行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

環境フォーラム~メガソーラー大牟田発電所を見学しました。

2012年08月15日 | 環境問題
佐賀環境フォーラムで福岡県大牟田市にあるメガソーラー発電所を見学に行きました。(8月9日)

2004年に廃止された石炭火力発電所の跡地を活用し、2010年に運転を開始された
九州電力では初めてのメガソーラー発電所です。








太陽光パネルの近くまで、入ることができました。
大牟田では傾斜角20度(地域によって変わります)で設置されていて、
雨水を流す溝が角に切られています。








敷地は約8万㎡(ヤフードームとほぼ同じ広さ)に太陽光パネルが約14,000枚設置されていて
全自動無人運転、新小倉発電所にて遠隔管理されています。

最大発電容量は3,000kW、これは昼用の家庭用電気の約2,200戸分に当たるそうです。
発電時にCО2を排出せず、また枯渇することがない太陽のエネルギーを使用する
これからの発電方式ですね。
でも夜間は発電できず、お天気によって発電量が大きく左右されるなどデメリットもあります。
最大の問題はエネルギー密度が低く広大な面積を必要とすることでしょう。
向こうに見える煙突のある火力発電所(九州電力ではない)と同じ発電量を得るためには、
このメガソーラーが55個必要だとのことです。



もう少し効率よく発電が出来るようになって、蓄電装置なども開発できれば、
原子力に代わる大きな電力供給の力になることでしょう。

”計画停電がある”と言われていた今年の夏も無事終えそうですね。





暑い夏ももうしばらくの辛抱でしょうか!

         (広島県世羅町のひまわり畑 8月11日)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 盛夏の天山~花が多くなって... | トップ | 避暑はランの花咲く山で »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

環境問題」カテゴリの最新記事