能州彩悠ブログ

能登や信州の風景や花の写真をメインに綴っています

日本経済100の常識を読んで

2005-03-13 21:04:37 | 本と雑誌
100no日本経済100の常識
この本、一口に言って新聞社の解説記事の様である。確かに日経新聞から発行されている本だ
から、当たり前といえばあたりまえである。
 身近に置いて、常に目に付く新聞記事など内容を、もう少し知りたいと思ったときに
見る本だと思う。当然、常識的な内容なので、これ以上の事を知るには専門書を見るべき
である。この本の各項目に、参考文献などを載せて有れば、良かったと思う。

 自分で、特に気になった部分は「消費税の今後」、年のせいか「年金問題」、第4章の好調の企業の
秘密を探れ であった。
 それから、不良債権問題で、不良債権率の高い地銀のベスト10に北國銀行が入っていてショック
だった。当社の大半がここに預金しているはずだし、個人もここへ銀行振り込みをしているので、ペイ
オフが解禁になったらと、考える必要がある。
 第6章の消費の動きを知るも興味があった。ここ数年、衣料支出が減少一方だとの話が有ったが、
ヒット商品の中に男性用の美脚パンツが西の前頭にあって、衣料は全部が駄目と言うことはなく、青
山商事の高級紳士服も好調に売れたとか、以前として欧米のラグジュアリーブランドのは売れている
こともあり、考えさせられた。
 また、団塊の世代が60才を過ぎて年金生活者となる5年後くらいには、消費傾向が
かなり変化予想であり、身近な情報としての自分の世代が、何に金を使ってくれるのか、
自分のように一物に凝っての消費傾向になるのか、一体それはなんなのか、も極めて興味がある所だった。
 色々書いたように、この本は現代を30分で知るという「ダカーポ」的な、現在の経済を知る為の本だと思う。


コメント
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