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四番、高橋由伸、走る。

2013-07-04 23:58:49 | 2013年シーズン
一塁ベースを駆け抜けたあと、「あぶねぇ~」 と口が動いたように見えた。
見ているこちら側も、もちろんヨシノブ本人も、ハラハラ、ドキドキ、ハァハァ、セェゼェの6回表だった。

ヨシノブの3打席目、センター前へ抜けるかという当たりを西岡が好守。体勢を崩しながらの送球はやや右にそれ、ファースト新井貴の足がベースから離れた。全力で一塁を駆け抜けたヨシノブ。判定はセーフ。送球が逸れず足が離れていなかったら間一髪アウトだったか、際どいタイミング。

見ているこちらは間一髪アウトかセーフかよりも、癒えたばかりのヨシノブの足に気がいく。
「あっ!」 ちょっとズッコケたように見えた一塁ベース上。
「えっ!? やった!?」 一瞬、ドキっとした。

全力疾走で駆け抜けたスロー映像、ファーストベースに足がついた瞬間、ベースの上でついた足が少し滑っている。ほんの少し体勢を崩したような格好になってベースを駆け抜ける。カメラが捉えたヨシノブの表情はやや眉間にしわを寄せて、その口元の動きは、「あぶねぇ~」 のように見えた。

大丈夫だったか…、本人同様、こちらも胸をなでおろす、ひと安心。

ノーアウト一塁。
バントか…。
村田、頼むから神がかり的な素晴らしいバント決めてくれ、と願うが、カウント・スリーボール・ツーストライク、村田の打った打球は一二塁間を抜けてライト前への緩めのゴロ。またヨシノブ激走。よりによって緩いゴロなもんだからヨシノブは二塁を蹴って三塁へ。

ヨシノブの激走みのってまたもや間一髪セーフ。
スライディング、大丈夫か…。
すぐ顔しかめるからタイプだから、やたら心配になる。
大丈夫そうで、ふたつ目の安心。

ボーカー、頼むから際どい外野フライとかヤメテくれ、ヨシノブが突っ込まざるを得ないような微妙な内野ゴロとかもヤメテくれ、再び願いをかけるが、ボーカーの放った打球は痛烈なライトライナー。一瞬浅いか、と思ったが打球は伸びてライトの今成、少し後退して捕球。セカンド西岡への返球もやや横へ逸れたおかげでヨシノブは余裕を持って生還。

ベンチの原監督も安心した表情でやや苦笑い。
見ているこちらも三回目の安堵を得て苦笑い。
ハアハアしながらベンチのナインとタッチを交わす汗だくのヨシノブ。
それでも大丈夫かと少し心配なままのファン。
四回目の安心は、その回でヨシノブはお役御免、石井と交代でベンチに退いた。
ケガから復帰したばかり、四番という責任、飛ばさず、無理をせずを願う。
ケガに祟られさせしなければ、成績は必ず残る。

四番、ヨシノブ。
ご苦労様でした。
このまま大事に、あと5年はやって欲しい。
誰がなんと言おうと、このままでいい。
これ以上でも、これ以下でもなく、
ヨシノブのペースが、すべてである。


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