ノイバラ山荘

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映画「オンネリとアンネリのおうち」「ファントム・スレッド」

2018-06-15 11:10:22 | 映画
みなさま、こんにちは(*^_^*)


わが家のベランダに蝶の蛹がいます。


多分、プランターの柚子の木にいた青虫、アゲハです。
無事に生まれてくれるといいです~。

庭のミカンにいた青虫は全部
鳥さんに食べられてしまったのです。

さすがベランダの軒下は鳥さんも遠慮したのでしょうか。
早朝だと、人気がないから来られそうですけれどね。

さてさて、恵比寿で映画のハシゴしました~。
都心にでかけたら一挙に用事をすまそうとする田舎者です~。


オンネリとアンネリのおうち
目が覚めるほど色彩が美しいです!


元気でお茶目な仲良し2人の少女が
ふしぎな巡り合わせで買うことになった
かわいらしいお家で夏休みをすごします。

 
不思議な隣人や街の人に囲まれて、
小さな冒険やほのぼのとしたエピソードを体験します。


原作はフィンランドの作家マリヤッタ・クレンニエミ。
1967年の誕生以来、児童文学の定番として少女たちが熱中した
「オンネリとアンネリ」シリーズ。
日本でも1972年に大日本図書から発行されました。
お話を彩るのは、愛らしく美しいマイヤ・カルマによるイラストレーション。
・・らしいのですが、私は読んだ覚えがありません。

泥棒さえも同情して助けてしまう、オンネリとアンネリ。
しかし、オンネリもアンネリも、そして隣人たちも
それぞれのワケあり人生を背負っていて、
それが物語に深みを与えているのだと思います。

ワケは脇においておいて、とにかく楽しんじゃおう!
という人生全肯定な考え方が
私たちを勇気づけてくれるのだと思います。

ピュアな子供たちはもちろんのこと、
リアルな世界に疲れたオトナも癒されました(´・ω・`)←オトナ

テイストは違いますが、先日の「ビーター・ラビット」と同じくらい楽しめました。
私は物語の世界が好きなのかな?



ファントム・スレッド

こちらはダニエル・デイ=ルイスの引退作というので、見ました。


1950年代、ロンドンのオートクチュールハウスが舞台。
天才肌の仕立て屋レイノルズをデイ=ルイスが繊細に演じていました。


仕立て屋が見つけた理想のモデル、のちの妻アルマとの
究極の愛を描いています。

ファントムは幽霊、幻、スレッドは糸。
彼に洋裁を教えた亡き母親の幻が幾度となく現れ、
やがてそれはアルマと替わります。

普通ではないねじれた愛なので、
「ええっ、あり得ない」結末です。


オートクチュールのゴージャスなドレスと、
華やかな社交界にうっとりしました。


2本の作品の合間が30分しかなかったので、
(さすがにこの2本ハシゴをする人はいないだろうな・・(・ω・;A )
下のベンチで持参のおむすびを食べます。

ガーデンプレイスはお花や植物がきれいに手入れされていて、
中央の屋根の下や周辺にたくさんベンチがあり
お昼はオフィスのサラリーマンがくつろいだり、
観光客が飲食していたりします。

この日は風が気持ちよくて、最高でした。

2本終わると15時。さすがに疲れたので、
休憩していくことにしました。


いつものビアステーション、窓際の席。


映画の半券でグラスビールサービスです。
まんまとおガーデンプレイスの作戦にはまっています。
生春巻きを頼みました。


飲んだら帰るつもりが、ビールを飲んだら食欲がわいて、
焼きソバを頼みました。
これがお夕食、ということで(´・ω・`)