社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



秋山香乃『氏真、寂たり』(静岡新聞社)を読む。



今川氏真が主人公の作品です。

義元・氏真親子といえば、名門出身のお坊ちゃまで、
公家文化に耽溺した無能な戦国大名、というイメージです。

義元はお歯黒、氏真は蹴鞠の名手ですから、
文弱なイメージで描かれるのも無理はありません。

しかし、この作品では最新の研究に基づいて、
まったく異なる氏真像を描いています。

洞察力に長けているがゆえに、求められる役割を演じるだけの氏真。

互いに「五郎」「次郎三郎」と呼び合う松平元信(徳川家康)との友情にも、
微妙な陰りを感じ取っています。

父義元の死後、元信の三河での離反(三州錯乱)、
遠江での国人領主の反乱(遠州忩劇)に苦しめられ、
謀殺などの手段を駆使してようやく領内を安定させます。

氏真は剣の達人でもあり、一人で七人を切り伏せる腕前です。

自ら謀殺を行うことで荒れる氏真の心を支えたのが、
北条家から嫁いだ正室・志寿。

志寿と元信(家康)が氏真の生涯に大きく影響を及ぼします。

遠江へ侵攻した家康との懸川城の籠城戦では、
家康に苦戦を強いて和睦に持ち込むことに成功します。

開城と引き換えに北条氏の下に退去することで、
戦国大名としての今川家は事実上滅亡するのですが。

氏真の無能ゆえの滅亡、というよりは、
今川家の武を担うはずだった家康の離反と、
武田信玄のすさまじい調略を受けての衰亡、ということになります。

氏真の文弱の汚名も、信玄の謀略の一環として流されたもの、
という解釈です。

和歌や蹴鞠は公家との交流に必須の教養であり、
情報収集のための人脈作りに役立つものでした。

氏真はその人脈を家康のために用います。

信長にも秀吉にも媚びることなく己を貫き、
家康との友誼を深める氏真。

山本周五郎『樅の木は残った』で原田甲斐の評価が変わったように、
この作品で今川氏真の評価が一変する予感がします。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




東海ラジオで毎週月曜~金曜の21:30~40に放送されている番組、
SKE48♥1+1は2じゃないよ!』。



SKE48のメンバーが毎回2人ずつ登場し、ガチンコでトークバトルを行います。

先週は第35ラウンド「こういう時はこの曲でぴったりんこ大作戦!」です。




そして、番組終了後に収録された反省会動画が、
番組のYouTubeチャンネルで毎週火曜日に公開されています。

動画の長さはまちまちで、だいたい10分程度ですが、
ラジオ本編より長い回もあります。

メンバーの顔と私服を見られるので、この動画だけでも十分楽しめます。

それでは、11月2日~6日の反省会動画をご覧ください。

2020年11月2日(月)2じゃないよ!倉島杏実 vs 鈴木恋奈


2020年11月3日(火)2じゃないよ!石黒友月 vs 中坂美祐


2020年11月4日(水)2じゃないよ!赤堀君江 vs 北川愛乃


2020年11月5日(木)2じゃないよ!末永桜花 vs 石川花音


2020年11月6日(金)2じゃないよ!藤本冬香 vs 入内嶋 涼






東海ラジオで毎週土曜の19:00~20:00に生放送されている番組、
『SKE48♥1+1+1は3じゃないよ!』の反省会動画もご覧ください。

2020年11月07日(土)3じゃないよ!杉山愛佳vs末永桜花vs髙畑結希




東海ラジオで毎週日曜の23:00~23:30に放送されている番組、
『SKE48♥1×1は1じゃないよ!』。

前回の担当は「ほのの」こと相川暖花さんです。


東海ラジオは毎日SKEです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )