今日はカーリング。ロコ・ソラーレのスキップ、藤沢五月選手のスーパーショットにしびれました。
昼食後、テレビをつけると対デンマーク戦の終盤。第9エンドで後攻のデンマークが1点加え、日本は5-7とリードを許したところでした。
第10エンドは有利な後攻とはいえ、2点とるのは至難の技。
実際、日本はコーナーガードを置いて積極的に攻めたものの、デンマークがうまく対応し、エンドの最終盤にはハウスの中で両者のストーンが数個ずつ混在する状態。藤沢選手がラストショットを放つ時には、中央にもっとも近いナンバー1ストーンがデンマーク。第2ストーンこそ日本ですが、第3ストーンはデンマーク。このままだとデンマークが1点獲得です。どうする?
素人がふつうに考えれば、投じたストーンでデンマークのナンバー1を押して外す。それで投じたストーンがナンバー1となれば、ナンバー2ストーンと併せて2点。なんとか同点とするしかないところ。
それだと延長のエンドに入りますが、しかし、日本は先攻となって不利。
そこでロコ・ソラーレのとった戦略は、ストーンをデンマークのナンバー3に当てて押し出し、撥ねかえった自分のストーンでさらにナンバー1ストーンも弾くというもの。困難なダブルテイクの道です。
これを藤沢選手は見事に決めました。結果、日本のストーンがナンバー1~3を占め、一気に逆転。
決まった瞬間には、思わず「ばんざ~い!」と両手を挙げてしまいました。
吉田(夕)選手、鈴木選手のスイープによるアシストも素晴らしかった。
解説の両角さんは「私が両選手をあまり褒めるものだから、〈両角さんはあの2人に弱みを握られているのじゃないか〉といわれたりしますが、実際、ほんとにうまいんです」と言ってましたね。
もちろんサートの吉田(知)選手の元気なふるまいも最高です。笑顔がたまりません。
夕食後にはアイスホッケー女子。
決勝トーナメントに進んだスマイルジャパンですが、フィンランドと対戦して思わぬ大敗。壁は厚く、高かった。
でもベスト8はたいしたもの。予選リーグは楽しませてもらいました。次はさらに上を!
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