God bless the USA!

沖縄での最高の5年間を終え、ニューヨークへ戻り、今度はシアトルへ。アメリカの良さをうんと語っていきたい。

hate crime vs bias related incidents

2023-08-11 | 違ってた
私の住む Redmond というところは Seattle の City から見て East に存在する
そのため よく east とか east sideと言われる 地域なのだ
その east といえども かなり 広範囲に わたって east とよばれ
Bellevue, Redmond, Kirkland, Mercer Island, Sammamish などが含まれ
今日は この地域の police の chief を招待して
Muslim の団体が 彼らに Hate crime と bias related incidents において
どのように 取り組んでいるのかを 報告してもらった
そのような 取り組みがあったのだ

私は コロナが騒がれた時期に アメリカに住む日本人の方々に対して
Hate crime にあった方々がいらしたら ご相談に乗りますということで
チームの仲間と hotline を立ち上げた
数カ月間だけではあったものの
効果は あった

結局 crime となるほどのことではなくても みんな 多かれ少なかれ
なにか racial にかかわることを 言われたり、そんな経験はもっていた
そして それが 影響して 外に出られないとか 怖くて 町に出向くことができないとか
そのような 重症な様子はなかったものの
なんとなく 外に出る必要がないのなら、家の中に いた方が安全な気持ちでいられるというような
話しが あった
また ニューヨークに住む人たちは マンハッタンはいかないようにしているというように話していた

残念ながら パンデミックがおさまった今でも アジア人が ターゲットとなる hate crime は起きている
特に 怖いと思うのは 電車の中の 密室で行われる 犯罪である
地下鉄が走っている さなかでは どこにも逃げようがないからだ

F train で3人の 黒人のティーエージャーの少女たちが 中国人の観光客を 襲った事件は つい最近起きた事件だ
この観光客は ネバダ州から来ていた 中国人家族。攻撃を受けた女性は夫と娘といっしょだったが 黙っていなかった
そして その子たちに 反撃し、結局 髪の毛をひっぱられ、 なぐられた
メガネは 割れて 壊れてしまった 周りの人も 助けようとした そして 周りの人が通報した
そして ある人は 一部始終を カメラに収めた そうしたら 3人の一人が
それを 消せと言い出した
by standers も命がけである

思い出せば 地下鉄には 警察官が2人ペアとなって 乗っていた
おそらく その F train には 乗り合わせてなかったのであろう

まあ、そういう私がかかわった経緯からも このセミナーに 興味をもって 参加した

まず最初に 「この中で 911に 連絡した人はどれだけいるでしょうか?」と 参加者に聞いた
なんと 80%の人が 手をあげたのではないだろうか?
私は 仕事上 実になんども 911 をかけた
日本で この質問をしたら どの程度の人が 手をあげただろう?

そして 今日学んだことは

ー なんでも いいから もし そのような racial なことで いやがらせをされたり、差別を受けたり、
なにか 言われただけでも 通報しろとのこと
つまり そのような ケースが いくつか 重なることによって
問題がじょじょに 明るみにでてくるからだという
そして そのような問題が明るみに出ることで 犯罪を防ぐことにつながるということ

ー 通報においては 必ずしも 自分の名前をあげなくてもよいとのこと。 つまり 匿名でも 通報はできるということ。
それは 911 (日本の 110番)ではない ラインもあるから そこに non-urgent, non-emergency line に電話してほしいという。
また 通報専用の 電話番号もあるそうだ。 そしてオンラインで 犯罪を通報できるということも知った。

ー いやがらせを 言われるだけでも 事件の対象となること そのいやがらせとは 相手を恐怖に落とすことでもよい。つまり、「お前らの 家を 燃やしてやるぞ」というような おどしでも 通報するに値するというわけだ

ー ここ east の地域では Chinese Information and Service Center, Muslim community and Neighborhood Association,
Immigrant Women's Community Center, Indian American Community Services というように
minority を中心にした 組織が存在するということ なにかあったらの かけこみ寺のようにだ
しかし、日本人対象のものは ないようだ それだけ 日本人は少ないということかもしれない

特に Bias-related incident というものの意味が よくわかった
Bias incidents include:

- yelling profanity and insults
- distributing racist flyers in public places
- displaying hateful materials on private property

ということは 今 思えば 子ども達の目の中に 入ってくるような 公の場所で
ピンサロの 裸の女性の 広告などを 貼りだすのは
許可されないということである

思えば マンガではあったものの いや 写真でもあっただろうか
電車の中の 天井近くにある あのビラ
子どもたちが 「あんなの いけないね」と
はだかの女性を表紙とする 週刊誌の広告を指して 指摘していた
子ども達は わかっている
なにが よくて なにが 悪いかを
ちゃんと わかっている
私達 大人は それに気づいたら 実行に移し
そのような 子どもに悪い影響を与えるような 広告は
はずす 方向に もっていかないといけないであろう

思えば 東京では 心無い人に 私自身 いやなことを言われたことがある 「なに、ぐずぐずしてるねん じゃまなんだよ」
その理由がなんであったか 決して racial ではなかった
おそらく 差別のひとつであれば 私が 高齢であったことだろうか?
それでも 差別である いやな思いをしたことは 確かである
そういうことを 日本の警察に 通報したらどう思われるだろうか?
おそらく そういう人は 私以外の人にも うっぷんを はらしているのではないだろうか?
ということは やはり コミュニティーを 守らなくてはいけないという立場化からすると
通報なのだろう
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