松村 英樹 闘魂日記

燃える闘魂 MATSUMURA BLOG

敬する心

2006-10-25 12:21:41 | Weblog
本の受け売りだが、なるほど!と思ったので日記に書いておく。

人間が人間たる意義を求めるならば、先ず敬するという心を持つことである。人間が現実に留まらないで、限りなく高いもの、尊いもの、偉大なるものを求めてゆく、そこに生ずるのが敬という心である。この敬の心が発達してくると、必ず相対的に自分の低い現実を顧みてそれを恥ずる心が起こる。

フィヒテが児童教育を論じて、子どもは家にあって愛だけで育つと思ったら大間違いで、愛と同時に敬を求める。従って、愛の対象を母に、敬の対象として父に求めていると痛論している。
人間が進歩向上する一番大切なことは敬する心を発達させることであり、それによって始めて恥を知ることが出来る。

という文である。

さっきノグチと話をしたのだが、最近はいじめによる自殺や犯罪の低年齢化など異常なことが立て続けに起こっている時代である。こういう時代だからこそ相手を思いやる、尊敬する心というものがとても重要だと思う。

父親として敬される人でなくては。
人を敬する人でなくては。

批判や自慢をして自分の存在を知らしめるしかすべを知らない者は、ちょっとは恥じてはいかがでしょうか。「俺は○○してやった!」と言ってる自分ほど相手はしてもらったと思ってないことって結構多いと思うよ。相手を敬する心があれば、言い方も変わるんじゃないの?

*しまった!理事長挨拶にとっとけばよかった・・・