表題は高峰秀子の死を報じた記事より。
"DECES: Hideko Takamine (1924-2010)"
http://www.filmdeculte.com/cinema/actualite/DECES-Hideko-Takamine-1924-2010-11720.html
他に
"Hideko Takamine, Lauded Japanese Actress, Dies at 86"
http://www.nytimes.com/2011/01/04/movies/04takamine.html
こちらの記事でも"Ms. Takamine was most the muse of Mikio Naruse"とある。個人的にも高峰秀子というと、成瀬巳喜男の『浮雲』や『女が階段を上る時』が思い浮かぶ。(それらの映画の記憶は同時に、森雅之の名演をも想起させる。)
いくつか思い出したことなど。
『汚れた血』の宣伝で来日した折、ジュリエット・ビノシュを伴って高峰秀子と会食したレオス・カラックスの最愛の映画が『浮雲』であることはよく知られている。また、これは蓮實重彦が何かの対談で語っていたと記憶するが、ジム・ジャームッシュがもっとも好きな女優が『浮雲』の高峰秀子であったこと。
そのことを知って以来、たとえどのような映画を撮ろうと、この二人の映画は支持していたいと思うようになったのだった。
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