ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

スマホのセキュリティ対策 甘く考えないで!

2016-11-24 | 日々のパソコン
私と妻のスマホのアプリロックは以前からかけてたんですが、

先日、私のスマホのロック画面に顔認証システムを導入しました

これはパターンやパスワードよりセキュリティ程度は低いようですが

アプリロックもかけているし大丈夫・・・か・・・な!?


それを妻に話したら、「アンタは遊んでるんや!」と言われてしまいました。

妻にとっては、スクリーンロックはスライドで解除できる程度で大丈夫と考えてるようです。

私のスマホには、諸々金融関係のアプリなども入っているし、やはり怖いんですよね。


そんな中、全国の警察が不正指令電磁的記録供用容疑(エライ難しい言葉や・・・)で

ソフトの利用者の一斉摘発に乗り出し、数人を逮捕したようです。

要するに「のぞき見ソフト」を自分のパソコンに入れ、

のぞき見したい相手のスマホに隙を見てこのアプリをインストールさせると

パソコンから、相手のスマホの通信がのぞき見できるというもののようです。


巷には、このようなアプリが氾濫していると言われますが、

やはり、自分でセキュリティを強化するなど自衛する以外にないのでしょうね。


今朝は、この摘発に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、11月24日読売新聞夕刊より抜粋~

スマホ遠隔操作 一斉摘発
 ソフト悪用、情報のぞき見

容疑で全国の警察
のぞき見ソフトの仕組み
 他人のスマートフォンを遠隔操作できるソフトを使ったとして、全国の警察が不正指令電磁的記録供用容疑でソフト利用者の一斉摘発に乗り出し、数人を逮捕、書類送検したことがわかった。捜査関係者が明らかにした。ソフトを入れたパソコンからスマホ内の個人情報をのぞき見でき、警察当局はコンピューターウイルス(不正指令電磁的記録)にあたると判断。ソフトを開発した横浜市の会社も同作成容疑を視野に調べる。

 同社のホームページによると、ソフトにはスマホがどこにあるかを把握したり、通話内容を聞いたりできる機能がある。メールやLINEなどのやりとりも閲覧可能という。パソコンとスマホをつなぎ、専用アプリをスマホにインストールして遠隔操作する。
 捜査関係者によると、利用者数人は、スマホの所有者に無断でソフトが入ったパソコンとスマホを接続し、アプリをインストールした疑いがある。インストールは所有者がスマホから目を離すなどした隙に行い、所有者の行動を監視したり、LINEなどを読んだりする目的だったとみられる。

 同社はソフトを「スマホの盗難防止」「こどもの見守り」「社員の勤怠チェック」などに役立つとうたい、約1万~6万円で販売していた。警察当局は、同社が、ソフトが悪用される認識を持っていたか調べる。

 同社については、神奈川、京都両府県警などが今月10日、スマホ向けゲームを有利に進める不正プログラム「チートツール」を販売したなどとして、社長らを組織犯罪処罰法違反(組織的偽計業務妨害)容疑などで逮捕。2014年にも電子書籍を不正コピーするプログラムをつくったとして、京都府警が摘発している。
増えるトラブル
識者「自衛策を」

 スマホは個人情報の宝庫だ。のぞき見を巡るトラブルは増えており、今回のように刑事事件になるケースもある。14年4月には、遠隔操作アプリで元交際相手の女性のスマホをのぞき見したとして、男が不正指令電磁的記録供用容疑で広島県警に逮捕された。

 IDやパスワードを盗んで覗き見る手口もある。警察庁によると、この方法で他人のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などに接続したとして昨年、不正アクセス禁止法違反容疑で173人が摘発され、このうち82人が元交際相手など顔見知りの情報にアクセスしていた。
 サイバー犯罪に詳しい森井昌克・神戸大教授(情報通信工学)は「のぞき見アプリは複数出回っており、簡単に手に入るのが現状。スマホを置きっぱなしにしたり、他人に操作させたりすると勝手にアプリを入れられる危険がある。パスワードを複雑にするなど自衛策が必要」と指摘している。

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