行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

ヒマラヤスギの話

2017年12月19日 | 植物(きのこ)観察

            (シーダーローズ)

 

 

 

シーダーローズってご存知ですか?

松ぼっくりの仲間なのにまるでバラの花のようで、このままブローチにもできそうな

美しい形をしています。自然の芸術品ですね。

ヒマラヤスギの大きな松ぼっくりの下の方は鱗片状になって落ちていくのですが、

上の部分は固まったまま落ちたものがシーダーローズです。

         ヒマラヤスギの松ぼっくり

 

 

 

ヒマラヤスギはマツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉樹で、ヒマラヤ山脈西部の

標高1500 mから3200 mの地域が原産地だそうです。

よく公園などに植えられているのを見かけます。

 

 

 

 

葉っぱはこんな針葉樹の葉っぱです。

 

 

 

 

今は花粉を飛ばした後の雄花が、地面に散らばって落ちていました。

雌雄同株の雌花は木に付いているのでしょうが、小さくて目立ちにくいそうです。

 

 

 

 

30年以上経過しないと松ぼっくりを付けないらしく、

また雌花がシーダーローズになって拾えるには2年を要するので、貴重な存在です。

形が美しいので拾う人も多く、見つけたときにはラッキーだと思わずにはいられません。

 

 

 

 

そんなシーダーローズを集めて、リースを作りました。

(材料:アケビの蔓、シーダーローズ、アジサイ、ツバキの実、)

 

自然素材のナチュラルリースです。

 

 

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