釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

鍾馗水仙

2009年09月19日 06時45分17秒 | 四季の花
昨年も紹介した黄色い彼岸花
鍾馗水仙(ショウキズイセン)を見に新宿御苑に行ってきました。



毎年、時期をはずしてしまって盛りが過ぎたころに行っていたので、今年は少し早めに出かけました。
三年目にして盛りを見ることができました。



この鮮やかな黄色は森の中でも目を引きます。
白花彼岸花は赤い彼岸花とこの鍾馗水仙の自然交配種だそうです。



なかなか珍しい花で新宿御苑でも千駄ヶ谷駅の門と入場改札の間の植え込みに咲きます。
だから入場料なしでも見られるんですよね。



彼岸花より少し早めに開花するので今が見ごろです。
なぜ鍾馗水仙というのでしょうか。
五月人形でおなじみの道教の神様である鍾馗様の髭に似ているからともいわれています。
ピンクの花を夏水仙といいますから、もとは小黄水仙だったのかもしれませんね。

さて、御苑の園内では、赤い彼岸花も咲いていますが、いまタイワンホトトギス見ごろです。


日本のホトトギスよりも小ぶりかな。
国内では沖縄に自生しているそうです。
鳥のホトトギスの胸模様に似ているところから名付けられたそうです。

こうして秋は少しずつ身近になってきています。
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萩寺・龍眼寺

2009年09月16日 21時47分00秒 | お散歩日記/東京地名の話
江東区亀戸三丁目、亀戸天神の裏手に龍眼寺はあります。
門前には横十間川が流れ、川の向こうは墨田区、最寄り駅は押上駅になります。

江戸時代後期に出版された江戸のガイドブック「江戸名所図会」にも『龍眼寺 庭中萩を多く栽て中秋の一奇観なり 故に俗呼んで萩寺と称せり』(昭和二年刊行有朋堂文庫参照)と紹介されている江戸時代からの萩の名所です。

 
「江戸名所図会」の挿絵(有朋堂文庫より)


9月14日の様子

例年9月の下旬に満開を迎えます。
私が訪れた9月14日は咲いているには咲いていましたが、まだちらほらの状態でした。満開を迎えているのが彼岸花です。



昨年は9月29日に伺いました。
萩も満開で、彼岸花もまだまだ咲いていました。

昨年9月29日の様子







龍眼寺の近くには柳島妙見や亀戸天神、梅屋敷などがあって、江戸近郊の行楽地だったのでしょね。

時代は移り震災後の亀戸。
浅草十二階下にあった銘酒屋街が取り締まりや震災で亀戸天神裏や玉の井に移ってきたということです。
銘酒屋といっても酒だけの商売じゃない。いってみれば私娼窟だったわけです。
戦前は、赤線(特殊飲食指定地域)になったということです。
世の中変わっても男性の行楽地だったわけです。
玉の井は小説で有名ですが、ここ亀戸もとても繁盛した町だったようです。

赤線が終わって50年、萩寺から亀戸天神の一帯はいまだに不思議な雰囲気の残る場所です。

萩 月 遊女・・・・とくれば思い出す芭蕉の名句

一ツ家に 遊女も寝たり 萩と月

萩の花にはこぼれ落ちるさまに一抹の寂しさと色気を感じますね。


コメント (2)
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秋祭り

2009年09月15日 01時52分53秒 | 西麻布の話題
わが町・西麻布でも金土日と秋祭りでした。

前にもお話しましたが、西麻布は旧麻布笄町(こうがいちょう)と旧麻布霞町・旧麻布櫻田町などが合わさってできた町です。街の祭りは昔の町単位で行われます。
そんな意味合いでも住居表示って昔ながらのコミュニティを破壊しちゃったんですね。

ですから同じ西麻布でも、町会が違い氏神様が違うと祭りは違います。
旧霞町や旧櫻田町は、旧テレビ朝日通りにある櫻田神社が氏神様です。
旧笄町の大部分は、元麻布にある麻布氷川神社が氏神様です。

町会は旧町単位なのですが、旧笄町は麻布地区でも一番町域が広かったせいか、町内にいくつも町会があります。
私が住んでいるところは「上笄町会」です。

金曜日から、上笄町会では盆踊り・・・・・盆じゃないんで名前に異議ありですが・・・。町によっては輪踊りなんて名前付けていますが、いつから盆踊りと秋祭りが合体したんでしょうね。
私の子供のころはすでに秋祭りに輪になって炭坑節や東京音頭を踊っていたと思います。

土曜日にはバザーや盆踊り?
でも土曜日は生憎の豪雨で踊りは中止。

そして日曜日に待望の山車と神輿の町内渡御が行われました。





本当に小さな神輿です。
担いでいる姿もなんかこじんまりしてますけど、昔からこんな感じ子供たちが担いでいます。
この神輿の前に太鼓の乗った山車を子供たちが引いています。

上笄の町会域は、坂が多くて、渡御するにも坂の上り下りが合計四度もあり、二時間近くかかります。

そのあとで大人たちが十人ほどで短い距離ですが担ぎました。
もちろん私も・・・・。
もしかして・・・・担ぎ手最高齢。w
それも人生初の神輿だったんです。

でも楽しかったですよ。ものすごく。
自分が担いでいたから画像はありません。ww

西麻布には、ほかの町会にもっと大きな神輿があるそうです。
でも使われていません。
町会の機能も働かなくなって、神酒所さえ設置されなくなっています。
せめて神輿ぐらいは飾ってくれないかなというのが正直な気持ちです。

そして立派な神輿なら貸してくれないかな・・・という考えもあるようです。
でも小さくてもわが町の神輿は子供のころからの思い出が詰まっていると、町会の役員の方がいっておられました。
まったく同感です。

数年前に外国人の方が担ぎたいといって大人が担いだのが始まりだそうです。
毎年、少しずつ距離を伸ばしています。
来年は坂を下るのかな。






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何回目かの誕生日

2009年09月05日 19時46分47秒 | あいさつ
昨日は、GONTAの11周年と私の誕生日を皆さんが祝ってくれました。
本当は今日がその当日だけど、12時過ぎれば5日になる日、金曜日のほうが皆さん都合がいいかなと思って、4日になりました。

お花をいただいたり、プレゼントをいただいたり、ケーキやお酒をたくさんいただきました。
いくつになっても誕生日はうれしいね。

それに去年は10周年で、もう1年たったのかと思うと月日のたつのは早いです。


美和ちゃんにいただいたケーキ


奥ちゃんから届いた花

自分へのプレゼントは、昔から飲んでみたかった「呉春」



大阪の池田の酒で、たまたま渋谷の百貨店でお一人様一本限りで売っていたのを買いました。
昔から名前は聞いていたのですが、飲む機会がなく、初めての経験です。
冷で飲んだのですが、のど越しがよく癖のないおいしい酒でした。

皆さん本当にありがとうございました。
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