今日は、我が家の盆の招客。
義姉夫婦と叔母だけとはいえ、
普段使いの部屋を、モデルルームばりに掃除をし、
(これがいちばん面倒・苦笑)
お招きをするのは、嫁の務めとはいえ、少々疲れる一日となりました。
∞祭の記憶がなかったら、きっと乗り越えられなかったに違いない(笑)
そう。
一番思い出していたのは、あの小さな小さなすばるの写真です。
今からは想像もつかないくらい、
ぷっくりしたほっぺ。
今と変わらない、まっすぐこっちをみている瞳。
ヒナちゃんと横が、わりと早い段階で今の面影が表れてくるのにくらべて。
すばるさんのそれは、案外ゆっくりだったように思いました。
細くて、小さい身体に、見合わぬ大きさのランドセルしょった、あの姿。
とっても印象的。
私の目に、まだ小さなころのままの我が子の姿が思い浮かぶように。
それぞれの母の目にも、
たとえ我が子があれほど大きく成長したところで、
いつも片隅に、あの小さな姿があるんだろうなぁと思うと。
なんだか、胸がいっぱいになって。
すばるが話す、あの小さな頃のやんちゃないたずら話の数々が思い出されて。
この小さな小さな男の子を、
どれだけ愛して、いつくしんで育てて、
思春期に手を放したんだろう、
どれほど心配だったろうと思ったら。
目頭が熱くなる思いでした。
それは、他のどのメンバーにだって言えることなんですけれども。
別々に育った子たちの道が、
やがて出会ってひとつになって、並ぶ。
あの瞬間。
あの写真。
そこから続く写真の中の、いつも隣にある顔は、笑顔。
辛いことも、苦しいことも、悩んだことも数多くあったことは、
パンフレットの中にも書かれてるし、
事あるごとに、彼らが口の端に乗せてきたから。
自分を取り巻く状況の中、
触れあった手を、彼らはただ離さなかった。
それは、彼らの意志だった。
彼らだから、
今、ここにこうしているんだ、と。
あらためて。
8人になっってからも。
7人でいるときも。
隣にいる。
それぞれの関係性ゆえに、生まれてくるものを大切にしているんだろうな、と思えるから。
8人目になった私たちとは、きっとこれから。
これから、紡いでいくんだよね。
ヒストリーの中で展示されてたあれこれ。
衣装や楽器、自筆のメッセージ。
そして、サイン入りのポスター。
あれね。
すばるのサインだけ、自分の顔にしてあって。
最初は、自分の過去を消したいのかと思って、
ちょっとだけ不安になったんだけど。
でも、違うんだって、思って。
次から次へ。
子供のいたずら書きのようなサインが続いて。
ポスターにサイン。
それは1曲1曲、思い出のあるもので。
嬉しいものには違いないけど。
少しだけ、単調。
でも、そこにすばちゃんのいたずらサイン。
次はどんなかな?何を書いてるかな?
そんなふうに楽しみになりながら、歩を進めた。
楽しかった。
ありがと。
エイトレンジャーの小道具も、
一つ一つ見れてうれしかった。楽しかった。
ライブに行かないと逢えなかったエイトレンジャー。
それが、映画になって、
観たくなったら観にいけるようになって。
知らない人にも、知ってもらえるきっかけになって。
ライブのレンジャーとは、別物には違いないけど。
あの中になる温かさには変わりなくて。
夜空を不格好に飛んでいく7人の人形が、とっても愛しかった。
それから、
出口に書かれた、∞からのメッセージ。
「いっしょにいてね」の言葉が持つ、重みをかみしめてる。
だから、ね。
「いっしょに、いさせてね」
いつまでも。