郵貯スタンプ・じい散歩

日毎に選んだ街を散歩しながら、郵便局の窓口で貯金をし、局名のスタンプを押してもらう。歩く街の感じた事を紹介。

郵貯スタンプじい・散歩

2009-12-13 10:26:09 | Weblog
【関西・2009 第二弾】(12月7日・和歌山市)
 和歌山駅に1時間も早く着いてしまい、郵便局が開く9時までに2時間近く有り、取りあえず表口になる西口に出て、観光協会で地図を貰う。
 駅前からの広い”けやき大通り”を歩くと、まだ時間が早いので人通りも少なく、女子高生が何人か。和歌川に架かる新町橋を渡り、15分以上掛かって
【和歌山城】へ。
 天正13年(1585)豊臣秀吉が紀州を統一し、弟秀長の領地としましたが、その際この虎伏山の地を選んで、自らが縄張りし藤堂高虎を普請奉行として本丸及び二の丸を築城させたのに始まる。翌14年から秀長の城代・桑山重晴が在城し、初めて”若山”又は”和歌山”の城という様に。慶長5年浅野幸長が三十七万石をもってこの国の領主となり、その後弟長晟がこれを継ぎましたが、この間逐次城郭を整備しました。元和5年(1619)徳川家康の第十子頼宣が五十五万五千石を領して入場し、以来250余年、徳川御三家の一つとして大いに栄えた。
 大手門に架かる一の橋を渡ろうと、堀を除くと鯉が開いた丸い口をこちらに見せて集まって来て、歓迎(餌は持ってない)してくれている様だ。
 大手門を潜ってすぐ右の石垣上に場内最大の、樹齢約450年、天然記念物の”大欅”が迎えてくれ、凄いので慌てて写真を。
 表坂(石段)を歩いて行くと、石垣下に”動物園”(といっても鳥が主体の様だが)の白鳥や鶴が見える。ここまで上がってくると殆ど人戸は会わず、ジョギングや散歩の方にしかすれ違わない(時間も早い)。”本丸御殿跡”は、現在場内給水所になっている。天守閣(写真添付)前広場には童謡「まりと殿様」の第五番の歌碑が作詞家の西条八十直筆で建てられており、全て葉が散ってしまい、小さな実を一杯付けた”センダン”の木が。天守閣の周りを石垣に沿って歩いてみたら桜の古木が植えられていたり、ゆっくり景色(和歌山市内が360度見える)を見ながら歩いても2分位しか掛からない。御三家のひとつなので10月に行った名古屋城と比べて小さく感じた。帰りは、裏坂(石段)を下り、西の丸庭園の傍の【紅葉渓】に、9時前なのでここにも入れなかったが、堀に望遠カメラを構えた人がいたので寄って聞いてみたら、案の定”カワセミ”が池の石の上に。京都からわざわざこの写真を撮る為に来ているそうだ。40歳位だと思うが、かなり太った方で、話していたら美味しい”和歌山ラーメン”の店も教えてくれたので折角だから後で寄ってみよう。
 カワセミの処でかなり時間を使ったので大手門を出て隣の(和歌山局・フォルムカード・風景)へ行ったのが9時を過ぎてしまった。”けやき大通り”を渡り、”多賀
神社”に参拝し、市堀川に架かる京橋の踊り場に”籠”を模ったモニュメントが。
(和歌山本町局)(和歌山宇治局)(和歌山中之島)(和歌山新中通局)(和歌山
末田局)(和歌山美園局)と回り、”カワセミ”のお兄さんに聞いた横浜のラーメン博物館にも出ていた和歌山ラーメンの「井出商店」に10時半過ぎに着いたが、
聞いていた時間と違って11時半から営業との表示に、(和歌山広瀬局)(和歌山
山吹屋局)と廻って井出商店に戻ったのが11時40分なのに5人並んでいた。
【和歌山ラーメン】駅の観光協会で”和歌山中華そばとラーメン食べ歩きマップ”という地図も貰え、和歌山市内の中心部を走っていた路面電車の停車場に軒を並べていた屋台を発症とする”醤油系”が主流だが、コクのある、まろやかなとんこつスープと醤油が絶妙に絡み、奥行きの深さを感じられる”豚骨醤油系”。全国で「和歌山ラーメン」というとこちらの味だそうだ。店に入ってからの注文の仕方や
食べ方まで書かれている。
JR和歌山駅。5時間。郵貯9局。風景1局。フォルムカード。18,344歩。

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