ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

先端巨大症の治療法・・・内視鏡手術療法が基本

2012-12-20 | 梅肉エキス
血液をサラサラにすることにより<br>
        身体の中から活力がわきます<br>
                  飲み続けることで<br>
                      インフルエンザの予防も・・・





今朝も先端巨大症の記事の続きになりますが・・・

じゃあ、先端巨大症と診断されたら、どの様な治療法になるのでしょうか・・・

診断・治療法・保険の有無に関しての詳細記事を転載してみます。

~以下、12月20日スポーツ報知より抜粋~





NOW
 先端巨大症③
 40~50代になって顎が大きくなったり、手足が肥大する先端巨大症(アグロメガリー)。変化は徐々に現れるので本人や家族は気づきにくいが、数年ぶりにあった友人に指摘されて、ようやく発見されることがある。

 国内の患者は約1万人と推定されているが、希少な病気のため、専門医(内分泌内科・脳神経外科)が扱う。脳下垂体に良性腫瘍が出来るなどして成長ホルモンが過剰に分泌されることが原因なので、
血液検査で
 成長ホルモンの値(基準値は5ng/ml)などを調べれば、
 簡単に診断できる。

内視鏡手術療法が基本

 
治療は手術療法が基本だ。
 鼻から内視鏡を入れて脳下垂体の腫瘍を除去するもので、
 体の負担は少ない。
腫瘍を完全に除去して、成長ホルモンの血中濃度が正常に戻れば、短期間で合併症(糖尿病、高血圧症など)も、顔の外観や手足の肥大も改善する。
 
腫瘍が完全に取りきれなかったり、手術が出来ない場合は、
 成長ホルモンの働きを抑える薬物療法を行う。
 これには、ソマトスタチン誘導体注射、
 GH(成長ホルモン)受容体拮抗剤注射、
 ドーパミン作動薬経口投与などがある。
 
手術できなかったり、薬物療法で効果がない場合、あるいは再発した場合は、
 放射線治療(ガンマナイフ、ラジオサオジェリーなど)を行うことがある。

 なお、
先端巨大症は保健所に申請して認定されると
 「特定疾患医療受給者証」が公布される
重症者であれば
 自己負担分が全額公費負担
重症でなければ
 自己負担分の一部が公費負担

(医療ジャーナリスト・田中 皓)


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