すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

ひたすらポチオを愛でてみる(笑)①

2015-08-24 11:01:56 | すばる事
今回はタイトル通りです(笑)

ひたすら、ポチオを愛でてみようじゃないか。
映画館で32回も見たのに。
それでもまだDVDにかじりついていたいほど、愛しいポチオを。
・・・という、ただそれだけの記事です。はい。
DVD見ながら順を追いますのでね。
画面切り取って貼りたいくらいなんですけど、それ、結構面倒なんでやめときます(笑)
DVDお持ちの方は、ご一緒に。
お持ちでない方は、ああ・・・くらいのテンションで読んでいただけると幸いかと。

DVD入れるでしょ。
Jすとーむ出ますわね。
GAGA出て。
なんでだかもう一回Jすとーむ出て。

ざッざッって音とともにポチオ(現段階ではまだ茂雄ですが)の背中が映ります。

はうー。はうー。
もう、こんな冒頭からあううつってなっちゃうんです。

ちっちゃな背中。
くんくん、服のにおい嗅いでる仕草。
なんなのさ、なんなのさ、可愛いじゃないかーって(笑)

で、うなじ、ですよ。あなた。う・な・じ。
分かります?←
耳、耳の後ろ!可愛い、きゃああ。
ああああ、髪短いってこういうことねーって実感できるわけです。

で。うなじに見惚れて聞き逃しそうになるとこですが。
刑務官のお言葉『刑期の間一人として差し入れに来なかった』という事実から推察できることはいろいろあるんだけれども。
「それって、さびしくない?ってか、え?」くらいにはズキンってきます。

「お世話になりました」って言った時の、あの眉間のしわと神妙な表情。
頭を下げる感じ。
顔は影になってるから、余計に重い感じがして、うむむむむ。
刑期という荷を下ろす感じが微塵も感じられず。
このまま出てしまってどうなるの?って思わないでもない。

バタンと閉じられた金属音とともに流れ出す音楽。
晴れやかさはなく。この先を暗示するかのようで。

流れる景色と、それを見つめている瞳。
・・・あ、でも車!
お迎えの人、いたんじゃん!一人じゃないじゃん!って思うのもつかの間。
なんというか、あー・・・ってなっちゃうのは。
やっぱり、お迎えの二人の容貌が容貌なだけに・・・ってところでしょうか。

DVD特典には、このあたりのカットシーンも入ってて。
ぼんやり歩き出してる茂雄の歩き方、いい感じなのになとも思いました。

ま。それはともかく。
この車内の会話で、うっすらと見えるものもあって。

刑期が1年半だったとか。
けっこうな返しも言えるとか。
身代わり、とまではいかなくても一人だけとっつかまった感じ?とか。

ただ、そのあとの一言が、たぶん。
言わなきゃ良かった言葉なんだろうなー。
おっさん(←タクヤさんだっけか)の表情が、むっとしたところから見て取れる。

後ろの二人の会話をまるきり無視した感じの、チャラい運転手(←ショウだよ・笑)が。
場を和ませてるわけでもないのに、緩和剤になってる不思議な空間(笑)

「料理は強いやろ」ってセリフ。
見始めた最初のころは、なかなか聞き取れなくて(笑)
聞き取れたのが何回目だったか記憶にないけど、
無事聞き取れた時の、合点のいきようったらなかった←残念なやつです、はい(笑)

でもさ。ショウがとろっとろのオムライスをばーちゃんちで食べたってとこ。

とろっとろのオムライスを作ってもらえてたのに、やんちゃしてるのねぇって。
やんちゃしてないで、優しい場所へ帰りなさいよ、なんて。
説教くさいこと思うあたり、おばさんだわ、嫌だわ嫌だわ(笑)

いや、そんなことより。
車が止まって、降りるときの、この降り方!

座面が高かったんでしょうね。

両足そろえて向きかえて、ステップちょこんって踏んでひょいって降りる。
ただそれだけなんだけど。
ああああ。なんつー可愛さ。

「また連絡するわ」って言葉に返事もせず、軽く頭下げただけ。

だからね。
もしかしたら、連絡もいらないって思ってたのかもしれないなーって思うんです。
本当は、やり直したかったのかもしれないなーって。

走り去る車のエンジン音と。
見送る後頭部みながら、そんなふうにも思ったり。

ここでタイトル出ます。
ようやく3分すぎました。大丈夫ですか?まだいけますか?(笑)

道路渡ろうと振り向くじゃないですか。
その時の表情。
まだ、キツイ表情ですよ。
どこかにまだ、「悪」を潜ませてる。

雑貨店の店先ビール持ってるのは、まあまあ。はいはい。なんですけど。
カウンターに置いてあったおもちゃのピストル、手にするでしょ?
眺め眺め。なにか思うふうにして。
戻さずにビールの横に手にしたやつ置いて。
ここ。
なんでまた、おもちゃのピストルなんか?必要?って疑問符浮かぶんですけど。

これ、重要だったんだよなー。
茂雄の不器用さを表すには、なくてはならないものだったんだよね?

まあ、それはあとあと分かるというか、せつなくもなるんですけど。

一緒に買ったたばこ、
店を出ると同時に火をつけて。煙吐き出して、またくわえ煙草で。
ポケットに手突っ込んで歩き出す。

なんでしょう、この火をつけるとこからの一連の仕草動作が、なんというか、その「男」なんです。
そのあたりにいくらでもいる、っていったら語弊があるけど。
日常、よく見る仕草のはずなのに。
とんでもなく「男」くさい。

壁に貼られたものに目をやり、ビールをあける。

願わくば。
この時の、ビールを開ける瞬間の指の動きを見たかった(^_^;)
そしたら、もっとふええ~~って崩れ落ちたはず。

壁に貼られたもの見ながら、ビール一口・・・
飲んだか飲んでないかってところで、後ろから来た黒い車に拉致られる茂雄。

きゃー、なになになにッ!?って思いながらも、
片隅で、
軽そうに持ち上げられるなー、まあ実際軽いんだけど、
拉致るの簡単だよなー・・・なんてことも考えた(笑)

走り去った車のあとに、転がるビール缶。
「空き室あります 即入居可」の文字。
茂雄が見つめてたのは、これかー・・・って。

DVD特典で、ちょい消された(変更された)シーンが入ってますが。

それがなくても。
まあ、住む所ってのは真っ先に必要だしね、見るよね、普通ね。

走ってくる車。

メイキングでは曇りを待ってるらしかったけれど。

この車を境にして、影と光になってるとこ。
しかも。

影なところではなく。
とてつもなく光があたってる、光にさらされてる場所で、
あの暴行が行われるってところに、
怖さというか、いっそうの狂気が潜んでるようで身震いしました。

ええ。
ここ。このシーンだけは。
何度見ても慣れなかったし、
シーン切り替わる時の、あの音の瞬間には目も耳もふさぎました。

車から放り出される小さな体。
もうすでに、そこに意識さえない物体であるかのような投げ出され方。
かすかにうごめいているので、まだ生きてるって遠目にもわかりますけど、
追い打ちをかけるように、踏む蹴る殴るの暴行三昧。
赤黒い血の色に汚れた顔、
ポケットから抜き取られてる感覚はあったのかな、
放られたピストルが落ちたカシャって音に反応する体。
向きを変え、必死にピストルに手を伸ばす茂雄。

ここ。

茂雄が伸ばした先に見てたのは、ピストルだけじゃなかったんだと。
これも、後々思うこと。

このピストルにこめた、というか。
そこに秘めたものが。
誰にも伝わらないどころか、
たぶん茂雄自身も確たるものとして理解していないだろうことが。
せつなくてたまらない。

あの、聞きたくない音とともに暗転。
茂雄が、消えた瞬間。

ここまでで5分半。
書くのに1時間半。
終わりまで長いな、というか終わる?これ(笑)

とりあえず、今日はここまで。
気長におつきあいくださいませ。

・・・・・・付き合う人、いる?((´∀`*))ヶラヶラ


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1 コメント

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Unknown (ゆき)
2015-08-25 11:17:53
続きを待っています・
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