沼隈郷土文化研究友の会

広島県東部に位置する沼隈町は古代より瀬戸内海の中央(ヘソ)に当たり、
その郷土からの情報発信です。

「備後国府の意義と府中のまちづくり」と題して坂井秀弥先生の講演を窺いました

2016年08月15日 | 報告

 今回の講演は、

 府中市立図書館主催の「郷土の歴史を探る」テーマから、
「備後国府」が国の史跡指定として、答申を受けた背景から、
坂井秀弥先生の講演とつながった。

日時:平成28(2016)年7月31日(日)


 「備後国府跡」が国史跡へ指定は、官報の発表により、国史跡指定と
なります。

 この「備後国府跡」の国史跡指定は、国府の中心部分が見つかっていない
遺跡が「国史跡指定」となるのは、全国的に見ても「備後国府跡」が初めての
指定となります。


 以上の様な背景を踏まえて、今回の講演となりました。


 講演の概要は、
 1.「日本における遺跡発掘の成果」から始まり、
 2.「備後国府跡の国史跡指定」
 3.「古代の律令国家と国府」
 4.「備後国府跡の遺跡・文化財」
 5.「府中のまちづくりへの展開」
と、広範囲にわたり、お話しを聞くことができました。


 その後、同じ会場で「備後国府展」と題してパネル展が開かれていて、
今までの発掘調査を基に、備後国府パネル展を見ることができました。


(講演中の坂井先生)

[備後国府パネル展]






(パネル展解説風景)

(復元十二単)


(復元国府役所 処務風景)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿