久間発言について覚え書き

2007年07月01日 | Weblog
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久間防衛相(衆院長崎2区)は30日、千葉県柏市の麗沢大学で講演し、1945年8月に米軍が日本に原爆を投下したことについて「原爆を落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今、しょうがないなと思っている」と述べた。原爆投下を正当化する発言とも受け取られかねず、野党が久間氏の罷免を求める動きを見せるなど波紋が広がっている。(2007年06月30日22時23分 asahi.comより)

久間発言の一部

・・・長崎に落とせば日本も降参するだろう、そうしたらソ連の参戦を止められるということだった。

秦郁彦・日大講師の発言(保守系)

・・・米国の原爆投下が旧ソ連の参戦を食い止めるためだった側面があるとの久間氏の指摘は歴史的事実とはちがう。・・・

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麗澤大学について

関連団体

モラロジー研究所
柏インターネットユニオン(KIU)
麗澤海外開発協会        (Wikipediaより)

モラロジー研究所とは・・・

真の政治家として岸を紹介したのは、自由主義史観研究会理事上原卓氏。
元教員のこの人の本は、モラロジー研究所(広池学園事業部)から刊行されています。
広池学園とは正しくは学校法人廣池学園といい、幼稚園から大学までを擁した総合学園で、おまけにゴルフ場まで経営。
学校名は麗澤。「道徳科学『モラロジー』に基づく知徳一体の教育」を基本理念とする、と謳われています。学園のあゆみを見れば、昭和10年に道徳科学専攻塾としてスタートしたということで、モラロジー研究所の由来が分かります。
やっぱり、倫理とか道徳を言いつのるところには、なにやら危険な匂いが。
怖いもの見たさでサイトを覗いてしまいましたが、リンクはしません。そんな気にはなりません。『新しい私を育てる』なんて言われたら、逃げて帰ります。
「 豊かな時代なのに、充実感が持てない。人間関係や自己不信に悩んでいる…。自分にとって大切な価値を見つけるには…。実りのある人間関係を、自分から積極的に築き上げましょう」と囁いてくるのですから。
これが歴史修正主義を受け入れる心でしょうか。 (とむ丸の夢さんより)