Good evening, everyone. How's it going? Today's story is the last one about my first experience staying in America. This time, my problem was about my English pronunciation. Enjoy! Nao
☆夢のハワイへ (No.4)/マクドナルドでハンバーガーが買えない…?
始めてのハワイ、アメリカ。3日目。英語が…あのやたらと早い英語がわかなない。テレビを見ても、なんとなくしかわからない。「なんでやろ?」いくら考えても結論は出ない。そこで僕は気分を変えるためにワイキキビーチへ行くことにしました。カラカウワアベニューはどこへ行ってもカップルが多いのなんのって。「まあ、ハワイはハネムーンのメッカだもんな。でも僕のハワイは英語の勉強場所!」と悟りながらも、なんかうらやましい…。誰にというわけではないですが、ジェラシー(jealousy)を感じながらのお散歩となりました(so sad…)。
お昼近くなってお腹がへった僕は、この間のレストランでのへまがトラウマ(traumatic experience)となったため、今日は絶対安全なファーストフードの店、そう、McDonald's (マクドナルド)に行くことにしました。ここなら絶対にミスはしませんよね(^^)。だって、注文は立ってするし、それを受ける人も目の前。そして、何よりも注文するのはハンバーガーですからね。失敗のしようがありません。しばらくしてあの派手なマークを見つけた僕は、店に入りました。結構人が多く、しばらく待った後、やっと僕の順番が来ました。
Salesperson: Next please. May I help you?
Nao: Yes, please. I will have one hanbaagaa(ハンバーガー), please.
Salesperson: What?
Nao: (ん、聞こえないのかな?)あ~、 hanbaagaa(ハンバーガー), please.
Salesperson: Excuse me?
Nao:(ちょっと待てよ。わかんないの?じゃあ、大きい声で)Hanbaagaa(ハンバーガー)! please.
Salesperson: Ah, what d'you (do you) want?(後ろの方を向いて) I don't know what he's talking about. (指でカウンターをたたき始めて)He's just speaking jibberish.(この人、何かちんぷんかんぷんなこと言ってるんだけど)
Nao: (なんでやねん。なんでわからへんの、この子。ここで売ってるのはハンバーガーだけでしょ!)Okay, ah, ah,(いかん、後ろがざわめいてきた。どうしょ?冷や汗出て来た。あ、発音か?もっと英語らしく、ゆっくりやればいいんちゃうかな?)あ~、One ham-bur-ger, please.
Salesperson: All right.(横を向いて)One hamburger, please.(そして僕の方を見て)Anything to drink?
Nao: (あ、通じた!よかった~)あ~Coca-cola, please.
Salesperson: Huh? Oh, one coke. Okay. What size d'you want?
Nao: (え、サイズ?普通でいいけど…)Regular.
Salesperson: Okay. Regular size coke. What about fries?
Nao: Fries?
Salesperson: French fries.
Nao: (フライド…)Patato?
Salesperson: (少し笑いながら)Yeah, French fries are potatoes.
Nao: (なんかいやな感じやな~)Yes, please.
Salesperson: What size? Small, medium, large, or super large?
Nao: (な、何?早くてわからへん)What?
Salesperson: What's the size of your fries?
Nao: (サイズやろ、わかってるわ。あ、あそこ見たら書いてるやん。)え~、Large, please.
Salesperson: Do you need ketchup?
Nao: (今度は何やの?ケチャ…あ、ケチャップね)Yes, please.
Sales Person: How many?
Nao; (何が?え、ケチャップ?)え~Many.
Salesperson: Alright.(ケチャップの小袋をカウンターの下からわしづかみしてカウンターの上にぞんざいに置くと)Just a moment, please.(そして、全部の商品を例のマックの袋に入れて)Three seventy-nine, please.
Nao: (何?3ドル79セント?小銭あるけど、これ、何が何やさっぱりわからへん。あ、そうだ)Ten dollar bill, okay?
Salesperson: Sure thing. Here's your change. 4, 5, 6, 7, 8, 9, and 21 cents. Thank you. Next, please!
Nao: (6ドル21セントでしょ、おつり。引き算したら終わりやん。なに、あの数え方?ま、いっか。あ~、やっと買えた。しんどかった~!)
どうですか、僕の始めての買い物。なぜハンバーガーをハンバーガーショップに行って買おうとして、僕の英語が通じなかったのか?そう、発音ですよね。英語らしい、少なくとも相手に通じる英語の発音が出来てなかったからです。日本人が日本語的感覚で英音を作ろうとすると、英語にはない、いろいろな音が相手に聞こえるため、聞いてる人は混乱してわからなくなるんです。なので、しっかり英語のリズムで、アルファベットをしつこいぐらいに発音する練習、そして、音読を必ず英語学習メニューの一つに加えてくださいね。でも、とりあえずは簡単な方法として、どんなに鳥肌に出ようが、あるいは、その場にいる日本人にいやみな英語と思われようが、英語らしい発音をすることです。英語らしい発音=通じる英語と思ってください。
さて、アメリカへ来て間もない僕に、もう一度発音に係る試練がありました。今度は泊まっているホテルの地下のバーでのこと。何かの本で読んだハワイ名産のカクテル、あの赤いマイタイを飲もうとカウンターに座った時のことです。
Bartender: May I help you, sir?
Nao: Yes. mai tai(ラム酒をベースにオレンジキュラソー、ライムジュースで作るカクテル), please.
Bartender: Ah, yes? What d'you (did you) say?
Nao: (ん、またかよ。いかん、落ちつけ)あ~mai tai, please.
Bartender: Sorry, sir. What d'you want, again?
Nao: (そうだ。こんな近いんやから、大きい声を出せばわかるはずや)ん!Mai tai, please.(どう、これで?)
Bartender: Well, sorry…
(その時、僕の後ろの方から誰かが早口で、でも、どちらかというと、小さな声で…)
Guest X: Mai tai, please.
Bartender: Sure. One glass, or two?
Nao: (おいおい。なんであんな小さな声で、しかも後ろの方から言ってるのに通じるわけ?僕はこんな近い距離で、しかも、大きな声で言ってるのに通じないのよ。何で?)
Bartender: (僕の方を再び見て)Ah, what kind of drink do you want?
Nao: Same as the one just ordered…(あ~、情けない!でも、飲みたいしね)
どうして僕の英語が通じなかったか?それは、mの発音ですよね。上唇と下唇を一回しっかりつけて、そして、離す(その時お腹からの息を、いっきに前に出す)、(エッ)ム!のムにあたる子音がはっきり発音されていなかったのが原因です。日本人には難しい音ですからね。特に、その当時の僕にとってはね。
さて、その夜はすっかり酔ってしまい、部屋に帰るとすぐに気分が悪くなり、ベッドの上に仰向けにバタリ!回る天井を見ながら思いました。「あ~あ。英語、これから出来るようになるのかな~?ダメなんちゃうかな~」ひたすら落ち込むばかりの夜が、わけのわからないテレビの音とともにゆっくりと過ぎてゆき、ふと気づけば、いつの間にかホノルルの朝の陽光に照らされた向かいのビルがまぶしく光っていました。「よし!また挑戦や!」新しい日がまた始まりました。「英語、頑張ろ!」
(The End of the Story)
☆夢のハワイへ (No.4)/マクドナルドでハンバーガーが買えない…?
始めてのハワイ、アメリカ。3日目。英語が…あのやたらと早い英語がわかなない。テレビを見ても、なんとなくしかわからない。「なんでやろ?」いくら考えても結論は出ない。そこで僕は気分を変えるためにワイキキビーチへ行くことにしました。カラカウワアベニューはどこへ行ってもカップルが多いのなんのって。「まあ、ハワイはハネムーンのメッカだもんな。でも僕のハワイは英語の勉強場所!」と悟りながらも、なんかうらやましい…。誰にというわけではないですが、ジェラシー(jealousy)を感じながらのお散歩となりました(so sad…)。
お昼近くなってお腹がへった僕は、この間のレストランでのへまがトラウマ(traumatic experience)となったため、今日は絶対安全なファーストフードの店、そう、McDonald's (マクドナルド)に行くことにしました。ここなら絶対にミスはしませんよね(^^)。だって、注文は立ってするし、それを受ける人も目の前。そして、何よりも注文するのはハンバーガーですからね。失敗のしようがありません。しばらくしてあの派手なマークを見つけた僕は、店に入りました。結構人が多く、しばらく待った後、やっと僕の順番が来ました。
Salesperson: Next please. May I help you?
Nao: Yes, please. I will have one hanbaagaa(ハンバーガー), please.
Salesperson: What?
Nao: (ん、聞こえないのかな?)あ~、 hanbaagaa(ハンバーガー), please.
Salesperson: Excuse me?
Nao:(ちょっと待てよ。わかんないの?じゃあ、大きい声で)Hanbaagaa(ハンバーガー)! please.
Salesperson: Ah, what d'you (do you) want?(後ろの方を向いて) I don't know what he's talking about. (指でカウンターをたたき始めて)He's just speaking jibberish.(この人、何かちんぷんかんぷんなこと言ってるんだけど)
Nao: (なんでやねん。なんでわからへんの、この子。ここで売ってるのはハンバーガーだけでしょ!)Okay, ah, ah,(いかん、後ろがざわめいてきた。どうしょ?冷や汗出て来た。あ、発音か?もっと英語らしく、ゆっくりやればいいんちゃうかな?)あ~、One ham-bur-ger, please.
Salesperson: All right.(横を向いて)One hamburger, please.(そして僕の方を見て)Anything to drink?
Nao: (あ、通じた!よかった~)あ~Coca-cola, please.
Salesperson: Huh? Oh, one coke. Okay. What size d'you want?
Nao: (え、サイズ?普通でいいけど…)Regular.
Salesperson: Okay. Regular size coke. What about fries?
Nao: Fries?
Salesperson: French fries.
Nao: (フライド…)Patato?
Salesperson: (少し笑いながら)Yeah, French fries are potatoes.
Nao: (なんかいやな感じやな~)Yes, please.
Salesperson: What size? Small, medium, large, or super large?
Nao: (な、何?早くてわからへん)What?
Salesperson: What's the size of your fries?
Nao: (サイズやろ、わかってるわ。あ、あそこ見たら書いてるやん。)え~、Large, please.
Salesperson: Do you need ketchup?
Nao: (今度は何やの?ケチャ…あ、ケチャップね)Yes, please.
Sales Person: How many?
Nao; (何が?え、ケチャップ?)え~Many.
Salesperson: Alright.(ケチャップの小袋をカウンターの下からわしづかみしてカウンターの上にぞんざいに置くと)Just a moment, please.(そして、全部の商品を例のマックの袋に入れて)Three seventy-nine, please.
Nao: (何?3ドル79セント?小銭あるけど、これ、何が何やさっぱりわからへん。あ、そうだ)Ten dollar bill, okay?
Salesperson: Sure thing. Here's your change. 4, 5, 6, 7, 8, 9, and 21 cents. Thank you. Next, please!
Nao: (6ドル21セントでしょ、おつり。引き算したら終わりやん。なに、あの数え方?ま、いっか。あ~、やっと買えた。しんどかった~!)
どうですか、僕の始めての買い物。なぜハンバーガーをハンバーガーショップに行って買おうとして、僕の英語が通じなかったのか?そう、発音ですよね。英語らしい、少なくとも相手に通じる英語の発音が出来てなかったからです。日本人が日本語的感覚で英音を作ろうとすると、英語にはない、いろいろな音が相手に聞こえるため、聞いてる人は混乱してわからなくなるんです。なので、しっかり英語のリズムで、アルファベットをしつこいぐらいに発音する練習、そして、音読を必ず英語学習メニューの一つに加えてくださいね。でも、とりあえずは簡単な方法として、どんなに鳥肌に出ようが、あるいは、その場にいる日本人にいやみな英語と思われようが、英語らしい発音をすることです。英語らしい発音=通じる英語と思ってください。
さて、アメリカへ来て間もない僕に、もう一度発音に係る試練がありました。今度は泊まっているホテルの地下のバーでのこと。何かの本で読んだハワイ名産のカクテル、あの赤いマイタイを飲もうとカウンターに座った時のことです。
Bartender: May I help you, sir?
Nao: Yes. mai tai(ラム酒をベースにオレンジキュラソー、ライムジュースで作るカクテル), please.
Bartender: Ah, yes? What d'you (did you) say?
Nao: (ん、またかよ。いかん、落ちつけ)あ~mai tai, please.
Bartender: Sorry, sir. What d'you want, again?
Nao: (そうだ。こんな近いんやから、大きい声を出せばわかるはずや)ん!Mai tai, please.(どう、これで?)
Bartender: Well, sorry…
(その時、僕の後ろの方から誰かが早口で、でも、どちらかというと、小さな声で…)
Guest X: Mai tai, please.
Bartender: Sure. One glass, or two?
Nao: (おいおい。なんであんな小さな声で、しかも後ろの方から言ってるのに通じるわけ?僕はこんな近い距離で、しかも、大きな声で言ってるのに通じないのよ。何で?)
Bartender: (僕の方を再び見て)Ah, what kind of drink do you want?
Nao: Same as the one just ordered…(あ~、情けない!でも、飲みたいしね)
どうして僕の英語が通じなかったか?それは、mの発音ですよね。上唇と下唇を一回しっかりつけて、そして、離す(その時お腹からの息を、いっきに前に出す)、(エッ)ム!のムにあたる子音がはっきり発音されていなかったのが原因です。日本人には難しい音ですからね。特に、その当時の僕にとってはね。
さて、その夜はすっかり酔ってしまい、部屋に帰るとすぐに気分が悪くなり、ベッドの上に仰向けにバタリ!回る天井を見ながら思いました。「あ~あ。英語、これから出来るようになるのかな~?ダメなんちゃうかな~」ひたすら落ち込むばかりの夜が、わけのわからないテレビの音とともにゆっくりと過ぎてゆき、ふと気づけば、いつの間にかホノルルの朝の陽光に照らされた向かいのビルがまぶしく光っていました。「よし!また挑戦や!」新しい日がまた始まりました。「英語、頑張ろ!」
(The End of the Story)