ノイバラ山荘

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大名時計博物館@谷中と根津神社

2013-04-11 12:55:16 | アート
千駄木から谷中へ。
大名時計博物館は4時までですので走ります。

途中で立派な筍300円を八百屋で購入。
谷中は物価が安いです。
筍を下げて走ります。


ぜーはー(・ω・;A
ここだっ。

 
大名時計博物館
今日は門が開いています。


2年前は4時を過ぎていて入れませんでした。


うわー、鬱蒼としています。

 
石碑があったり蔵があったりします。


博物館入り口。

大名時計とは?
江戸時代に作られた和時計というと
分かりやすいかもしれません。

江戸時代に大名お抱えの御時計師が
長い年月をかけて製作したそうです。
そのすぐれた技術と外観は
世界に類をみない独特の
美術工芸品ということです。

館内撮影禁止だったのですが、
検索するとずいぶん画像が出てきました。

「大名時計」の名付け親は陶芸家上口愚郎です。
大名時計博物館は私設博物館。
彼のコレクションを公開しているのです。

勝山藩下屋敷跡の広い敷地に
ひっそりと建っています。

昭和45年に建てられて以来、
そのままなのかもしれません。

昭和の香りの古い建物に
スリッパに履き替えて入ると、
一部屋だけの展示室。

大きなものではやぐら時計が多かったですが、
台時計、枕時計、尺時計、置時計、掛時計・・
和前時計、御籠時計、印籠時計・・。

めずらしいところでは香盤時計といって、
お香の燃えた時間で1日を図るという
時計もありました。

動いているものもあったのですが、
さっぱり何だかわからないので、
受付の男の子に質問したら、
よく答えてくれました。

明治6年までは不定時法といって、
一時間の長さが季節によって
また地方によって変わっていたのです。

日の出から日の入りまでを昼、
日の入りから日の出を夜として、
それぞれを六等分して一時間と決めたのです。


台時計ですと見えますが、
やぐら時計は下の台座部分に
錘が隠されています。

この錘が動力として下がりながら
上の時計部分の歯車を回す仕組みらしいです。

この錘を一日2回
上げてやらなければならないし、
24節季ごとに
昼、夜それぞれの分銅の位置調整、
尺時計では時間の目盛りの
調整をせねばならず、
家来でもいないと維持できないらしいです。

しかし、内部の精巧な歯車を見ると、
その技術の確かさに驚かされます。

4時になってしまったので
つづじ祭りの根津神社にむかいます。


根津神社入り口から入りました。

 

 
八重桜は満開です。

 

  
ツツジはまだですにゃ。


ドウダンツツジは満開。

  
本殿。


お神輿を展示してありました。


根津神社を出たところにある「ツバメブックス」。
ひょっとして、これはK並さんの
お知り合いのかたのお店では?
センスのよいお店ですが、
ひらいていなかったのが残念です。

夜店通り、谷中銀座をぬけて。

 
夕焼けだんだん。

なぜこちらまで足を伸ばしたかというと、
前回は嵐で谷中霊園は傍を通っただけ。


信綱先生のお墓にごあいさつしたかったのです。
どうぞわたしたちの研究をお守りください。


もう霊園内の染井吉野は
葉桜になっていました。

 
鬱金桜は満開。

ながいながい半日でした。















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