税理士の戯言

大阪市中央区の税理士法人代表ブログです

2014年暮れに思う

2014年12月31日 | コラム

2014年皆さんはどんな年でしたか?

今年の漢字は、「税」でした。

実に17年ぶりの消費税の増税です。
平成元年に3%から始まって、
平成9年に5%に増税され、今回の8%です

円安を受けて、輸出企業中心に大企業の業績が改善、
過去最高益を更新し法人税収が予算より増加する中での消費税の税率アップ。

個人的には、高齢化社会が進む日本で、所得税、法人税といった
利益課税依存から、間接税への移行はやむを得ないと思っています。

しかし、「入り」(歳入)よりも大事なのは「出」(歳出)です。
大分前のブログに書きましたが、
日本航空の再建に尽力された京セラの名誉会長稲盛さんが
就任会見でも、次のようにおっしゃってます。
 「企業経営の原点は、『入るを量って、出ずるを制する』
収入を増やして費用を減らすことが原点。」

家計も、企業も、そして国も同じです。

わが国には、今の日本よりはるかに借金比率が多かった、
江戸時代中期の米沢藩の窮乏を救った、上杉鷹山
幕末の松山藩の財政再建を成功させた、山田方谷
といったすぐれた先人がいます。

政治家にも、財務省にも安易に消費税をあげるだけでなく、
知恵を絞り、出ずるを制して財政再建に取り組んで欲しいものです。












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