沼隈郷土文化研究友の会

広島県東部に位置する沼隈町は古代より瀬戸内海の中央(ヘソ)に当たり、
その郷土からの情報発信です。

福山市立千年小学校[道徳]公開授業

2011年01月28日 | 報告
福山市立千年小学校では、公開授業として「道徳」に関する
授業の公開があり、地域にも公開されるとの事で伺いました。
日時:平成23<2011>年1月27日(木)
場所:福山市立千年小学校 体育館

授業の「道徳」に関する公開は、13:40から14:25まで、
各学年の教室で行われ、児童発表として体育館に於いて、
4・5・6年生による発表が行われました。(14:40~15:15)

内容は、4年生が、「山南川物語」と題して、山南川に架かる
12の橋の由来と調査発表を行いました。

5年生は、「みんなでつくるエコの町千年」と題し環境問題
についてと、地球を守る「木と森林」の役割、「ヒートアイランド」
に対する3Rの実践などの発表がありました。

6年生は、「郷土の偉人、山本瀧之助さんに学ぶ」と題して
「山本瀧之助」の生涯を紙芝居にまとめ、その中から学んだ
発表と「ふるさと自慢」で「寄の宮」の祭りからの発表。
さらに「福山市こども議会」の報告がありました。

そのあと引き続き、「山本瀧之助から学ぶ」と題して広島大学大学院
教育研究科の佐竹智子さんよりの講演を伺いました。

「山本瀧之助」が生涯を通して「教育活動」の実践を研究され、
教育を地域まで広げて「青年」を「教育」し続ける原動力
などの研究発表を聴講し、明治時代から「教育の実践」を
継続し続けた「教育者」としての姿を浮き彫りにされました。
行政までも巻き込み、「青年」の育成に情熱を捧げ、その成果
が「青年団」「少年団」「小女会」などの結成へと結び付けた
活動に、地元にこの様な教育者の存在を再認識させられる研究
発表を聞く事ができました。

その後の質疑では、千年小学校の児童・保護者・地域の人たち更に
学校教育関係、PTAからの参加が多数あり、寒い体育館の中で
したが、数多くの質問があり、熱気に溢れる発表会となりました。
その中で、多くの知見を得ることが出来て、
大変意義ある発表会でした。         (文責:鳳来)


         (発表風景 「山南川物語」)


(発表風景 「郷土の偉人 山本瀧之助さんに学ぶ」)


(講演「山本瀧之助から学ぶ」佐竹智子さん)

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