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行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

県内産木材住宅見学会~武雄市若木町

2010年02月10日 | 環境問題
     (建築中の県内産木材住宅)

県内産の材木を使った住宅がなかなかよかったので、ご紹介します。
(参加日:1月24日 参加者40人くらい)
見学会は、森の案内人養成講座で案内されました。


まず、富士町の森林組合に木材の製材作業を見学に行きました。


組合長の姉川さんからわかりやすく説明がありました。
杉の丸太の長さは、4メートル6メートルなど決まっているらしい。
また、材の色や硬さによって、”赤”や”黒”と呼ばれていて、赤が良質の材らしい。


機械で製材します。大きさや形の情報を入れると自動で材になるとのこと~すごい!


乾燥したら、建築材料になります。(乾燥に工夫が必要とのことです。)



出来上がった県内産の材木を利用した、住宅を見に行きました。
ここは武雄市若木町。


内部は、木の香りもすがすがしい落ち着いた作りです。


台所の扉もすべて木材です。


壁はもちろん泥壁。空気中の湿気や温度を調節し、健康にもよいとのこと。


ここにお住まいの御主人は木彫がご趣味。作品がいたるところに置かれています。



二軒目の見学住宅は建築中でした。(表紙の写真)
内部はやはり県産の材木がふんだんに使われています。
森林も多い日本には、材料があるのに、外国から運んでくる木材を使って家を建てています。
これからは県内産木材をもっと見直す必要があるのではないでしょうか!



若木町で木工ろくろ細工を製作する山上さんの工房を見学しました。(製作中の山上さん)


いろいろな作品が並んでいます。(ミカンの材で作った器はミカン色をしているのに驚きました。)
もちろん購入もできます。



川古の大楠(かわごのおおくす)も見学しました。
樹齢3000年くらい、幹回り21メートルの堂々としたクスノキに圧倒されました。


昼食をした佐賀市大和町の”道の駅大和”では、ロウバイが綺麗でした。



植林地が多い佐賀県には利用できる木材も多いはずです。
木について考えさせられる一日でした。

関係者の皆様、お世話になりました。参加者の皆様お疲れ様でした。


ご案内~
「地産地建のくらし方」と題した講演会が開催されます。
「山暮らし」を実践するイラストレーター大内正伸さんと、この日の案内者「NPO法人循環型
たてもの研究塾」理事長山田信行さんの講演会です。参加されてみては~

   日時:2010年2月27日(土)13時30分開始
   場所:武雄市文化会館 ミーティングホール
      
   問合せ先:0954-26-2414です。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
メール送信 (タク)
2010-02-11 18:31:27
リーフさん、こんにちは~
メール送ったので、見て下さいね~
返信する
>タクさん (リーフ)
2010-02-11 21:57:54
メール有難うございます。

さっそくお返事をかきました。
返信する
地産地建 (yan)
2010-02-12 21:31:54
こんばんわ。

〉機械で製材します。大きさや形の情報を入れると自動で材になるとのこと~すごい

すごいですね。時代の流れですかね。

日本の杉、檜林が 近い将来、見直されるといいですね。 私はそうなると信じています。

林業でも生活が成り立つように、政府をはじめ皆で応援すべきとも思いますね。




返信する
>yanさん (リーフ)
2010-02-12 23:56:30
yanさんこんばんわ~

>日本の杉、檜林が 近い将来、見直されるといいですね。
そうですね!日本にはたくさんの森林資源が眠っているのですから、もっと活用すべきでしょうね。
食べ物もそうですが、木材も外国から運ぶ手間や輸送のことを考えれば、環境の面からももっと国内産を利用すべきでしょう。

>林業でも生活が成り立つように、政府をはじめ皆で応援すべきとも思いますね。
そうですね!
この見学会を通して、いろいろな活動をされている皆様を知ることができて良かったなと思います。
林業の発展を心より願っています。
返信する

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