7/28(日)~30(火)
ヨッチャン、キャプテントットと常念岳から燕岳まで縦走
7/27(土)
台風のために、出発を遅らせて、お昼過ぎにヨッチャンの車で東京発、
安曇野ICで降りて、登山口の近くでテントを張るところだが、
今晩は大雨のようなので、旅館に泊まることにした。
スマホで見つけた「常念坊」に素泊まり、「大雪渓」を飲んで、22時すぎに就寝。
(今回、もたついていた梅雨明けと突然発生して高気圧の間に突進してきた台風のせいで、
行き先も、飯豊山→南南アルプス→折立周回→ と変更を重ねて結局、1泊減らした
今回のプランを前日に決定した。)
7/28(日)
6時半頃、宿を出て、一の沢の登山口駐車場に、7時前に到着。
仕度をして7時に駐車場を出発

7:30頃、一の沢登山口・ヒエ平
登山届を出してから、沢沿いをゆっくり登っていき、

胸突き八丁 で雪渓の末端
曇りだが、もあっと湿度が高く、ここまでにかなり汗をかいた。

ここから急登になる。
今回、何が気がかりかといえば、「自分の体力」であった。
5月まではぼちぼち山歩きをしており、夏山シーズンに備えていたのだが、
6月の初めに、ジョギング中に、右足ふくらはぎがおかしくなり、
(肉離れのようだが)結局、3週間ほぼ運動せず。
これはやばいと思いつつも、平日は毎日遅くなり、週末出勤もあり、
1週間前の日曜日には、山歩きしないとやばいなと思っていたら、
葬式が入ってしまい結局、山に行けず、この有り様であった。
身体は正直なもので、まさに、胸突き八丁で胸突き八丁となっていた。


11時半頃、常念乗越に到着
台風一過の晴天とはならず、西から雲が切れ目なくやってくる。
テントを張って、ビールで乾杯。
15時ごろになり、ヨッチャンとトットは常念岳に上がったが、
自分は休養に専念。
しかし、三俣からの急登コースで来ていたら、たどり着かなかったかもだな。
まったくとほほである。
その後もガスが取れず、夕焼けも見えず、夕食後、20時前に就寝。
7/28(日)
7:00 一の沢登山口駐車場
11:25 常念乗越

7/29(月) 朝焼けも今一つ
5時半頃、燕山荘目指して出発

常念岳

トラバース道を行かずに、右上の横通岳に上がった。

コマクサ

横通岳2767mから常念岳
ここに看板がおいてあったような記憶があるのだが、無かった。

大天井岳に向かう途中で、ヨッチャンが熊を見つけた。300~400m離れているので
襲われる心配はない。

常念岳方面を振り返る。
縦走路が見えると気持ちがいい。

この後、右上の東大天井岳2814mに上がった。
左上の雪渓の近くにはお花畑がある。

お花畑

チングルマ

東大天井岳から大天井岳
この頃からガスが出てきて、その後雨になり、雨具を着て、大天井山荘へ向かった。


イワツメクサ

タカネツメクサ


大天井山荘で1hほど休憩しているうちに、天気がようやく回復してきた。
大天井岳山頂2922m

槍がちらほら見えた。

雷鳥くんには散歩日和

大天井岳の下りから、燕山荘方面


シコタンソウ

ミヤマクワガタ

大天井岳を振り返る。

西側はあいかわらず雲が多い。

ハクサンチドリ

大天井岳がだいぶ遠くなった。

燕山荘はなかなか見えてこないが、ようやく蛙岩が見えてきた。


蛙岩

蛙岩を越えると、ようやく燕山荘が見えた。

そして燕岳


13時半頃、燕山荘に到着。
コースタイムよりかかったか? けっこう効いたが、身体は山になじんできた感じだ。
(旺文社の地図のこのあたりのCTはちょっと短めな気がする。)
テントを張った後、大ジョッキで乾杯! 昨日よりもビールが美味い。
ようやく夏山らしくなってきた。
しかし、この後もお天気は今一つで、夕焼けにもならなかった。
7/29(月)
5:30 常念乗越
9:10~10:40 大天井山荘
13:30 燕山荘

7/30(火)
あいかわらず西側には雲が多いが、お天気は上向きのようだ。
常念岳で上の段にテントを張っていた(1人1張り)3人組のリーダー格の男性
(自分らよりは少し若いんではないか?)が燕山荘でも隣りにテントを張っていたが、
昨夜、ヨッチャンに、「今朝は、朝早く話し声がうるさかったから注意してくれ。」と言ってきた。
???そんなにうるさくなかったと思うけどね。
夕べも、20時半ごろだろうか。
近くのテント(年配の女性2人でぺちゃくちゃと話をしていた?)に、
「あんたたち何時だと思っているんだ!もっとまじめにやんなきゃだめだろう!」
的なことを大声で怒鳴っていた。(笑)
まあ、20時すぎたら静かにというのあるけれど、山に来て、そんなに神経質にならなくても
いいのにね。

5時半すぎに、燕岳へ

燕山荘から30分ほどで、燕岳山頂

北燕岳方面 右奥に餓鬼岳

大天井岳方面

戻って来て、イルカ岩と燕山荘
テント撤収後、下りも登りも混み合う合戦尾根を降りて、9時半前に中房温泉に下山、
穂高駅行きのバスがすぐ出発だったので乗って、しゃくなげ荘で下車、
タクシーを呼んで、一の沢登山口に戻った。
7/30(月)
5:40 燕山荘
燕岳ピストン
6:30~7:00 燕山荘
9:20 中房温泉
南南アルプスの大縦走など、行ってたらどうなっていたのだろうか? 反省。
普段から身体を鍛錬しておかなければ、山で笑えないのだ!
もっとがんばれ自分よ。小屋泊まりになるぞ!