nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

相場英雄 双子の悪魔

2013-12-21 22:15:29 | 本・雑誌・ドラマ
以前 震える牛 を読んだ社会派ミステリー作家、相場英雄さんの双子の悪魔 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
大和新聞の菊田美奈子が詰める東京証券取引所に、レストランチェーン・西大后に対するTOB(株式公開買い付け)情報が入った。
報道により、西大后の株価は乱高下する。
だが、すべては違法な仕手戦により巨万の富を得ようとした金融ブローカーの罠。
魔の手はネットを通じて個人の資産にも向かう…。
マネー犯罪の深部をえぐる経済ミステリ。

震える牛 同様、重たいストーリーです。
衝撃的なプロローグから、一瞬にして20年の歳月が流れます。
プロレス、証券取引、金融操作、新聞記者、新聞販売所、殺人・・・・
一見脈絡のないろいろな事がらや人々が、複雑に絡み合って、思わぬ方向に話が急展開していきます。
何の関係もなさそうなことが、すべて用意周到に計算されていて
全く恨みを買うように見えない美奈子と、幼なじみの潤一郎を襲います。
人生の底辺から、這い上がることの苦しさや難しさにスポットを当てているのですが
話の展開は面白いものの、すさまじい展開の割に内容に必然性がなく
登場人物のだれに対しても、あまり感情移入が出来ず
色んなものをごちゃごちゃと盛り込み過ぎて、全体的にぼやけてしまっているように感じました。

【送料無料】双子の悪魔 [ 相場英雄 ]

【送料無料】双子の悪魔 [ 相場英雄 ]価格:630円(税込、送料込)




 ランキングに参加しています
足跡代わりにクリックしていって頂けると嬉しいです

にほんブログ村 主婦日記ブログへ

人気@BlogRanking

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする