惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

生成AI

2023-05-13 21:25:42 | AI

 朝、市民農園へ出かけて追肥をやったり、ミニトマトを鳥から守る処置をしたりしているとしっとりとした感じで雨が降り始めました。
 あわてて帰宅するとだんだん雨脚が強くなり、その後は降ったりやんだりで、一日、雨模様。
 明日もこんなお天気らしい。アジサイのつぼみも大きくなってきているし、梅雨が近いようですね。

 グーグルの言語生成AI・Bardに「星新一ってどんな人?」と聞いてみました。
 答えは――

星新一(ほし しんいち)は、1926年(大正15年)9月6日に生まれ、1997年(平成9年)12月30日に亡くなった日本の小説家、SF作家です。本名は親一(しんいち)。

東京大学農学部を卒業後、星製薬の社長を務めましたが、1957年(昭和32年)にSF同人誌「宇宙塵」を創刊し、SF作家としてデビューしました。

星新一は、1001編以上の作品を発表し、「ショートショートの神様」と呼ばれています。彼の作品は、ユーモア、アイデア、社会風刺に富み、幅広い読者に愛されています。

代表作には、「ボッコちゃん」「きまぐれロボット」「タコとキウイ」「幸福の王子」などがあります。

 

 経歴はほぼ良いのですが、「宇宙塵」を創刊したのは間違い。しかしもっと変なのは、代表作に「タコとキウイ」「幸福の王子」などというのがあげられているところ。
 星新一の「タコとキウイ」とはどんな作品なのか聞いてみると――

星新一の短編小説「タコとキウイ」は、1956年に発表されました。タコとキウイが恋に落ちるという不思議な物語です。タコとキウイは、海と陸という異なる世界に住んでいますが、お互いに惹かれ合います。タコとキウイは、様々な困難を乗り越え、最終的には結ばれます。

「タコとキウイ」は、愛の力、不思議な物語です。また、異文化理解、異なる価値観の共存の物語でもあります。

 

 うーん、すごい! もちろん、こんな作品はありません。なによりデビューしたという1957年より前の作品になっているところが変です。
 BardさんもChatGPTと同じように堂々とウソがつけるようです。

 ちなみに「星新一の『幸福の王子』の内容は?」と聞いてみると、「なりそこない王子」について説明してくれました。はじめは勘違いしていたのかな?

 さて、以前、「星新一は1926年に神奈川県に生まれ、本名は星野 好一(ほしの こういち)といいました。彼は、東京大学法学部を卒業後、新聞社に勤めた後に独立し、作家としての活動を始めました」などとデタラメを吹きまくってくれたChatGPTさんの方はどうなっているのかと、今日、あらためてもう一度、星さんについて聞いてみました――

星新一(ほし しんいち)は、日本の推理作家であり、SF作家でもあります。本名は石森 崇彦(いしもり たかひこ)ですが、多くの読者には星新一のペンネームで知られています。

星新一は、1926年に岐阜県で生まれました。彼の作品は独創的なアイデアや意外な結末で知られており、ミステリーとSFの要素を組み合わせています。彼の作品は短編が多く、多くの場合、読者は驚きや思考を刺激されるようなトリックやパズルの解決に挑戦します。

星新一の代表作の一つは「科学探偵・明智小五郎シリーズ」です。(以下略)

 

 やはり正解にはほど遠い答えが返ってきます。
 逆に「石森崇彦」は何者かと聞いてみましたが、「石森崇彦(いしもりたかひこ)という名前で特に有名な人物は特定できません」とのことでした。

 あと、マイクロソフトのBingはそつのない答えをしてくれますが、なんだか面白みがない――というと、使い方が間違っているのかな。
 でも、今のところほら吹きAIと付き合ってゆく方が楽しいぞ、と思っている私です。



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