車窓に流れる田んぼにマンジュシャゲが咲いているのを見ながら、、
間違えず、お彼岸には咲くのだな~~と、見てると
中には茎が茶色くなって、もうお仕舞いを知らせてるものもありました。
彼岸明けの日のことです。
ふと、寒い地方も間違いなくお彼岸に咲くのかしら?の、疑問が
ちょっとだけ調べてみたら、気温じゃなく
日照時間が関係しているのではないか?と、
お彼岸の、昼夜の時間が同じになる頃、を感じて、ということなのでしょうか?
田んぼの畦などに植えられてるのを見ますが、それは土留めの役目もある。と聞いた事があります。
それに加えて、救荒作物の役目もあるのだそうです。
根に毒があるのに?です。
その毒は水に晒す事によって食べられるようになる。そうです。
潤沢に食料があるときはそこまではしない、飢饉のときに、のようです。
彼岸花が嫌われた理由として墓地の花のイメージがあったためと思われます。
何故、墓地に植えられたのか?その理由が、面白いと思ったのです。
昔は土葬でした、遺体を害獣から守るための工夫がされたようです。
その一つとして、マンジュシャゲの麟茎を入れて埋葬したそうです。
近年、土葬は少なくなり、整地された墓地に彼岸花が見られることは少なくなり
彼岸花=墓地のイメージが消えて、
先入観無しに、見られるようになって、季節の風物詩として愛されるようになってきたのかな~~
と、車窓のマンジュシャゲを思い浮かべながらの雑感でした。
(写真は彼岸の入りに別の場所でのものです。)