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長姉に逢いに行く旅も、後二週間余りとなりました・・・
今年は、姉と逢った翌日に姉を自宅まで送り届けてから、
郷里の墓参りをしようと計画してるんです・・・が、
実家に立ち寄ることはしません・・・
満96歳の老母も、認知症の症状も出てきているようで
逢いたいとは思うのですが・・・次姉との関係があるので・・・
それと、長姉から聞いた話では、
「墓じまい」の話もしているようなので、
墓参りも最後になるやも知れず、思い切って墓参りだけでも・・・と決めたんです。
老母にも逢えないような、私達姉弟の関係は・・・本当に情けなく残念です・・・
兎に角、一日でも元気に過ごしてくれることを願っています。
今朝は、レビー小体型認知症に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、8月31日読売新聞夕刊より抜粋~
レビー小体型認知症
認知症の大半を占める「三大認知症]の一つ、「レビー小体型認知症]。物忘れなど一般的な症状のほか、存在しないものが見える「幻視」の症状が出るのが特徴です。ただ、まだあまり知られていません。ほかの認知症と間違えられやすく、適切な治療が行われないこともあります。
なぜ起きる?
この病気では、大脳の表面を覆う薄い層(大脳皮質)の広範囲に、異常なたんぱく質などでできた「レビー小体」と呼ばれる物質がたまります。この物質が脳にダメージを与え、病気を引き起こしていると考えられています。なぜたまるのかなど、詳しいことはよく分かっていません。幻視や体硬直、抑うつも
投薬と生活習慣で改善
一方、レビー小体が、大脳と脊髄の間にある「脳幹」にたまると、体が硬直したり、手足が震えたりする「パーキンソン病」になることが知られています。どんな症状?
ほかの認知症でも見られる物忘れや理解力の低下などに加え、ほかではあまり見られない特徴的な症状がいくつかあります。その一つが、存在しないものが見える「幻視」です。「部屋で知らない子供が遊んでいる」「男が窓から入ってきた」というように人物に関する訴えが多いですが、「ご飯の上に虫がいる」と言うこともあります。壁のシミが人の顔に見えるなど、物を見間違える「錯視」も多いです。
頭がはっきりしている時とそうでない時が日時によって入れ替わる「認知機能の時間的変動」も多くの患者に見られます。午前中はきちんと会話できていたのに夕方には話がかみ合わなくなる、ということが起こります。
体の硬直などパーキンソン病と同じ症状や、就寝中に大声を上げたり、行動したりといった「睡眠障害」、気分がふさぎ込む「抑うつ症状」もよく表れます。
他の認知症と同じく完治は望めませんが、適切な医療やケアを組み合わせれば、症状の進行を遅らせたり、和らげたり出来ます。
どう治すの?
治療は投薬が中心です。認知症で最も多い「アルツハイマー病」の薬のアリセプト(商品名)が最近、レビー小体型認知症でも症状改善の効果があることが確認され、よく使われています。パーキンソン病に似た症状がある人には、パーキンソン病の薬を使うこともあります。精神的な症状には、「
ケアは、ほかの認知症と同様に、早寝早起きや適度な運動など規則正しい生活習慣を心がけましょう。大阪大病院神経化・精神科の数井裕光講師は「この病気の主な症状である、認知機能の変動や睡眠障害などは、生活習慣を整えることで改善する可能性があります。デイサービスやデイケアを利用するのも規則正しい生活につながりますので、お勧めします」と話します。
体の硬直などの影響で、ちょっとした障害物でもつまずきやすくなっている人が多く、転倒予防の対策が重要です。玄関マットや電源コードなど、つまずきやすいものはできるだけ片付けておくとよいでしょう。
頭がはっきりしている時は理解力が比較的保たれています。本人に大切なことを伝えたり、意志を訪ねたりするのは、その時に合わせて行いましょう。
数井裕光
大阪大病院講師
大阪大病院講師
幻視を幽霊だと思い、襲われるのではないかと怖がる人が多いです。不安な気持ちを受け止めた上で「脳の不調のために見えてしまうが、実際にはいないから襲ってくることはないよ」と、安全であることを分かってもらう姿勢が大切です。