うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

キターーーーーー!!

2006-12-24 | 掃除しネーゼ
何かとあわただしいこの季節。しかし、私はそんな世間を尻目にゆったりした日々をすごしている。
大掃除は1ヶ月前より着手し、9割がた終了した。あとは、散歩をしたり、パンやケーキを焼いたりと、ここ2年でできなかったことに少しずつチャレンジしている毎日である。
そんな平穏な中、1本の電話が鳴り響く。実母からであった。
風邪をひいていないか、年始は帰るのか、などとりとめのない話題をひととおり。
ふと、話題が途切れたところで、母は何の前触れもなくこう切り出した。

「ねぇ・・・パソコンって、どれくらいすんの?」

第一種警戒態勢発令!! 迎撃態勢用意!!

知らない方は何そんな構えてるの、と言うかも知れない。しかし、母はこういう人である(さらにはこんなことも)。まかり間違ってパソコンなんぞ持った日には、だんな実家の1000倍危険なこと間違いない。
どうやってあきらめさせようか、と、思案し始めた私をよそに、電話の向こうでは、「どこで買ったらいいか」などと次のステップに進もうとしている。まてまて。
とりあえずあきらめさせるにも、頭ごなしではダメである。論理的に撃破していくしかなかろう。そのためには、まず敵を知ることが必要である。

「え、えくせるとかわーどとかがいるの??」
「なにそれ」

想定内の答えである。ここでくじけてはいけない。

「ワープロうったりとか、表作ったりとか・・・」
「・・・。でも、インターネットはいらないから」

おーい。答えになってないよー。

「・・・何するためにほしいの?」
「ちょっと手紙かいたり、名簿つくったり」

だめだ、話が通じん。リサーチ断念。もう撃破するしかない。

書道やってるのに、必要なのかなど、説得方法をぐるぐる考えている私に向かい、電話の向こうからは次々と質問が投げかけられてくる。

「パソコンって、持ち運びできるよね」
「パソコンを使うのに何か契約がいるの?」
「使い方はK太(甥:11歳)に聞けばいいよね」
「パソコンって・・・・・」

あああああああもぅぅぅぅぅぅ!!!(小爆発)

自分に使えるものなのか、姉ちゃんところで借りてためしてみ、それで大丈夫だったとしても、高い買い物なのだから、本当に自分に必要なものなのか、元が取れるのか、慎重に考えてみ、と言って電話を切った。
が、思い始めると止まらない、猪突猛進タイプの母である。
今度実家に帰ったらパソコンあったらどうしよう・・・。