惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

こけた

2007-10-28 21:11:31 | 日記・エッセイ・コラム
 散歩の時は、なるべく次のような道を選ぶようにしています。
・人の通らない道
・小さな道
・曲がった道
 で、今日もつつじヶ丘の小高いところにある住宅街を歩いていて、舗装道路の横に、かつての溝をつぶしたような小道があるのを見つけ、当然のように足を踏み入れました。
 が、その瞬間、足がつるりと滑り、右膝と両手をついてしまいました。土が剥きだしだったのが昨日の雨で濡れて滑りやすくなっていたんですね。

 別に怪我とかはなかったのですが、両方の手のひらにべったりと泥がついてしまいました。水で洗い流したいのですが、なかなかそのような設備が見つかりません。
 探しながら歩いているうちに、目的の本屋さんに到着。仕方がないのでそのまま店に入り、棚を眺めてまわりました。汚れているのは掌の下半分なので、用心して指先で本を見るぶんには、汚すおそれはありません。4冊ほど選んで、レジへ。
 お金のやりとりがまずかったですね。特にお釣りをもらう時、どうしても手のひらを見せないわけにはいきません。泥はもう乾いて薄茶色になっていましたが、店の人は不審に思っただろうな。ああ、恥ずかしい。

 〈小説推理〉12月号が発売になりました。SF書評の欄で、デイヴィッド・ブリン『キルン・ピープル』(酒井昭伸訳、ハヤカワ文庫SF)、マイクル・クライトン『NEXT』(酒井昭伸訳、早川書房)、林譲治『進化の設計者』(ハヤカワSFシリーズJコレクション)、堀晃『遺跡の声』(創元SF文庫)を紹介しています。
 酒井さんの訳した2作はいずれも上下2巻の分厚いもの。たまたま出版時期が重なったのでしょうが、なんとも圧倒されてしまいます。