オオトリさまに会いに 大鳥大社

大仙公園を出て、履中天皇陵の側を通り、再び熊野古道と合流し大鳥大社を目指しました。
ところがこの道、たまに熊野街道と書いた道標が道を間違えていないことを教えてくれるだけの風情のない道。




どこをほめていいのかわからないほどの普通の道でした。
もうちょっと猥雑であったり、寂れていたほうがまだ味わいがあったと思います。




遠くに神社の森が見えてきたときは、ほんとにうれしかった。
やっとの思いで着いたところは、オオトリさまの鎮まる大鳥大社でした。




この森は、一晩でこのような森になったという伝説の千種の森。
さすがにパワーを感じました。
このあたりもトトロの映画を思い出させます。




本殿でオオトリさまに、「あなたに会いにやっとここまで来ました。」と、ご挨拶。
会えただけでうれしかったので、お願いもございません。



こんな大きくて立派な神社で人々の願いを聞いているのですから、疲れてたまに油屋の薬草湯に入りにいらっしゃるのですね。
本殿の奥にまじめにすましたオオトリさまの顔が見えたような気がしました。



お守りなどを売っているところで、オオトリさまグッズをさがしましたがありませんでした。
スタジオジブリと提携し、ぜひ手に入れられるようにしていただけたらと思います。




最後はくじけながらもとうとう堺の端っこまできました。
次回は関空ぐらいまで歩いてやろうと思います。