釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

宝塚星組公演

2013年02月01日 11時53分17秒 | 演劇・演芸
宝塚星組

宝塚ジャポニズム
めぐり会いは再び 2nd
Étoile de TAKARAZUKA

三本だてを観劇しました。

当日券三階席最後列2500円は安い。
しかしこの最後列は当日券しかないのがミソ。
歌舞伎の一幕にのような感じかな。
一列前は3500円だからお得。

さて、内容ですが
日本物の舞踊ショー、ラブコミック風な宝塚ミュージカル、レヴューの三本立。
舞踊ショーとレヴューは、4月の台湾公演向けに作られたものなので、宝塚的要素が満載です。

「宝塚ジャポニズム ~序破急~」

宝塚の巨匠、あのベルばらの植田紳爾の作品。
最初はさくら幻想曲、頭から宝塚日本物のラストで使われることが多い桜のボレロ。
約15分間の群舞で圧倒されます。
宝塚の日本物は洋楽で日本舞踊、これが割と違和感ないんですね。
そして、銀色の二枚扇の総踊りが凄い。
二番目は千体仏。
春日野八千代亡き後の宝塚の最長老、松本悠里が弥勒菩薩に扮し、聲明で踊る。
薬師寺の方の聲明なのですが、この聲明を聞くだけで満足。
もちろん松本先生(あえて)の踊りも美しい、そして動きによって金に見える真紅のキラキラした衣装も美しい。
そして、千体仏の群舞に、柚希礼音の大日如来のキンキラ場面。
うーん、台湾向きかも。
最後は荒城の月。
大坂夏の陣の世界を舞踊化して、最後は荒城の月のボレロ風群舞へとつながっていく。
こんどは明るい衣装に金の二枚扇・・・・・・どんどん盛り上がって終幕。
いいですね。

休憩を挟んで

「めぐり会いは再び 2nd」

昨年上演された作品の続編。
前作を踏まえて短くよくまとまった作品で、登場人物の個性と役者の個性が相まって、宝塚を知っている人ならなお楽しめる内容。
この辺が、宝塚を知らない人にはどうかなと思うけど、果たしてどうなのか。

小休憩の後

「Étoile de TAKARAZUKA」

最近、間違いのないショー作家、藤井大介の作品。
12星座をモチーフに場面が展開するレヴュー。
期待通り、全編息つくヒマもないほど堪能いたしました。

特に注目を引いた場面を列挙すると、
「ふたご座」
紅ゆずるの個性だけでなく、客を惹きつける力を改めて実感。
歌唱も上々、上手くなってる。
「おとめ座」
星にまつわる宝塚の過去の曲が次々と出てくるスターに歌い継がれていくのは圧巻。
宝塚ファンなら今日が使われた元の作品が思い出されるし、次々と出てくるスターはまさに星。
一等星あり、新星あり、流星あり、銀河あり、見事という他ない。
そして、中詰の総踊りへ。
総踊り後の「セ・マニフィーク」
娘役トップの夢咲ねねが銀橋居残りで、男役を従えて熱唱。
セ・マニフィークは鳳蘭の初演のショーの主題歌で男役が歌うのしか見たことなかったのだけど、夢咲ねねが非常にいい。
最近の宝塚は娘役の方が男前だからありうるのか、感動的ですらありました。ブラボーです。
「さそり座」
主演・柚希礼音のソロダンスシーン。
この柚希のダンスがキレがあって、メリハリがあってとても良かった。
ソロダンスで感動することは宝塚ではなかなかないんだけど、さすがダンスの得意な柚希・・・・良かったです。
そして、フィナーレ。
全員白の衣装が美しい。

急に行くことになった宝塚観劇。
わりと手軽に見られるからこういうのもいいかもね。
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