西臼塚で5/19に観察した花々の残りです。
小さな花たちをたくさん見つけることができました。
まずは、薄い黄色のトウゴクサバノオ。
実の形が、サバの尾びれのようなのでこの名があるのだとか。
(昨年、実をアップしています。 →こちら)
同じく黄色のコガネネコノメソウ。
こちらも黄色なミツバツチグリ。
この仲間は、ほぼ同じような花が咲くので見分けが大変です。
ツルキンバイやキジムシロなども山ではよく見かけますしね。
もう終わりに近かったシコクスミレ。
ちょっとだけ残っていました。
おなじみタチツボスミレもまだ残っています。
地味な花ですが、ヤマトグサが咲いていました。
くるっと巻いた萼片と垂れ下がるおしべが特徴的です。
この花は雄花で、雌花は葉の根元にめしべの先だけができます。
地味な花ですが、このヤマトグサは、明治20年に牧野富太郎が日本人として初めてTheligonum japonicumと学名を記載した記念すべき植物です。
今までアップしたクワガタソウやニリンソウ、ツルシロガネソウ、タニギキョウ、シロバナヘビイチゴと白い花がこの時期は一番多いです。
このミツバコンロンソウも白い花。
セントウソウもあちこちで咲いていました。
最後にヤマウツボ。
これが植物?な感じですが、葉緑素を持たず、木の根に寄生して生活している植物です。
5月の西臼塚は、色々な花が楽しめます。
ぜひ散策しながら野の花を観察してみてくださいね。