2月25日(SAT)
暦の上では春と言ってもまだまだ寒さが続く。 薪ストーバーにとっては 楽しみが続いている “ 弥生 ” 間近な今日この頃だ。
そんな中、嫁いで3シーズン目になる薪ストーブのメンテナンス依頼が入った。
とある公共施設へ設置した薪ストーブ “ ヨツール F3 ” の二次燃焼用エアディストリビューターが変形したらしい。
昨年のアフター訪問時には気付かなかったのだが・・・。
状況を確認すると壊れたのでは無く、・・・ 正確には壊した! と言うべき無残な F3 がそこにあった。
その姿を見て唖然とした。 「可哀想に・・・」の一言だ。
薪ストーブの温度管理をする目安となる サーモメーターも振り切れて壊れていた。
自動車のエンジン回転計(タコメーター)をレッドゾーンに入れ毎回それを振り切って走っていると当然エンジンが壊れる!
ひいひい音を上げている馬を引っ叩きまだかまだかと走らせると最後はどうなるだろう!
温度管理のサーモメーターが壊れてしまってからこの “F3” はどんな扱い方をされていたのだろうか?
当初、施設管理の皆さんに取り扱いのイロハから説明していたにもかかわらずこんな悲しい事に・・・なぜ?
聴くと薪ストーブの周辺には施設管理者以外の取り扱いを禁じた表示をしているにもかかわらず 「部外者」 が勝手にドンドン薪を投じていたと言う。
幸い良質な鋳物を使用した丈夫なヨツール社の薪ストーブだから辛うじて炉内のパーツだけの損傷で済んでいるがどちらにしても愛情の無い取扱いに激怒したくなる出来事だ。
DW社製薪ストーブの症状はケーシング(ストーブ本体)にヒビが入り割れる。 屋内で使用する火を炊く器が壊れると・・・怖い!
いろいろな御縁で嫁いで入く 薪ストーブ達。
キチンとした取扱いと、嫁ぎ先も嫁がせ先もいつまでも愛情を持って接して欲しいと願うばかりだ。
「今日もお疲れ様!」
じゃ Mr.Gnome
広島・山口・島根 薪ストーブ施工歴20年の実績で安全・快適をアドバイスします。
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