8月18日は羽柴秀吉の命日「太閤忌」です。
豊臣秀吉
秀吉を豊国大明神として祀る豊国神社では、
秀吉の命日である8月18日に祭礼を行っています。
とはいえ、秀吉が死んだのは旧暦の8月18日です。
今年は9月27日が旧暦の8月18日になります。
「太閤忌」は秋の季語ですから、9月下旬でちょうどよい季節です。
それを勘案してか、京都東山の豊国神社では
一カ月遅れの9月18日に例祭が行われます。
豊国神社【京都】|LSTウエディング
大坂城内にある豊國神社では、
グレゴリオ暦の8月18日に「太閤祭」が行われています。
大阪城 豊国神社
とりあえず、グレゴリオ暦の8月18日である昨日、
京都伏見の御香宮神社の境内にある豊国神社に参拝しました。
デジカメを持ってくるのを忘れたので、Kindle Fire HDで撮影。
最後に秀吉の和歌を紹介します。
万代の 君が行幸きになれなれむ 緑木高き軒の玉松
(正親町天皇行幸の際の歌会にて)
忍びつつ 霞と共に ながめしも あらはれにけり 花の木のもと
(正親町天皇の御製への返歌)
都にて 聞きしはことの 数ならで 雲ゐに高き 不二の根の雪
(富士山を見て)
さらしなや をしまの月もよそならん ただふしみ江の 秋の夕暮れ
なき人の かたみに涙 残し置きて 行方しらずに 消えはつるかな
(亡き子鶴松の夢を見て)
なき人の 形見の髪を 手にふれて つゝむに余る 涙かなしも
たかの山 かたみの髪を 送りぬる 土より出でて 土に帰れと
(母の死を悼んで)
露と落ち 露と消えにし わが身かな なにはの事も 夢のまた夢
(辞世)
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