『音楽社会学序説』によれば、アドルノは1960年代初頭においてすでにオペラというジャンルについて「音楽的側面」からも「美学的側面」からも時代遅れのジャンルと見なしていた。
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昨年はハイドンの没後200年で、しかもメンデルスゾーンの生誕200年だった。それであれこれと聴いたりして、それぞれの作曲家の魅力を再認識したり、さまざまな演奏家の魅力を発見したりした。
ハイドンについては、とりあえず交響曲と弦楽四重奏曲とピアノ・ソナタを中心に聴いた。まずは家にあるものをしっかりと聴き直そうと思って聴いていたので、新たに購入したのは一組だけだった。但し買う予定でまだ買っていないものもある。Brilliant Classicsから出ているエステルハージ・アンサンブルによるバリトン三重奏曲全集がそれで、BSでこの曲の演奏を視聴し、心惹かれたのだった。
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