朝食後の茶碗類を洗ってひと段落すると胡坐を書いて新聞を広げる。 嫌なニュースはパスして面白そうな記事を選んでゆったりとしたひと時を過ごす事にしてる。
新聞は読んでしまえば古新聞になり溜まると資源ごみ置き場に行く事になる。 昔は物を包んだり焚き付けにしたりと利用価値が高かったけど時代が変わってそんな用途は無くなってしまった。
そんな訳で古新聞の溜まるのは早くなり頃合をみて束ねヒモで結わく事になるけど慣れないと結構重くて持ち上げるとズレてしまう、そこで十文字に結わいていたものだ。 そんなある時廃品回収のオヤジが縛ってるところを盗み見してコツを掴んだ。
「桂 文楽」写真集から描きました
古新聞を束ねて揃えたら100円均一で買ったビニールのヒモを二重に廻してシッカリ締め上げた後に一端を側面のヒモに掛けて引っ張り上げると強く締り放しても解けない、そこで片蝶結びで縛る と云う方法。 この一文字の縛りに指を引っ掛け家から離れたゴミ置き場まで運んでるけどズリ落ちるとかの事故は皆無でありプロのやり方と自負してる。
資源ごみ置き場の古新聞は大体が十文字に結わかれていて皆さん丁寧にやられてるみたいだけど いいやり方があるんだけどねと 見るたびに思う次第である。