惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

天狗の屁玉

2011-06-24 21:15:54 | 自然
 今日も暑い。熊谷で39.8度なんて、ただごとではありません。
 我が家でも33度くらいまでいってましたね。夜になってもまだ暑い。

Onifusube1106 今日のステレオグラム。
 これ、オニフスベですよね。直径10センチぐらいと小さめだけど、まだ若いから、これから膨らむんじゃないでしょうか。ソフトボールぐらいにはなるかな。

 見かけたのは神代植物公園の南側。フェンス沿いの道端でした。
 触ってみると、固い。感触はしっとりしたスエードのようです。

 フスベは、牧野富太郎先生の『植物一日一題』によると「こぶ」のこと。「源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう) 』瘡類中の贅を布須倍(フスベ)としてある」とのことです。
 鬼がコブを落としていったということですね。しかし白いコブは変かも。

 幼い頃の富太郎少年が見かけてびっくりした大きなキノコがこれですね。その時は「天狗の屁玉」と教えられたとか。「狐の屁玉」ともいうそうです。
 もっと普通には「藪玉(ヤブダマ)」。

 しかし「屁玉」は「屁」と、どうちがうのでしょう? 同じもの?
 辞書では同じものとなっているみたいですねえ。
 狐や天狗の屁は気体ではないと考えた人がいたのかなあ。


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