雷山～清賀の滝から登る

　　　　　　　　　　　（雷山山頂～正面に見える羽金山）

 

 

 

雷山（９５５ｍ）は佐賀県と福岡県の境に位置する脊振山系の山で、

古来から山全体が雷神の鎮座する霊山として崇められています。

近くには紅葉の名所の千如寺（雷山観音）や雷（いかずち）神社などがあります。

紅葉の時期は過ぎているけど、少しは見れるかもしれないということで

久しぶりのＳ山行は”清賀の滝”方面からの雷山です。（メンバー５名）

広い雷山観音駐車場に車を停めて、ここから歩きます。

 

 

 

 

 

丸太の橋を渡り、杉の植林地を歩きます。

ここは”環境の森林（もり）”として森林環境税で整備されているそうです。

 

 

 

 

美しい実のビナンカズラ

 

 

 

 

 

途中、昨日までの強い雨で増水した沢を渡ります。

 

 

 

 

”清賀の滝”に着きました。

ここは雷山川の源流になるそうです。

 

 

 

 

青々としていたアマチャズルの葉（ウリ科）昔からアマチャズル茶として

薬用として飲まれていました。

 

 

 

 

明るい自然林になってきました。清賀の滝からは結構な斜度を登ります。

 

 

 

 

湿度により外皮を開閉することから、きのこの晴雨計と言われるツチグリ

いつ見ても面白い形です。

　　　

 

 

 

 

 

赤い葉のコハウチワカエデが見えます。

 

 

 

 

 

木々の間から前原市街が見え隠れします。

 

 

 

 

木の根際に生えていたニガクリタケ

 

 

 

 

アキノギンリョウソウの果

 

 

 

 

顔を出していたスッポンタケ

　　　

 

 

 

 

雷神社上宮に着きました。まだ見れたモミジの紅葉

 

 

 

 

山頂まではミヤコザサの間にブナの大木が生える気持ちのいい急坂を登っていきます。

 

 

 

 

ブナの木に生えるキヒラタケ（不食）と～

 

 

 

 

こちらはヒラタケ（食）

 

 

 

 

山頂に着きました。

井原山からの縦走組など人は多かったです。

 

 

 

 

広々とした山頂からは山々がよく見えます。

こちらは天山方面～天山からも脊振山系はよく見えますよね。

 

 

 

 

そしてこちらは、井原山から金山などの脊振山系

陽射しが強く、１１月の半ばとは思えない暖かさの山頂でした。

 

 

 

 

下りは上宮から車道を歩きます。

　　　　　　　　（黄葉していたシロモジの木）

 

 

 

 

車道にはサラシナショウマやツクシミカエリソウが咲き、時期には花が楽しめそうです。

 

 

 

 

途中で見れた前原の街

 

 

 

 

結構な距離を歩き、大きなイチョウの木が黄葉していた雷神社に着きました。

樹齢９００年の大杉や大モミノキ、オガタマノキなど大木が多かった。

 

 

 

 

紅葉の名所の千如寺～モミジはかなり落葉しているようでした。

国の重要文化財の千手観音などがあり、紅葉の盛りの時にじっくり見てみたいですね～

 

 

 

 

こんな雷山、Ｓ山行でした。

久しぶりの”清賀の滝”からの雷山でしたが、登りの楽しさと景色の素晴らしさ、

ブナの林などあり、いい山だと実感しました。

今回はきのこに楽しませてもらいましたが、様々な花も咲きそうでまた違う季節にも

登ってみたい山です。皆さんお疲れ様でした。

　　　　　　　　　　　（千如寺から雷山方面を見る）