ノイバラ山荘

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みちのく

2011-01-15 12:16:35 | 短歌
みなさま、こんにちは<m(__)m>

撮りためた写真をアップする余裕がないうちにもう月半ば。
お正月気分も最後でしょうか。

家族とでかけた「うかい鳥山」のお飾りとわが家元旦の花びら餅。

 
種をまいたサニーレタス類が元気に育ち、お正月のサラダを飾りました。
うさちゃんかわいい❤


義母にもらった「はいばら」のうさちゃんです。

    ***

東京歌会新年会の翌日より結社の方々と雪深いみちのくへ出かけ、
無事、生還いたしました。


①北上から盛岡へ――日本現代詩歌文学館、ホテルシティプラザ北上、
宮沢賢治記念館、石川啄木記念館

T中T也さんの企画で、
岩手、秋田など東北在住の会員の方々と
1月9日北上の日本現代詩歌文学館の見学、歌会、
ホテルシティプラザ北上での懇親会、
1月10日宮沢賢治記念館石川啄木記念館の見学など
充実した時間を過ごすことができました。

詩歌文学館の素晴らしい建物、蔵書、また行き届いた職員の方、
一生忘れられないであろうデラックスなメンバーの歌会、
白鳥も飛来する北上川のほとりのホテルからの朝焼け、
大変勉強になった宮沢賢治記念館、石川啄木記念館
初めての盛岡冷麺など、印象に残る体験でした。

いつものとおりピカサのスライドショーでご覧下さいね。

②花巻温泉、遠野―ー新鉛(なまり)温泉愛隣館と伝承園、かっぱ淵、
南部曲り屋、遠野市立博物館

さらに1月10日夕方からは皆と別れて遠野まで足をのばしました。
新幹線新花巻駅からさらにバスで1時間、花巻温泉に一泊。
新花巻から単線の釜石線に揺られて、
10年ぶりの大雪という遠野の雪を踏みしめてまいりました。

遠野ではY口さんが3人のお子さんを育てながら
教職についてらっしゃいます。
歌や噂にきく遠野とはどんな土地なのでしょうか? 

花巻温泉峡は全部で六つの旅館があり、
ネット検索で最初にヒットしたのが一番奥の新鉛温泉愛隣館でした。
山間なのでことのほか雪が深く、この日も雪が降り続いていました。
新花巻からは温泉峡を回る送迎バスが出ており、
予約をしておくと乗れます。
さすがに一番奥まで行くのは私1人・・。

しかし、思ったより大きな旅館でした。
「お部屋は狭くて眺望は悪いけれど、フットエステ付き」
というコースを頼んだので、20分ほどの足裏マッサージをうけました。

お食事はお酒を飲む方用かな・・
一番気に入ったのがプリン(笑)
一品料理として食べ放題だったので二つも食べてしまいました。

温泉はいろいろ趣向を凝らした浴場があり、
泉質2種類、川の湯・南部の湯、森の湯と三つの大浴場が用意されています。
このうち一番お湯が合ったのが川の湯、
気に行ったのは、陶器の露天風呂。
首に当たる陶器のカーブがなんともいえずやさしく、
上を眺めていると夜空から粉雪が舞い落ちてくるのは感激です。
ほんの1メートルくらいの陶器の甕にすっぽりとつかり、
耳が冷たくなるまで眺めていました。

遠野までは釜石線で40分ほど。
駅の観光案内所でいろいろうかがって作戦を立てます。
時間がないので、伝承園・カッパ淵はバス(200円)で、
そのあとの南部曲り屋はタクシーで。
ハイシーズンは循環バスも出ているようですが、
なにぶん、オフシーズンですので・・(・ω・;A

くらくらするような雪の中を歩きました。
ひとけのないかカッパ淵はきれいでした・・。
曲り屋というのは、馬と一緒に暮らすための家と知りました。
交易の町遠野に馬は欠かせない存在だったのですね。

馬にかかわる伝承も多く、
「おしらさま」も一体は女性、もう一体は馬の頭です。

もっといろいろ知ると面白いと思うのですが、
それはまたこれからのこととして。

自分で東北にでかけるのに雪の季節は選ばないでしょうから、
この企画のおかげで滅多にない体験をさせていただきました。

こちらも雪景色ばかりですけれど、どうぞスライドショーでご覧ください。


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