「野沢狐幅遺跡」から出土している。この土器にも既視感を覚えてわさわさと胸騒ぎする。
 
土器の様式には詳しくないのだが、富山の縄文土器というと粘土の帯を一面に貼り付けた渦巻文が多く、糸魚川もその北陸系土器の文化圏でもあるのだが、こちらの土器は見慣れた北陸系というより、信州の井戸尻遺跡群から出土した「藤内式土器」と説明されたら納得してしまうくらい似ている、と思う。
 
グーグルマップで調べると、200キロも離れていて車で5時間もかかる距離だが、どのような伝播ルートがあったのか?信州と北陸の関係はいかに?立山に行ってこの土器を見たくなったな。
 
「みずち文土器」も初期はヒレのような表現のないヘビっぽい文様だったそうで、ヘビといえば古今東西で水や永遠の時の流れ、男性原理の象徴とされてきた。渦巻文も然り。
 
太郎がイメージした深海は、水の象徴たる渦巻文に共感したのかも知れないネ。
 
 
 

わたしが「勾玉とわぁ!ヒスイとわぁ!」と断言しない訳・・・縄文土器と蝶々のモノガタリ

2025年06月10日 07時02分23秒 | 縄文
「縄文土器と蝶々のモノガタリ」
はじめて作ったこの縄文土器は、実物を観察しながら初日は土器の造作と帯状の隆帯文を貼り付け、二日目に沈線を施文して完成させている。
ウズマキなどわかりやすい文様なら施文しやすいのだが、胴部の意味不明の文様は、どこから描いたらいいのかわからくて困惑。
 
初日を終えた夜、フシギな夢をみた。
おおきなアゲハチョウがヒラヒラと舞飛んできて、意味不明の文様の箇所にフワリと着地して、そのまま沈線文になる夢だ。
「あれは蝶々だったのか!」と閃き、翌朝はいとも簡単に施文できたのである。
 
これは証明しようもない個人的なモノガタリであって、本当に蝶々であるのかはわからないから、人に「これは蝶々です!」と断言はしない。
 
ヒトがモノゴトを理解するということは、解釈できるモノガタリを得るか否かであって、正解や不正解とは次元が違うと思うようになった。
だから数年後に、ぬなかわヒスイ工房を設立した時に、テーマを「ヒトとヒスイの物語」にした。
 
お客さんから勾玉の意味を聞かれると「なんに見えます?」と答えるし、ヒスイの効果を聞かれると「自分で感じるものであって、わたしが言うと霊感商法になっちゃいますよ」と答える。
ズバリと断言した方が商売しやすいのだが、「答えはあなたの中にあります」とお客さんに委ねるのは、わたしなりの誠意な訳。
 
 
 

長者ヶ原遺跡はサファリパークと同じと思うべし!・・・正しく畏れる

2025年06月07日 07時59分43秒 | 縄文
「自然界の報道写真家」宮崎学さん一行を長者ヶ原遺跡に案内してから、サファリパークツアーをするくらいの注意が必要と自戒している。
宮崎さんによると、遺跡の森はケモノの匂いが濃厚で、ケモノ道もいたるところにあり、お気軽に歩くのは危険なようだ。
駆除してもらったはずのムカデもまだいたから、殺虫スプレーと林業の人がつかう強力な蚊取り線香は必携し、イノシシ対策に夜は竪穴住居のシート塞ぎは定番にすることにした。
ペグでシートの端を固定して出入りしやすく改良。
 
遺跡から10キロほど離れた沿岸部にある小学校の林で、体重200キロはありそうなニホンカモシカと遭遇し、ドスドスと地響きをたてて向かってきたことがある。幸いにも5m手前で横に逸れて事なきを得た。
 
野生動物を驚かすと危険だから人間がちかくにいると知らせるのは大事で、宮崎さんによるとクマ鈴のような人工的な音よりホウ!ホウ!と甲高い肉声が有効なのだとか。
 
遺跡ガイド参加者に女性が多いとお喋りに興じて周囲に気を配らなくなるのだが、今後は森に入る時はお喋りは控えてもらい、微かな音や匂いなどで野生動物の気配に注意してもらう。それも含めての縄文体験ということ。
宮崎さん一行のツアーの最後にヒスイ拾いに行ったら、帰るころになって縄文犬ゲンが海に飛び込んだ。砂だらけのゲンに宮崎さんは渋い顔で、申し訳ないが笑ってしまった。
 
災害もそうだがアウトドア遊びは「正しく畏れる」ための知識とノウハウの蓄積は大事。
シーカヤックインストラクターの公式資格をもつ人に聞いたら、静かな湾内の訓練と座学をしただけで、外海にでたことはないと言っていた。
アウトドアインストラクター、ネイチャーガイドも同じようなもんではなかろうか?
頼りになるのは資格の有無より実践経験ですよ~。
 
 
 

クマとサルナシとヒスイの関係について考える・・・長者ヶ原遺跡ガイド

2025年06月02日 06時58分25秒 | 縄文
一騎当千のメンバーばかりの自然観察会を長者ヶ原遺跡ガイドしたら、サルナシの花と、触るとカブレるツタウルシを見つけた会員がいて、わたしは大発見の連続にコーフン。
サルナシが海から4キロ・標高90m地点に自生していたとは驚きで、結実まで定点観測することにした。荒されてはかなわないので自生場所は教えないけどw
 
美味いサルナシはニホンザルやクマも大好物だし、地形的にクマが出てもおかしくないとの見解なので、これまで目撃例はなくても、温暖化で生態系がかわってきていることもあり、今後のガイドは要注意だ。
ツルウルシの葉っぱ
子どもをガイドするとツタを引っ張りたがるから、ツタウルシは要注意ですな
 
長者ヶ原遺跡にヒトが住みはじめた縄文前期は温暖化でサルナシは自生してなかっただろうが、ヒスイ加工を開始した中期中葉以降は寒冷期なので自生したいた可能性があり、樹皮で編んだポシェットやカゴにヒスイをいれて運んでいたかも知れない。
 
クマは大量にサルナシを食い、ジャムそっくりという糞の中の種子をばらまいて自生域をひろげ、ヒトに恩恵をもたらす役割も担っている。
ヒトはクマを畏れつつ共存共栄していたのが縄文文化。
湿気のあるところではムカデもいる。体験学習棟の炊事場に8匹もいたので行政に連絡して駆除してもらったが、翌日に確認したら生き残りが2匹いた。
 
ヒトがクマを食い、クマもヒトを食ったであろう、絶対的公平な世界。
ヒトもクマも生態系の連鎖の中では平等なのだと、サルナシの発見はいろんなことを示唆してくれた。
 
 
 

石皿と縄文土器でつくる縄文コーヒーはいかが?・・・縄文キャンプの新メニュー

2025年05月31日 07時16分00秒 | 縄文
コーヒー豆を石皿ですりつぶす縄文コーヒーを、今回からヤカンから土器にかえて出したら好評だった。
どの遺跡からも大量に出土する石皿は、懸果類をすりつぶす道具だったと考えられるが、小魚や小鳥の小骨ごとすりつぶしてミンチにしたりもしていたかも。交代でコーヒー豆をつぶしてもらっている図。
 
淹れ方はヘミングウェイの短編小説「二つの心臓の大きな川」の野営場面を参考にしている。
なにやら傷心気味の主人公ニックが、ひとりで渓谷にはいり野営しながらマス釣りをするだけの短編「二つの心臓の大きな川」は、なんど読んでも面白く、サラリーマン時代はオフィスの事務机にいれ、深夜の残業の休憩時に読んでいた。ヘミングウェイ作品の中でも何かがちがうと感じる作品で、恩師と読書談義してたら同じ感想だった。
 
沸騰したお湯につぶしたコーヒーを投入し、濾過せずにしばらく置いて沈殿させ、上澄みを飲むカウボーイ式だ。
金属のヤカンよりスッキリした味わいになったし、土器独特の匂いが多少はするのも野趣。
 
土器の底をみたら2007年7月と沈線してあったが、18年もつかってきたので、経年劣化で粘土を積み重ねた接合部が確認できるようになってきている。
使い込んだ土器に微かにみえる横線は、作者が右手の四本指と親指で粘土紐を挟んで接合して積み上げた痕跡なので、次回から土器つくりの実際も説明しようと思う。
 
ガラスケースの向こうに陳列された遺物の土器から、作者の息遣いが感じられて感慨深くなるにちがいない。
 
やたらと縄文を冠しただけの意味不明のナンチャテ縄文があふれかえっているが、コーヒー豆は縄文時代になかったにしろ、縄文体験としての内実はあると自負している。
縄文鍋の食材は縄文時代にあったものだけ。熾火でじわじわと煮込む。
 
ちなみに土器は東京都埋蔵文化財センターの土器つくり体験会で初めてつくった土器。
多摩丘陵の遺跡から出土した5,000年前の「勝坂式」がモデルだが、学芸員さんが本当にはじめてつくったの?と驚いていた。
保育園児のころは家で独りで粘土遊びばかりしていたから、自閉症を心配したお袋が園長さんに相談したくらいで、年季がちが~うw。
 
 

イヌは土間が好き💛・・・縄文犬のつぎは縄文ネコ

2025年05月26日 07時28分42秒 | 縄文
なぜか先週はイヌ連れの来客が続き、3組目のグループはネコも連れていた。
イヌと一緒に長者ヶ原遺跡の竪穴住居に宿泊したばかりなので、ネコ連れで縄文キャンプしませんか?史上初の縄文キャットの世界記録になります!とそそのかしたら、実現しそうな塩梅。
北海道から本州旅行にきている夫婦が帰路にも寄ってくれ、アイヌ文化と縄文文化について5時間も語り合ったが、犬は土間でスヤスヤ。
 
着工して3年経つのに完成しない工房ギャラリーの乱雑な土間であっても、イヌにとっては気持ちよさそうだ。
 
今年の夏までには三和土(たたき)の土間に仕上げて整理整頓できそうなので、オラも綺麗になった赤土の土間をハダシで歩いて、寝てみたい。
夢は土間をかけ巡る・・・寒い夜は縄文人も竪穴住居の土間で、犬と寄り添って寝ていた図を想像する。
 
 
 

縄文キャンプでたまには不便も体験してみてちょうだい・・・扉のない竪穴住居問題

2025年05月19日 06時30分59秒 | 縄文
扉がない竪穴住居は雨や風の吹き込む心配と、夜間にイノシシが入ってくる恐れがあると宮崎学さんから指摘されたので、ブルーシートでふさいでみた。
 
念のために書いておくが、長者ヶ原遺跡で縄文キャンプをはじめて14年ほどになるが、感じる不安も縄文体験として玄関をシートで覆うことはなかった。緊張して眠れなかったという人には「いい経験をしましたね」で済ましていたのだw
 
ブルーシートといっても青色ばかりでないし、厚さの番手や用途にも種類がある。
防災用に買っておくならシルバー色は遮熱性が高く、耐水性・耐久性が高い#3000の厚手がオススメ。
わたしは縄文キャンプの時は2・7×1・8mサイズのシルバー色の#3000番手のシートを土間に敷いた上にマット・寝袋で寝ているが、寝袋の撤収や着替えの時に便利だ。
薄手の#2000はじんわりと水が浸みてくるから要注意。
 
厳重にふさぐと夜中にトイレにいく時が開閉が面倒だし、簡易すぎると役にたたないから、試行錯誤の結果、とりあえずの及第点。
 
竪穴住居はぜんぶ形も寸法もちがうから現場あわせするしかなく、人には頼めない作業だが、キャンプ初心者も少しは安心して眠れるだろう。
 
アイヌチセ(アイヌの民家)にも扉はなく、厳冬期でもムシロを垂らすだけだそうだが、寒いなりに暮していたと聞く。
 
快適さの追求も過ぎればイキモノとしての生存能力が落ちるので、縄文キャンプで不便さを体験してもらうのも大事だし、そういった不便な経験は災害時の対応に度胸もつくと思う。
 
 
 
 

長者ヶ原遺跡に生息するキケンな生き物・・・経験則や希望的観測を絶対視してはいけないですナ。

2025年05月18日 08時21分41秒 | 縄文
北海道で漁港にヒグマが出没するようになったと聞いたし、輪島の海女からはサメが狂暴になってきたとも聞いて、この数年は経験則だけでは安心できないぞ思うようになっている。
 
糸魚川に帰郷して15年、これまで市内ガイドや縄文体験会をして事故は一度もない。しかし経験則を絶対視してはいけないと、「自然界の報道写真家」宮崎学さんに教えを乞い、長者ヶ原遺跡にどんな野生動物が棲んでいて、どんな危険が予想されるのかを観察してもらった。
多忙な宮崎さんは、ちょっとした時間があくとどこでも事務仕事していて、後期高齢者の鑑のような現役バリバリ。
遺跡もオフィスに!
 
遺跡の周囲の森には素人では見分けがつかないイノシシのケモノ道もあちこちにあり、宮崎さんは時折、ホウ!ホウ!と甲高い声をあげて、ケモノたちに人間が近くにいることを知らせて歩いていた。
いつも用心棒の縄文犬げんと一緒の宮崎さんであっても、仏滅に入山しないなど用心深さに驚かされるのだが、こういった自然を畏れ敬う姿勢は学びたい。げんは柴犬でも顔つきがオオカミのようで、ケモノの気配を察知して教えてくれるそうだ。
宮崎さんが最も危険と指摘した点は、いままで生息していなかったのか、それとも見過ごしてきたのか不明な炊事場に生息していたムカデで、竪穴住居にも生息している可能性があるとのこと。もしやと想い排水溝の中をライトで照らしたら、20㎝ちかくありそうな太くて黒いムカデがとぐろを巻いていた。
 
虫刺されに弱い人は命の危険もあるので、文化財保護課に情報提供と対策を求めることにしたし、帰路に100均で毒を吸い出すリムーバーを購入。
オモチャみたいなリムーバーでも効果はあると聞くので、ガイドの時はポケットに入れておくことにした。
ガイドする側とされる側の心理的にも安心材料になる。
かっての地球の王者だった恐竜も今はいない・・・「道の駅おたり」になぜか恐竜の像があるのだが説明看板がないので、単なる人寄せだろうか?w
 
諸行は無常で移り行く。
これまで大丈夫だったからこれからも絶対大丈夫!と、希望的観測を持ってはいけないということだ。