昨夜は息子夫婦とともに家族行事を楽しんでおりました。
市民農園で育てているマクワウリの雌花が咲き始めました。
花弁の根元に子房が膨らんでいるのでよくわかります。
これまでの花は雄花ばかりで、咲いても実はならないので、単に賑やかなだけ。
でも、これからは花が実になる楽しみができました。
といっても、最初に雄花を咲かせるのには、マクワウリなりの戦略があるのだと思います。
花粉のDNAを他の花に送り出すのは、雌花を受粉させ、種子を作るのに比べるとエネルギーが少なくて済むので、植物体が生長途上で、まだあまり「体力」がない時に遺伝子を遺すのに向いている。なので、まずそちらを狙っているのだと思います。で、大きくなり「体力」がついてくると、実をなし、種を作る段階に移るのではないでしょうか。
私が育てているウリの仲間は、キュウリもスイカもゴーヤもメロンもみんな同じです。
まず雄花ばかりが咲く段階があり、大きく生長すると、雌花が咲きだします。
よく出来ているなあと感心しています。