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惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

遺恨試合?

2017-11-14 20:59:43 | 相撲

 横綱日馬富士の暴行報道に接して思い出したのは、昨日の貴景勝との相撲。
 いつもの横綱の鋭い立ち合いが見られず、若手・貴景勝に押し込まれてあっけなく土俵を割りました。

 貴景勝は、怪我をした貴ノ岩と同じ貴乃花部屋ですよね。兄弟子のことを知らないはずはないし。激しい闘志を燃やす理由があったのでは。
 一方、日馬富士の方は、土俵に上がる前からひるむ気持をもっていたのではないか。今になって、勘ぐってしまいました。

 〈ナンクロメイト〉12月号の新刊紹介で取り上げた本を記すことを忘れていました。次の3冊です――

  • 小松政夫 『時代とフザケた男 エノケンからAKB48までを笑わせ続ける喜劇人』 (扶桑社)
  • 向山義彦 『ちゅうちゃん』 (幻冬舎)
  • 大平万理 『「代謝」がわかれば身体がわかる』 (光文社新書)

 『「代謝」がわかれば――』の著者は男性。「おおだいら・まさと」さんです。
 名前の読みかたは大変。


ウルフ逝く

2016-08-01 21:02:51 | 相撲

 コンテナ栽培のオクラがずいぶんと育ちました。毎朝のように咲く花も大きく、しっかり開くようになったので、もう一度、ここに載せておきます。

 淡い色合いがとてもきれい。
 花が大きくなるにつれ、実も大きくなってきて、ここ数日のぶんはもう八百屋さんの店頭のものにもヒケをとらないぐらい。嬉しいです。

 元横綱の千代の富士関(九重親方)が死去。享年61は、本当に残念な早さでした。

 幕内下位に低迷していた頃は、投げこそ豪快でしたが、強引な相撲によって肩を何度も脱臼、休場を繰り返していました。
 「これぐらいのお相撲さんかな」と思っていたら、筋力をつけることで脱臼癖を克服。相撲内容も、まわしをとって素早く前に出るものに変えて怪我をしなくなりました。そしたら、あれよあれよという間に番付を上げて、ついには大横綱に。
 トレーニングと意識改革で、人はこれほどまでに変わるものかと感心したものでした。相撲協会の役員になってからは周囲と軋轢があったみたいですが、たぶん、あまりに率直な言動が反感を呼ぶところがあったのでしょうね。
 でも、そんなウルフが好きでした。生涯に出会った中でも、強く印象に残るお相撲さんの一人。ご冥福をお祈りします。

 元横綱の朝青龍関がツイッターでつぶやいた追悼の言葉――

  • 悲しい悲しいな涙が止まらない…憧れの力士、角界の神様、横綱たちの横綱よ~~悲しいな
  • 親方よ 夏にモンゴルに来てイトウ釣る約束は?悲しいな涙
  • 寝ているような穏やかな姿見…親方ごゆっくりお眠りください。さようなら

 この人にもずっと角界にいて欲しかった。


小海老草

2016-06-27 20:29:28 | 相撲

 昨夜は都心の神楽坂まで出かけ、居酒屋で臨時「一の日会」。中高年8人でSFその他の談義に花を咲かせました。

 その前に東西線神楽坂駅そばの商業施設ラ・カグで、写真展「新潮社写真部のネガ庫から」を見ました。新潮社ゆかりの作家たちのスナップやポートレート。
 白いダブルのスーツでポーズをとる筒井康隆さん、好奇心で目をキラキラさせている星新一さん、銭湯につかる井上ひさしさんなど、原則1人1枚ずつですが、どれも興味深い。開高健さんがまだサントリーに勤めている頃、27歳当時の写真もあり、あの丸顔とは似ても似つかぬシャープな風貌に驚きました。

 ここから坂を下って居酒屋まで歩いたのですが、どこか江戸情緒を残した町家めいた風情があります。ついつい路地に入って、軒先の鉢植えなどを覗いてしまいました。

 そんな中に、見慣れない花が。

 帰宅して、グーグルの画像検索を初めてためしてみました。
 一発で同じものが出て来るわけではありませんが、たくさんある画像を見ているうちに、「これでは!」と思うものに行き当たりました。

 どうやらコエビソウというらしい。
 中米原産でキツネノマゴの仲間だそうです。

 キツネノマゴならよく知っています。初秋に咲く、愛らしい雑草。そういえば、花序から突き出た花がキツネノマゴに似ています。で、花序はエビの体みたい。
 別名ベロペロネ。丈夫な多年草で、長く楽しむことのできる花のようです。


祝祭演奏会

2016-06-25 21:07:34 | 相撲

 午後、市の文化会館大ホールで「生誕260年 モーツァルト・ガラ・コンサート」。
 開催中の市音楽祭のプログラムのひとつです。ウルフガング・アマデウス・モーツァルトが父のレオポルド・モーツァルトに送った手紙に書かれた「1783年ウィーン ブルグ劇場公演」の内容を再現するもの。

 楽しかったです。シンフォニーあり、コンチェルトあり、オペラのアリアあり、ピアノ独奏あり。さまざまな形式のモーツァルトの曲が楽しめました。演奏時間3時間15分(休憩含む)は、お尻が痛かったですけどね。
 会場は満員。皆さん、音楽が好き、モーツァルトが好きなんだ。

 夜はテレビで陸上日本選手権。目当てはもちろん男子100メートル決勝です。
 結果は、1位:ケンブリッジ飛鳥選手、2位:山県亮太選手、3位:桐生祥秀選手。準決勝でのタイムそのままの順位となりました。
 優勝したケンブリッジ選手のタイムは10秒16。9秒台はおあずけです。桐生選手が終盤スピードを落とし、レース後、右脚を気にしていたのが心配。何事もなければいいのですが。


英国民投票

2016-06-24 20:45:13 | 相撲

 朝からまじめに原稿を書いていました。が、時々は、英国民投票の開票状況を確認。
 最初は競り合ってましたね。離脱・残留が追いつ追われつだった。それがある時から離脱のリードが揺るがなくなり、51.5パーセントとかを維持したまま時間が経つ。

 BBCの「速報」が出たのは、昼食を食べ終えて間もなくだったでしょうか。テレビで海外ニュースを見ていたら、英国の放送局の出席者が泡を喰った感じになってる。間もなくテロップで「離脱確定」の速報が出ました。最終結果は51.9パーセントが離脱ということのよう。

 凄いことが起こるんだなあ、と実感しました。
 ここ数年、ギリシアがEUから脱落するのを阻止するため各国が懸命なっていたのに、今度はイギリスの国民があっさりと離脱を決めてしまった。歴史の動く瞬間を見た気がしました。

 この先、世界がどうなるかわかりませんが、トランプ、TTP……と、目を離せない案件が続きます。