釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

ハナショウブを楽しむ (その5 東京の花菖蒲の名所Ⅳ)

2008年06月27日 08時41分28秒 | 四季の花
堀切菖蒲園

東京散歩2006年7月のブログ(堀切)
堀切菖蒲園(葛飾おでかけガイド)



葛飾区の堀切菖蒲園は江戸時代から続く、花菖蒲の聖地です。
現在、広く栽培され愛されている江戸系の花菖蒲の多くがこの辺りに散在していた花菖蒲園で品種改良されて作り出されたものだからです。
現在では、この菖蒲園だけが残っています。
周囲は下町の住宅や新しいマンション、そして近くには荒川と高速中央環状線に囲まれながら、葛飾区の管理の下、毎年美しい花が咲きます。




江戸系品種の名花「宇宙(おおぞら)」


熊奮迅


猿踊


珍しい「八重玉宝連」


潮来


江戸系よりも背が低い肥後系の「涼夕」
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ハナショウブを楽しむ (その4 東京の花菖蒲の名所Ⅲ)

2008年06月25日 20時00分58秒 | 四季の花
明治神宮御苑

明治神宮御苑の花菖蒲(明治神宮のサイト)


原宿から明治神宮の本殿に向かう参道の左側に御苑があります。ここの御苑の名物が花菖蒲です。ここの花があまりにも有名なので、ハナショウブが渋谷区の花にもなっています。
ここの花は明治天皇が昭憲皇太后のために集めた花菖蒲が起源で、その後、江戸系を中心に集められて、現在では150種1500株の花が咲きます。武蔵野の風情の谷あいに咲く花菖蒲は、あくまでも自然と一体となって美しいです。


御苑の中にある渋谷川の水源「清正井」から流れ出る清水が作る自然の谷を利用して花菖蒲田が作られているので、武蔵野の原風景が楽しめます。


谷に沿って花菖蒲田が長く続きます。

  
左から今年6月8日・19日・24日の様子。
谷間にあるのでよその花菖蒲より一週間ほど開花が遅い。



明治神宮御苑の江戸系名花


虎嘯


濡烏


葵上


竜の爪


大江戸


奥万里

150種類もあるのでとても紹介しきれません。
万が一名前が違っていていたらごめんなさい。
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ハナショウブを楽しむ (その3 東京の花菖蒲の名所Ⅱ)

2008年06月24日 19時41分42秒 | 四季の花
浜離宮恩賜庭園

浜離宮恩賜庭園について(公園協会ページ)
浜離宮についての過去ブログ(東京散歩)


浜離宮には、まとまったところに花菖蒲田があるのではなく、園内の数箇所に花菖蒲田があります。この庭園の泉水は海水なので、池のそばにはないところがここの特徴でしょうか。
花菖蒲に汐留の高層ビル群は東京の庭園らしい風景です。









梅雨の中休みの晴天の日(10日)に行ったので、ハナショウブはあまり元気ではありませんでした。
ハナショウブは本当に雨が似合う花です。

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ハナショウブを楽しむ (その2 東京の花菖蒲の名所Ⅰ)

2008年06月19日 06時25分31秒 | 四季の花
東京のハナショウブの名所をいくつかご紹介します。

皇居東御苑

最初は皇居東御苑です。
ここは旧江戸城の本丸・二の丸を中心とする庭園で、花菖蒲田は二の丸庭園の中にあります。
規模は小さいですが、よく手入れが行き届いて、東京でも一二を争う美しさです。
ここの花は、明治神宮のハナショウブを株分けしたものだそうです。12日に伺いましたが、ちょうど見ごろだったのか見事な花を見ることができました。


















当日は雨が降っていましたが、途中から薄日が差したり、日差しのに雨が降ったり、目まぐるしく天気が変わりました。ハナショウブは、雨が降っているほうが似合う花です。日差しの中だと少し萎れて見えます。


小石川後楽園

水戸藩の上屋敷だった小石川後楽園にも立派な花菖蒲田があります。
12日に伺いました。













まとまった広さの花菖蒲田がありますから、見ごたえ充分です。花の種類も多く楽しめます。
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ハナショウブを楽しむ (その1 アヤメ科のほかの花々)

2008年06月18日 02時57分08秒 | 四季の花
ハナショウブが見ごろをむかえています。
花菖蒲(ハナショウブ)杜若(カキツバタ)菖蒲(アヤメ・文目)の区別については以前ブログで書きましたので、参照してください。

いずれがアヤメ・ハナショウブ・カキツバタ その1

いずれがアヤメ・ハナショウブ・カキツバタ その2

いずれがアヤメ・ハナショウブ・カキツバタ その3

今、咲いているのはハナショウブです。アヤメやカキツバタは一ヶ月ほど早く咲きます。今年、5月13日に皇居東御苑を訪れたときに、アヤメ・カキツバタ・ヒオウギアヤメが満開でした。6月12日にハナショウブを見に行ったときは、すべて花は終わっていました。

まず、ハナショウブ以外のアヤメ科の花を見てみましょう。


アヤメ

5月13日(皇居東御苑)
乾燥地に生育

カキツバタ 鷲の尾(園芸品種)

5月13日(皇居東御苑)
水辺・水中に生育

ナスヒオウギアヤメ

5月13日(皇居東御苑)
乾燥地に生育
ヒオウギアヤメの変種

イチハツ(鳶尾)

5月13日(皇居東御苑)
乾燥地に生育

キショウブ

5月7日(栃木市)
水辺に生育
ヨーロッパ・北アフリカ・中近東原産

シャガ(射干)

4月15日(皇居東御苑)
乾燥した半日陰・常緑
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