さて、長く楽しいカタログ地獄からようやく脱した我が家ではあるが、実はまだまだ決めねばならないことはある。
家具・家電である。
結婚して8年、我が家の家電も家具も、結婚前、だんなが一人暮らし時代から利用していたものがほとんどで、ベット以外はこれを機に買い換える気で満々である。
しかし、家電はまだいいとして、家具。星の数ほど選択肢が存在しそうだ。
まだ時間があるから・・・、と余裕をこいていた私たちであるが、初夏にマイホームを手に入れた先達より、このようなアドバイスをもらった。
「前もってちゃんときめとかないと、最終的にプラケースでいいか、ってなるよ」
私たち夫婦の性格からして、鉄板でそうなりそうだ・・・。
アドバイスに従い、早速、1時間ほど車を走らせて、現品処分セール中の家具屋に向かった。
その家具屋は普通に家具を購入した場合は、3月まで商品を保管して無料で配送してくれるのであるが、現品処分品に限ってはそこまではしてくれないらしい。
ここで調子に乗ってダイニングセットなどを購入してしまっては、置き場に困る上に移送費もかかる。
私たちは、自分達で運べるリビング置きにちょうどいいローテーブルを現品処分で購入し、帰宅した。
空いた部屋の片隅に梱包のまま置かれるローテーブル。
夢に描いていたマイホームが目前にあることをさらに実感しつつも、とりあえずローテーブルにはそこで3月まで眠っていてもらうことにした。
ここまでが、この間の週末までの話である。
ところで、我が家では、現在の我が家の屋外物干しは雨を避けることができないため、家を空ける日は必ず、前日の夜の間に洗濯を済ませ、部屋干しするのがルールとなっている。干す部屋は、我が家で唯一の空き部屋。すなわち、ローテーブルを仮置きした部屋である。
今日もいつもと同じように夜洗濯物を干していたら、でぶねこちゃんがかまってくれとやってきた。
今忙しいからあとでねとほったらかしにしていたら、不満そうに鳴きながら部屋の隅に向かっていった。
あとから遊んであげるからねと、引き続き洗濯物を干そうと視線を洗濯物に戻した私であるが、だんなのせっぱつまった叫びに再び視線を戻すことになった。
「ごっ、ごんた(でぶねこちゃんの名前)がっ・・・!!!」
しかし、でぶねこちゃんの姿はない。
だんなを見ると、その視線は梱包したままのローテーブルあたりに注がれている。
ごんた、と名を呼ぶと、そのあたりからかすかな鳴き声が聞こえた。
でぶねこちゃんのいるような隙間はないけど・・・?
疑問に思いつつローテーブルに最接近した私は、闇の中光る双眸を見た。
in ローテーブル梱包
よりによってなんでそんなところにぃぃぃぃ????
激しい動揺におそわれつつ、ごんた~、と名を呼ぶと、お返事は上手にできるでぶねこちゃんであるが、一向に出てくる気配はない。
どうやって入ったのかと梱包を見れば、ビニールが寄せられてでぶねこちゃんの出入りにちょうどいい隙間ができていた。
引っ張りだすにはその隙間は狭すぎ、手は通らない。第一、むりやり引っ張って爪を立てられては泣くに泣けない。
なすすべもなく、ローテーブルの前ででぶねこちゃんの名前をむなしく呼び続ける私。
そうこうする間にも、梱包の中からは「かりかりっ」と何かをひっかく音が聞こえ始めた(号泣)。
ヤーメテー、と、座り込む私の後方で、だんなが動いた。
がふぉ、っとでぶねこちゃんのごはん収納ケースが開く音がした。
とたんに梱包から飛び出してくるでぶねこちゃん!
すかさずだんながキャッチ!
でぶねこちゃんの食への執着心になんとか危機を脱し、すかさずガムテープを手に、できるかぎりのすばやさで、しかしがっちりと梱包の隙間をふさいだ。
が、耳に残る「かりかりっ」音・・・(思い出し号泣)。
しかし、このような場合でも、でぶねこちゃんが悪いのではなく、気を緩めていた私たちが悪いということでオチがついてしまう、どこまでも猫バカな我が家なのであった。
家具・家電である。
結婚して8年、我が家の家電も家具も、結婚前、だんなが一人暮らし時代から利用していたものがほとんどで、ベット以外はこれを機に買い換える気で満々である。
しかし、家電はまだいいとして、家具。星の数ほど選択肢が存在しそうだ。
まだ時間があるから・・・、と余裕をこいていた私たちであるが、初夏にマイホームを手に入れた先達より、このようなアドバイスをもらった。
「前もってちゃんときめとかないと、最終的にプラケースでいいか、ってなるよ」
私たち夫婦の性格からして、鉄板でそうなりそうだ・・・。
アドバイスに従い、早速、1時間ほど車を走らせて、現品処分セール中の家具屋に向かった。
その家具屋は普通に家具を購入した場合は、3月まで商品を保管して無料で配送してくれるのであるが、現品処分品に限ってはそこまではしてくれないらしい。
ここで調子に乗ってダイニングセットなどを購入してしまっては、置き場に困る上に移送費もかかる。
私たちは、自分達で運べるリビング置きにちょうどいいローテーブルを現品処分で購入し、帰宅した。
空いた部屋の片隅に梱包のまま置かれるローテーブル。
夢に描いていたマイホームが目前にあることをさらに実感しつつも、とりあえずローテーブルにはそこで3月まで眠っていてもらうことにした。
ここまでが、この間の週末までの話である。
ところで、我が家では、現在の我が家の屋外物干しは雨を避けることができないため、家を空ける日は必ず、前日の夜の間に洗濯を済ませ、部屋干しするのがルールとなっている。干す部屋は、我が家で唯一の空き部屋。すなわち、ローテーブルを仮置きした部屋である。
今日もいつもと同じように夜洗濯物を干していたら、でぶねこちゃんがかまってくれとやってきた。
今忙しいからあとでねとほったらかしにしていたら、不満そうに鳴きながら部屋の隅に向かっていった。
あとから遊んであげるからねと、引き続き洗濯物を干そうと視線を洗濯物に戻した私であるが、だんなのせっぱつまった叫びに再び視線を戻すことになった。
「ごっ、ごんた(でぶねこちゃんの名前)がっ・・・!!!」
しかし、でぶねこちゃんの姿はない。
だんなを見ると、その視線は梱包したままのローテーブルあたりに注がれている。
ごんた、と名を呼ぶと、そのあたりからかすかな鳴き声が聞こえた。
でぶねこちゃんのいるような隙間はないけど・・・?
疑問に思いつつローテーブルに最接近した私は、闇の中光る双眸を見た。
in ローテーブル梱包
よりによってなんでそんなところにぃぃぃぃ????
激しい動揺におそわれつつ、ごんた~、と名を呼ぶと、お返事は上手にできるでぶねこちゃんであるが、一向に出てくる気配はない。
どうやって入ったのかと梱包を見れば、ビニールが寄せられてでぶねこちゃんの出入りにちょうどいい隙間ができていた。
引っ張りだすにはその隙間は狭すぎ、手は通らない。第一、むりやり引っ張って爪を立てられては泣くに泣けない。
なすすべもなく、ローテーブルの前ででぶねこちゃんの名前をむなしく呼び続ける私。
そうこうする間にも、梱包の中からは「かりかりっ」と何かをひっかく音が聞こえ始めた(号泣)。
ヤーメテー、と、座り込む私の後方で、だんなが動いた。
がふぉ、っとでぶねこちゃんのごはん収納ケースが開く音がした。
とたんに梱包から飛び出してくるでぶねこちゃん!
すかさずだんながキャッチ!
でぶねこちゃんの食への執着心になんとか危機を脱し、すかさずガムテープを手に、できるかぎりのすばやさで、しかしがっちりと梱包の隙間をふさいだ。
が、耳に残る「かりかりっ」音・・・(思い出し号泣)。
しかし、このような場合でも、でぶねこちゃんが悪いのではなく、気を緩めていた私たちが悪いということでオチがついてしまう、どこまでも猫バカな我が家なのであった。
かつぶし、わかりますよ~~
うちも、夏に冷奴に鰹節かけたりなんかしてテーブルを離れると、
いつのまにかテーブルにのぼってますもん。
ものすごいですよね~~。
テーブルのことは・・・
梱包ひらくのがおそろしいです(号泣)
でも、梱包ちゃんとしてなかった私たちが悪いので仕方ないです(号泣)
うちのねこもおんなじです。
削り節のミニパックを封切って振り向くと
さっきまで二階でボーっとしてたのがいるもんね。
音もさせずにやってくるだよ。
3月になったら「カリカリッ」にご対面だぁ~
ごめんね、また思い出し号泣だね。(笑)