舟川柔道塾 塾長のブログ

舟川柔道塾の塾長である舟川 操が柔道への思いや柔道の極意を綴ります。

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道場の子は自分の子どものように見ていきたい

2014年04月22日 | 舟川柔道塾幼稚園道場

 数日前、埼玉栄高校に通う三男から言われたことを思い出しました。
 同級生はみんな、「広夢は道場でお父さんに叱られた事やたたかれたことなんて無いだろう?やさしそうだもんな!」と言われたけどね、「一度だけあるよって答えたんだ。」「えー、そんな事あったかな?」「うん。」「どんな時。」「僕が柔道始めたばっかりの時に、道場でおとうさん(先生)のことを、みんなの前でおとうさん、、、と呼んだときにひっぱたかれた!」「ひっぱたきはしないだろう?頭をこつん程度だろう?」「うーん、そうだったかな。でもそうとう叱られたよ。道場ではみんなの先生なんだからと。」 確かにそうでした。15年前に大和田町の大宮武道館のサブ道場を週2回借りて、長男とその同級生などで始めた頃、道場内では長男も私の門下生ということで特別扱いはしない、むしろ礼の仕方が悪いなど自分の子どもに厳しくすることが多かったかもしれません。自分の子どもだからしてあげられるような事は一切せず自分でさせました。靴下をはくとか着替えとか、爪をきることとかは自分の子には一切しませんでした。
 そうしないと他しのお子さんはおそらく「いいなぁ、○○はお父さんにいつも何かあった時にいろいろしてもらえて、僕のお父さんも道場に来て手伝わないかなぁ。」などと考えてしまい、やっかみ等の感情があると良くないと思ったからです。

大成町の自宅に道場を建てた数年後に三男の広夢が柔道を始めてくれましたが、やはり長男と同じくらい厳しかったかな?

 
 4月から園児の部がスタートして、最初にお母さんにお願いしたことがあります。
 それは、お子さんを呼び捨てで呼ばせて頂くことでした。「私の子どものような気持ちでお子さんを面倒みたいから、呼び捨てで呼ぶことを了承下さい!」

私の三男が柔道を始めた頃の貴重な写真がありました。上2枚が三男の広夢と私、そして下2枚は新入門のケンゴと私の長男の悠汰です。

何かジーンときてしまいます。

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