nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

川村元気 億男

2018-10-30 10:40:34 | 本・雑誌・ドラマ
映画公開で話題の 億男 観るか読むか悩んだのですが、結局原作を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。
宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。
だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。
ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。
数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。


川村さんは、電車男の映画を手掛けた方だそうですね。
さてこちらの 億男 
映画の番宣を観ても、どういう展開か全く分からず
あまりにも謎過ぎて、興味津々読んでみたのですが・・・
お金に対する概念って、結局は人それぞれだとは思うし
貧乏人も、大金持ちも、人から価値観を押し付けられる筋合いはないし
そこまで悩まないと、大金を持ってはいけないものかしら?
結構ハイペースで読めたので面白くはあったけど
結局のところ、哲学的でちょっと小難しい感じ。
ということで映画はパスすることにしました。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

億男 (文春文庫) [ 川村 元気 ]
価格:734円(税込、送料無料) (2018/10/30時点)


コメント

石田衣良 西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパーク12 

2018-10-20 11:11:51 | 本・雑誌・ドラマ
池袋ウエストゲートパークシリーズ12弾 西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパーク12 を読みました。 

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
池袋の雑居ビルで若者が飛びおり自殺を図る。
彼は急成長したチェーン店の従業員だった。
無能の烙印を押され、退職を強要された末にヤケになった若者。
そして、次の犠牲者がー。
耳触りのいい言葉で若者を洗脳し、つかい潰すブラック企業の闇に、マコトとタカシが斬りこむ!
表題作ほか3篇を収録のIWGPシリーズ第12作。

西池第二スクールギャラリー/ユーチューバー@芸術劇場/立教通り整形シンジケート/西一番街ブラックバイト

最初の作品が生まれて20年、でもマコト君は、その半分くらいしか歳をとってないですね。
池袋という舞台は不変ですが、長引く不況の波に押されマコトを取り巻く環境は大きく変わっています。
若者のやる気を損ないどこまでも追い詰めていく、実りのない使い捨て社会。
それでもマコトの長いものに巻かれない精神と、愛に溢れた正義感は不変!
生きにくい世の中ですが、若い人たちに大きなエールを送りたくなる、このシリーズらしいストーリーでした。


コメント

湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー 

2018-09-29 23:00:31 | 本・雑誌・ドラマ
湊かなえさんの短編集 ポイズンドーター・ホーリーマザー を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。
欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。
だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き…。
(「ポイズンドーター」)母と娘、姉と妹、友だち、男と女。
善意と正しさの掛け違いが、眼前の光景を鮮やかに反転させる。
名手のエッセンスが全編に満ちた極上の傑作集!

マイディアレスト/ベストフレンド/罪深き女/優しい人/ポイズンドーター/ホーリーマザー

世の中のもめごとや行き違いは、表と裏で姿が違うことも多々。
母娘の感情のもつれは、愛情という名の親からのパワハラやネグレクトなのか?
親心を理解できない子供の、身勝手な反抗心なのか?
友情の掛け違い、善意が裏目に出たり、親切心が悪意に見えたり・・・、
世代や立場が違うと、正しいと信じるもののカタチも全く違って見えるもの。
どっちの立場に立っても、怖いくらいのやるせなさに支配される、湊さんらしいイヤミスストーリー集です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) [ 湊かなえ ]
価格:648円(税込、送料無料) (2018/9/29時点)


コメント

似鳥鶏他 鍵のかかった部屋 5つの密室

2018-09-18 16:53:06 | 本・雑誌・ドラマ
同じトリックを題材にして、それを公開した上で、独自のミステリーを仕上げるというテーマに
5人の作家がチャレンジしたアンソロジー 鍵のかかった部屋 5つの密室 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
これが、トリックです。
本来ネタバレ厳禁の作中トリックを先に公開してミステリを書くという難題に
超豪華作家陣が挑戦!鍵と糸ー同じトリックから誕生したのは、びっくりするほど多彩多様な作品たち。
日常の謎あり、驚愕のどんでん返しあり、あたたかな感涙あり、胸を締め付ける切なさあり…。
5人の犯人が鍵をかけて隠した5つの“秘密”を解き明かす、競作アンソロジー。

このトリックの問題点(似鳥鶏)/大叔母のこと(友井羊)/神秘の彼女(彩瀬まる)
薄着の女(芦沢央)/世界にただひとりのサンタクロース(島田荘司)

それぞれの作品に、好き嫌いのレベルの違いはありましたが
豊かな創造性、果てしない展開力、奇をてらった応用力・・・
さすが本職の方々は違うと、唸らずにはいられませんでした。
自分が審査員になったかのような気分も味わえて、楽しかったです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

鍵のかかった部屋 5つの密室 (新潮文庫) [ 似鳥 鶏 ]価格:637円(税込、送料無料) (2018/9/18時点)

コメント

志駕晃 スマホを落としただけなのに

2018-09-11 15:17:10 | 本・雑誌・ドラマ
今回の夏旅、最後に食の記事で〆たいと思うというようなことを書きましたが
3週間以上経ってしまって、今となっては写真を観ても説明もつかないような感じで、ちょっとお手上げ状態。
ということで、そちらは割愛させていただいて、前回の記事で終了させていただきます。

さて、第15回『このミステリーがすごい! 』大賞作品、志駕晃さんの スマホを落としただけなのに を読みました。
11月に映画が公開予定の、恐怖のサイバーサスペンスです。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。
拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。
麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。
一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。

ネットに頼らなければ生きていけない現代社会において、スマホは何よりも大切な存在。
ある意味、お財布を忘れるよりスマホ忘れる方が、出先で困るといっても過言ではない現実があります。
電話に、メールに、SNSに、電車の乗り換え案内に、道案内、実に便利に活用しているスマホですが
清廉潔白に生きているつもりでも、スマホの中には秘密がいっぱい。
まして、実際に恥ずかしい秘密が入っていたとしたら???
そんなスマホをたちの悪いハッカーに拾われてしまって、次から次に仕掛けられていく罠。
フィクションとはいえ、実際に自分の身に起こらないとも限らないストーリーに、震えます。
話の展開も先が読めず、最後まで二転三転、どこに行きつくのかスリルたっぷり。
なかなか面白いストーリーでした。


コメント

ピエール・ルメートル 死のドレスを花婿に

2018-09-05 15:41:45 | 本・雑誌・ドラマ
日本でもイヤミスが流行りですが、世界的にも有名なイヤミス作家、ピエール・ルメートルの 死のドレスを花婿に を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
ソフィーの目の前に転がる男児の無残な死体。
ああ、私はついに人を殺してしまった。
幸福だった彼女の破滅が始まったのは数年前。
記憶にない奇行を繰り返し、彼女はおぞましい汚名を着て、底辺に転落したのだ…。
ベストセラー『その女アレックス』の原点。
あなたの心を凍らせる衝撃と恐怖の傑作サスペンス。

この作家の作品に手を出すのはかなり覚悟がいるので、買ってから数ヶ月放っておきました。
ようやく読み始めたものの、余りのディープさに萎えそうになり
居たたまれなさにさいなまれ、心を整えるのに必死!
そんな感じで日に数ページ・・・・というペースで読んでいたのですが
4章からなる2章目の終盤に近付いてから、急に火がついてそこからは一気!
とにかく構成がうまく、練りが巧みで、表と裏で全く別の顔を持つ物語。
最後はどこに行きつくのか想像もできず、息も絶え絶えにたどり着いた結末。
ほのぼのとは縁遠い凄まじい話ですが、確実に引き込まれます。
すべてがわかった後に、もう一度読みたくなるそんな作品です。
これまで読んだ彼の作品で、一番好きかも・・・

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

死のドレスを花婿に (文春文庫) [ ピエール・ルメートル ]
価格:853円(税込、送料無料) (2018/9/5時点)


コメント

池井戸潤 下町ロケット ガウディ計画

2018-08-31 19:00:48 | 本・雑誌・ドラマ
池井戸潤さんの、下町ロケット第二弾 下町ロケット ガウディ計画 を読みました。
既にドラマ化された後なので、流れは織り込み済みですが
それでもドキドキの連続と、あまりのテンポのよさに
めくる手が進み、あっという間に読破しました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年ー。
大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。
量産を約束したはずの取引はあえなく打ち切られ
ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。
そんな時、社長・佃航平のもとに、かつての部下からある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。
「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。
ロケットから人体へー。佃製作所の新たな挑戦が始まった!

池井戸さんらしい、誠意対悪意の対決という、勧善懲悪の物語。
ただ半沢直樹のような、心の中の歯ぎしりが止まらないほどのドロドロ劇ではないので
最後まで冷静に読めて、読み終えるとスカッと爽やかになります。
シリーズとしては、さらに2作品が登場済みだし
10月からまたドラマが始まるようなので、今後の行方も楽しみです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫) [ 池井戸 潤 ]価格:777円(税込、送料無料) (2018/8/31時点)

コメント

貫井徳郎 我が心の底の光

2018-08-14 20:36:35 | 本・雑誌・ドラマ
貫井徳郎さんの 我が心の底の光 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
母は死に、父は人を殺したー。
五歳で伯父夫婦に引き取られた峰岸晄は、中華料理店を手伝いながら豊かさとは無縁の少年時代を過ごしていた。
心に鍵をかけ、他者との接触を拒み続ける晄を待ち受けていたのは、学校での陰湿ないじめ。
だが唯一、同級生の木下怜菜だけは救いの手を差し伸べようとする。
数年後、社会に出た晄は、まったき孤独の中で遂にある計画を実行へと移していく。
生きることに強い執着を抱きながらも、普通の人生を捨てた晄。
その真っ暗な心の底に差す一筋の光とは!?衝撃のラストが心を抉る傑作長編。

貫井さんらしく、どーんよりと重たく鉛のようなストーリー。
それでいて、胸をえぐられるような痛みを感じずに済んでいるのは
主人公が感情を表に現さず、あまりにもドライすぎるからか?
淡々と主人公の過去が語られ、淡々と主人公の積年の計画らしきものが進んでいきます。
計画の本当の目的があぶり出されないままに、残すは数ページ??
これってもしや後編があったんだっけ?と、表紙をもう一度ガン見するも、そうではないらしい・・・
そしてようやくたどり着いたその先は・・・まさに予想外の驚愕のラストでした。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

我が心の底の光 [ 貫井徳郎 ]
価格:699円(税込、送料無料) (2018/8/14時点)


コメント

雫井脩介 犯人に告ぐ(2)上・下 闇の蜃気楼

2018-08-07 15:09:20 | 本・雑誌・ドラマ
 

検察側の罪人 の映画化で注目されている、雫井脩介さんの 犯人に告ぐ(2)上・下 闇の蜃気楼 を読みました。
こちらは続編らしいので、本当は先に出た作品から読みたかったのですが
前作が売り切れとなっていたので、まずこちらから読むことに・・・

あらすじ・・・・上(「BOOK」データベースより)
神奈川県警がその威信を懸けて解決に導いた「バッドマン事件」から半年
特別捜査官の巻島史彦は、刑事特別捜査隊を指揮し、特殊詐欺集団の摘発に乗り出していた。
そんな中、振り込め詐欺グループに属していた砂山知樹は
指南役の天才詐欺師・淡路からこれまで日本の犯罪史上に類を見ない新たな誘拐計画を持ちかけられる。
標的は横浜の老舗洋菓子メーカー“ミナト堂”。
その“ミナト堂”と知樹には浅からぬ因縁があったー。
2004年のミステリーランキングで軒並み第1位を獲得した警察小説の傑作、待望のシリーズ第二弾!


身代金受け渡しの日時を目前に控え、捜査を指揮する神奈川県警の巻島は、被害者家族と警察の間に言いしれぬ溝を感じ取っていた。
被害者家族の協力のもと捜査態勢を敷く神奈川県警だったが、それを嘲笑うかのように裏では犯人側の真の計画が進行していたー。
姿の見えない犯人を追う警察、巧妙な罠を張り巡らす犯人グループ、子どもの命を救うため葛藤し続ける被害者家族。
三者は互いに牽制し合い、前代未聞の攻防を繰り広げる。
そして迎える結末とは!?ミリオンセラーを記録した警察小説の金字塔、渾身のシリーズ第二弾!

警察側と犯人グループが、二次元で行ったり来たりの上に
登場人物も多く、なかなかのめり込めず、のらりくらり読んでいたのですが
途中からグーンと入り込んで、下巻は数時間で読破!
犯人側もなんとなく憎めないだけに、犯人、警察、被害者家族、三つ巴の心理戦にドキドキが募りました。
結末は付いたものの、まだ続きそうな予感・・・
何冊か読んできた雫井作品ですが、もっともっと極めたいです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

犯人に告ぐ(2) (上) 闇の蜃気楼 [ 雫井脩介 ]
価格:680円(税込、送料無料) (2018/8/7時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

犯人に告ぐ(2) (下) 闇の蜃気楼 [ 雫井脩介 ]
価格:680円(税込、送料無料) (2018/8/7時点)


コメント

東野圭吾 人魚の眠る家

2018-07-21 22:00:26 | 本・雑誌・ドラマ
東野圭吾さんの、最新文庫 人魚の眠る家 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。
そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。
娘がプールで溺れたー。
病院で彼等を待っていたのは、“おそらく脳死”という残酷な現実。
一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。
医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。
狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。

いわゆる脳死状態であろうと判断された娘を、自宅で介護しながら生きながらせるストーリー。
最新の医療機器のおかげで、顔色もよく、筋肉も衰えず、自力で呼吸し
月日が経つにつれ身体は成長を遂げ、傍からは、ただ自然に眠っているようにしか見えない少女。
その肉体は生きているというべきか?医学的にはほぼ死んでいるというべきか?
そうして命を引き延ばす現実は、母親の自己満足に過ぎず、他人から見れば狂気の沙汰に映るのか?
脳死と臓器移植について、あらゆる立場に身を置き換えながら、いろいろと深く考えさせられます。
この先どういう風に進んでいくんだろう?誰からに騙されて陥れられるのでは?
という懸念も抱かせられつつ、結末は思わぬ方向に・・・
先端医療を題材に取り入れた、重たいテーマの作品でありつつも、ほのぼのとした読後感をも抱かせる
おとぎ話のような側面も併せ持った、やさしいストーリーでした。

11月に映画化されるとのことで、是非観てみたい作品です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫) [ 東野圭吾 ]
価格:788円(税込、送料無料) (2018/7/21時点)


コメント