旅立ちの日

今日は２つの別れを経験した。



ひとつは永年松村塗料に勤めていただいたＩさんとの送別会。
うちの会社の特徴で一度就職するととても長いと言う事があるが、Ｉさんにおいてもしかりで３５年になる。


僕が子どもの頃は「配達行くけんついてこい！」などど言って仕事がてらドライブしてくれたり、壁に向かって投球練習をしていると「グローブをもう一持って来い！」と言ってキャッチボールをしてくれたりしたものだ。


高校から家を出たので１０年ぐらいは話をしていなかったのだが、尼崎での修行を終えて戻ってきた時にはそんなブランクを感じさせることもなく「おい、英樹！」と子どもの時と同じ呼び方で声をかけてくれたんだよなあ。


それから専務となりいろんな責任が増してきた僕が困った時に、いの一番にアドバイスをくれるのもＩさんだった。
調色（色あわせ）が得意でお客さんが困っている時に「Ｉさん、何とかしてくれないかなあ？」と相談するといつも「わかった！どうにかする！」と休憩も取らずに頑張ってくれたりもしていたんだ。
お客さんから感謝されるたびに「僕はＩさんに頼んだだけなんだけどなあ・・」となんとも申し訳ない気持ちになったものだ。

送別会の最後に「困ったことがあったらいつでも電話してくれ！」と言ってくれたＩさんは本当に優しい人だ。


今まで頑張ってきたんだからこれからはゆっくり身体を休めていただきたいと思う。
そして今からは第二の人生を楽しんでください。




次はコメントで知ったとんちゃん先生の人事移動。
僕は本当に驚いてしまった。
「嫌だ！」とも「困る！」とも、そして「うそだろ！」とも思った。


何度もブログに登場していただいたので読んでくれた方にはわかると思うが、とんちゃんほど子どものことを思ってくれる先生に出会ったことがない。
こう書くと語弊があるかもしれないので補足すると、今の子どもの担任をはじめすばらしい教師の方々から数え切れないほどの恩恵を受けていることは間違いない。
それぞれのスタンスの中で最高の教育をしていただいていると感謝しきりである。


その上でとんちゃんの子どもへの愛情は抜群なのである。


誰がリスクを承知で３０人３１脚へ挑戦できるだろうか！
誰がギネスへ挑戦なんて思いつくだろうか！
当然ながらこれらは全て手段であり目的は別のところにある。いわゆる子どもの成長である。


学校行事でもしかりである。
誰が夜なべして３０３１をはじめとする数々のＤＶＤを作るだろうか！
誰が率先してライン引きをするだろうか！
とんちゃんの目はいつも子どもの方に向けられている。


ＰＴＡを経験させていただいた時には保護者への対応に同じことを感じた。
誰が身につくかどうかもわからないのにＤＶＤ作成の仕方をきちんとレクチャーしてくれるだろうか。
自分でやったほうが早いとかこんなことやっても時間のムダだなんて言葉は最後まで出なかったし思ってもいなかったのだろう。
そしてみんなで作り上げるという僕の（いや僕らの）意思を尊重してくれたんだよね。


そして誰が卒業ＤＶＤのために徹夜してくれると言うのだろうか。
今なら少しだけわかるが、ＤＶＤ作成は手を抜こうと思えば抜けないことはないしそれでも十分満足できるものになる。
でも卒業してゆく子どもたちのために微に入り際に至るまでこだわってこだわって創っていただいたんだよなあ。


僕のＰＴＡ経験の中でも一緒に職員室で朝を迎えたのはかなり貴重な体験であった。
勝手にであるかもしれないが「とんちゃんとは絶対馬が合う！」と確信したもん。


そんなとんちゃんが北小を去る。
栄転であるとは思うが、今はあんまり素直に喜べない。


でもとんちゃんスピリットを求めている別のステージがあることも事実なのだろう。そしてとんちゃんならきっと「その現場」で全力を尽くしてくれることだろう。


頑張れとんちゃん！また真っ黒な顔を拝見する日を楽しみに待っています。

キムさんありがとう！

完全に想定外だった。
キムさんがおみやげをくれるなんて・・
もらいっぱなしになっちゃったなあ。。





＊キムさんありがとうございます。

チョン会長来日写真集

昨日の短い時間で撮った記念写真。
これも僕にとっては大切な記念である。


＊チョン・スミン氏との２ショット。
やっぱり嬉しい再会であった。





＊２便チームの集合写真。
北釜山ＪＣメンバー３名はいずれも北釜山ＪＣ会長経験者である。
タダシと僕は理事長経験者だからあべちゃんも行きますか！




＊チョン会長がくれたおみやげ。本当に感謝である！
中身はなんか高そうなお茶で、生産者の新聞記事が内装されていた。
でもハングルが読めない。何茶なんだろう？？？
　　　

超やさしいチョン会長

昨日は愚痴をグチグチ書いてしまったが、とにかくお出迎えしかできない状況に変化はない。
となれば何とか間に合わすしか方法はない。



田川での塗料使用方法の説明を終えた時にはすでに１１：００を過ぎていた。
２時間を足すと博多港に到着するのは１３：００頃だろう。１２：２５には間に合わない。
どうする・・・



ここで一か八か一般道ではなく八幡インターから高速に乗ってのルートにしてみようと思った。遠回りにはなるが到着時間は一般道より早いかもしれない。
スピード違反という言葉がアタマの中をよぎらなくもないけどね。



田川バイパスをかっとび（よい子はまねしないように！）八幡インターに飛び込む。
のどが渇いていたがコーヒーも買う時間が惜しい。



飛ばす！
飛ばす！
オニのように飛ばす！


でも１２：２５前の到着は難しいようだ。
でも税関を抜けるまでには多少時間がかかる。サッカーのロスタイムみたいなもんでも今となれば貴重である。
とにかくお出迎えなんだから「遅れてすみません！」じゃ何の役にも立たないのである。



でもギリアウトかもしれんなあ。。
タダシに「すまんがちょっと遅れそう・・」と電話を入れとくか・・と携帯を取り出しコールする。



すると「実は舟が遅れてるんですよ。安心して安全運転してくださいね！」だって！
いや～～ラッキーの神様は未だ健在である。
助かったあ！



結局１２：３０過ぎに国際ターミナルに到着。
喫茶店で時間調整しているタダシ・あべちゃんと通訳の女性と合流。
べらべら話をしていざ到着ロビーへ。



そして！！！
ついに！！！
ドアが開いた！チョン会長他２名が出てきた！！！！
お～～～お久しぶりね～～～！！！！



速攻でチョン会長と握手してハグして再会を喜ぶ。
僕もチョンさんも超笑顔になったりもする。
なんだか嬉しくって仕方ない。



さっそくおみやげとリュウに作ってもらった言葉を渡す。
「出張でお付き合いはできないけど僕の心は常にチョンさんのそばにいますよ。」ってな内容だ。



読み終えたチョン会長は笑顔で僕の肩を叩きながらこう言った。

「ダイジョブ！ダイジョブ！」



嬉しかったなあ！
やさしさを感じたなあ！
なんか救われた感じがしたもんなあ！！！



最後に写真を撮って、みなさんをお見送りしてから港を離れた。


たぶん話せたのは１５分ぐらいのものだろう。
その１５分のために高速代と３時間を使った僕はアホかもしれない。
特にお金で買えない時間は、今の僕が最もほしいものであるにもかかわらずだ。


でも行くのである。
行かねばならんのである。
ＪＣで学んだことのひとつが義理人情である。
当然ミナトに向かうのが筋である。



がんばったおかげで僕の中では失いかけたココロってヤツを取り戻すことができた。
愚痴をグチグチ言っていた前日とは雲泥の差がある。
そしてこういう経験が長い人生の糧となる。



また本気になればなるほど仲間が助けてくれるものである。
今回もリュウ・藤永君・タダシをはじめ速攻で情報をくれたぐんちゃんや状況説明してくれたコウノスケや現状報告してくれたケイゴなどいろんなメンバーが助けてくれた。
心が入ってないと真剣に攻撃する分、本気だと本気でフォローしてくれるのがいいところだと僕は思う。
本当にありがたいことである。



そんな感じで僕の公式訪問全日程は終了した。
あとはできるだけＮＩＰＰＯＮを満喫しつつ合同事業の成功に向けて国を超えて一丸となってほしいと願うばかりだ。
みなさんがんばってね！



＊でも本当にチョンさんはやさしいよなあ！
卒業して３年経ったが未だにずっと交流していたいと思うし、そうさせてもらってるしさ。
僕が見習わなきゃいかんとこいっぱいあるぞ、うん。

くやしくないわけじゃない。。

せっかくチョン会長がやってくると言うのにちゃんと相手もできないなんて・・


藤永君にチョン会長の食事代などにかかる費用を渡すことにしてはみたが、なんだかお金で解決したみたいな後ろめたさが残ってしまった。
韓国ではあんなにお世話になっていると言うのにこれじゃなあ・・


何度も段取りを考えたけどどうやっても都合がつかない。
唯一残ってた金曜日の夜も結果的には無理が生じることになった。
もちろんちゃんと考えてくれた結果だから何の文句もない。


今の僕にできることと言えば１２：２５博多港のお出迎えしかない。
でもこれにしたって１０：００からの田川での説明を終えてからの話である。
ギリギリ間に合うか全然間に合わないのかわかったものじゃない。


とにかくベストを尽くそうと、リュウに頼んでハングルでの歓迎の言葉をプリントしてもらい昨晩０：００にアテナで受け取ったが果たして渡せるのだろうか？
超忙しい中にもかかわらずがんばってくれたリュウには感謝ばかりなんだけどさ。
渡せないかもしれないんだよなあ。。


はあ～あ。。あと１週間早くわかってれば調整できたんだけどなあ・・
チョン会長に悪くって仕方ないや。


「元気があれば！」と表面を取り繕ってはいるが、くやしくないわけじゃない。


こんな風に葛藤しているシニアもいるのだから、現役諸君には是非韓国メンバーに素敵な思いをさせてあげてほしい。
その見返りは自分に帰ってくるよ。
本気でつきあえばそれ以上に「ステキ」をくれる人たちばかりなんだからさ。


は～～あ。。やっぱりくやしいなあ・・

いっそがしい！！！

あ～～忙しい！！
ホント＝に忙しい！！！
冗談のように忙しい！！！



シンイチと田中工事が喫茶ＭＡＴＵＭＵＲＡにやってきたことを書こうと思ったけどパスだ！
時間がない！！！



昨日２０００泳いだ話も書きたいがパスだ！
体重はすっかり元どおりだし。。



諸事情により２人分の仕事をやるってことを書いてもよかったんだけどパスだ！
泣き言みてえでかっちょ悪い！！！



ということで忙しいから終わりっ！！！





＊今日が忙しいことはわかっていた。
だのに昨日の夜はヘキサゴン３時間スペシャルを夜中観てしまった。。。
２時間しか寝てねえ・・・



８：００に田川に向かう車中でつい大あくび。
しっかりノグチにばれてしまった。



あ～かっちょわるいったらありゃしない。。。。。。。。。

祝日本！ＷＢＣ２連覇！！！

侍ジャパンがＷＢＣを制した！！これで２００６年大会に続く２連覇だ！！！
僕は仕事中なのでリアルタイムでは見れなかったけどラジオを聴きながらやってきたシンペイから「今のところ勝ってますよ！」と聞いたり、従業員さんが「すごい状態ばい！」と教えてくれたりしてたんだ。
延長に入ったと聞いて速攻でネットで速報を見たりもしたなあ。
夕方のニュースであらためてくぎづけで見たんだけどすごい試合だったね！



１点を争う攻防が続きなんとか１点勝ち越したまま９回裏を迎える。
２アウトまでこぎつけたが、あと一人というところで韓国のイボムホのバットがダルビッシュを打ち砕き同点！
延長戦に入る。



１０回の表、日本の攻撃。
２・３塁でバッターはイチロー。しかしながらもう２アウトである。
決勝戦はともかくそれまでの試合では決して当たってはいない。
正直ダメかも・・と考えてしまう。



ここで千両役者が魅せてくれた！日本国民の期待を一身に背負った彼のバットからあざやかな２点適時打が生まれた！！！
イチローは頼りになるチームリーダーである。さすがである。



この貴重な２点を守りきり侍ジャパンは栄光を手に入れたのだ！



韓国のメンバーももちろんそうだが、たとえ２アウトになってもあきらめないことが肝心である。
この気持ちが白熱した試合展開を引き起こすし感動を与えてくれる。
両チームともさすがプロフェッショナルってな感じがする。


野球に限らず仕事でも恋愛でもなんでもあきらめない心ってヤツがもっともっと必要なのかもしれない。
困難を乗り越えた先にあるものをさらに突き詰めていきたいものだ。


さあ、今日はいい天気だ！
頑張り日和だ！
あきらめず挑戦すっぞお！！！

さあ！ＷＢＣ決勝戦！

昨日１組１位の日本代表は９－４で２組２位の米国代表を破り決勝進出を決めた日本は、今日韓国と世界一を懸けて対戦する。
新聞によると日本時間２４日午前１０：３０過ぎかららしい。

今大会、すでに４回も対戦し２勝２敗。
韓国の先発は日本戦に２度先発して２勝のボンジュグン。
日本はキューバ戦で勝利投手となった岩隈。
投手戦になりそうだ。

さあ、どんな結果になるのだろう！
頑張れ!日本！！

法事

昨日はおばあちゃんの法事が実家で行われた。
朝からおふくろを筆頭に女性陣は忙しく動き回っていた。
開始一時間前には続々と親戚が集まってきた。
埼玉や大阪からもやってきてすごく懐かしかった。


お経は長遠寺の前住職。
もう引退されているのだが、熱心な日蓮宗派だったおばあちゃんと縁が深かったのでおやじがあえて指名したらしい。
きっとおばあちゃんも喜んでいるだろう。

全住職が焼香は３回行うのがいいとおっしゃられていた。
仏様・自分・拝んでいる人たちを解して現在・過去・未来に供える意味があるそうだ。
日蓮宗だけかもしれないのではっきりとは言えないが、通常１回しかしていなかったのはイマイチだったかな？


その後は食事会。
先程までの神妙な顔持ちとは打って変わって和気藹々と昔話に花が咲く。
僕が小さい頃から親父の妹は○○ねえちゃんと呼んでいるので未だにそう呼ぶが、
もうみんなすっかりおばちゃんのイメージだ。
でもこれはこれからも変わらないだろう。


いつもの調子で「クチは老化しないのか！」とか「起きたっきり老人！」なんてワルクチを言ったりして笑いを取ったりもする。
親類だからこそ言える軽いブラックジョークもおしゃべりの潤滑油になってゆく。


そんな感じで夕方まで続いたこの集まりも終了した。


僕は特別信仰深いわけじゃないけどこういうのってすごく大切だと思う。
世知辛い世の中で非合理的なことやってると思われるかも知れないが、だからこそちゃんとすべきだと思う。
つうか理屈じゃなくてしなきゃいかん。

長谷川先輩の回し者みたいだけど、ご先祖さまがいてくれたからこそ今の自分があり、周りの人たちが見守ってくれたからこそ自分が成長できたんだと思う。
自分だけで大きくなったような気になってるヤカラを僕は軽蔑するね、実際。


＊夕方になって合唱団に行っていた美紀を迎えに行き、そのあと家族でイオンに出かけた。恵里が遊助（上地雄輔）の「ひまわり」のＣＤ買ったり、美紀が合唱団遠征準備の小物を買ったりして帰る。
帰りの道中でふと気づいた。


「美紀！おまえ部活と合唱団でお墓参りも法事もしてないよな？」
すかさずかみさんが「いや、今日出かける前に仏壇の前で手を合わせたよ。」


こういうのが自然に出来る美紀はえらい！と僕は思うな。
まあ、かみさんに言われたからかも知れないけどさ。

挑戦スイム

昨日、仕事を終えて速攻でプールに行った。
どうしても挑戦しておきたいことがあったのだ。



それは３０００ｍ完泳である。
最近太り気味だとこのブログで書いた。もちろんお腹が出ているのはヤだが何よりキレが悪くなるのがすごく嫌だ！芋洗坂係長じゃないけど太っていてもキレがあるとデブが「個性」と言うものに変わる気がする。
そしてキレにはソコジカラってヤツが必要なんだよね。



そのターニングポイントが僕には「３０００ｍ完泳！」なのである。
こないだ１０００ｍで超くたくたになったことだし確実にキレや体力が落ちてきている。今こそ気合でクリヤーしなくてはならんのである。
ならんといえばならんのである。



健康の森に到着。
３０００やるとなるともう水中ジョギングもサウナも封印となる。とにかく体力を温存しつつただひたすらスローペースで泳ぐので１時間２０分ぐらいかかるのだ。
運のいいことに第２コースがぽっかり空いていた。
ぐぐっと肩や腰を伸ばしていざスタート。



やっぱり手足のリズムが悪い。このバランスの悪さはしばらく続いた。
でも体力的には余裕がある。アタマの中でＧＲｅｅｅｅＮの「歩み」を歌いながら（ホントに歌うと水をしこたま飲んでしまうぞ！）６００、７００と距離を伸ばす。



１０００を超えたあたりでなんとなくリズムが合ってきた。
右・左と腕を回す度にぐいっ、ぐいっと先へ進む。このリズムってのは結構大切で（たぶん１０００までは僕もそうだったのだろうけど）隣の人がダッシュでやみくもに腕を回すよりも早く進んだ。
単純だが腕を早く回す事よりしっかり水を掻くってことがリズムにつながってると思う。



とは言いながらも１５００ですっかり疲れてしまった。一旦休憩して再スタートってこともアタマをよぎったりもした。
でもそれじゃダメだから我慢して泳ぎ続ける。



２０００に到達。あと１０００！
だんだんハイになってきたこともありここからはスムーズに距離をかせげる。


２５００に到達。あと５００！！

３００！

２００！

５０！

そして・・・ゼロ！
３０００ｍ完泳！！！！！
時間にして１時間２０分の死闘を制した瞬間であった！！！！



そんなこんなでスイミングは終了。
これでまたキレてくるだろうという自信がついた。
タマイトクタローが書いてたが、やっぱり挑戦こそが人生である！！
クチばっかで挑戦しないとグチばっか出ちゃってねたみやそねみになっちゃたりするしさ！やっぱ迷わず行かなきゃ！！